ほしぞloveログ

天体観測始めました。

2017年06月

木星撮影の仕上げです。WinJUPOSに挑戦してみました。ちょっと癖のあるソフトなのですが、効果は絶大です。結果をまず載せます。

2017-06-04-1242_6-RGB_j_p_fine

富山県富山市下大久保 2017/6/4 21:36:31
C8 + Explore Scientific x5 barlow lense + ZWO ASI224MC + Advanced VX 
F50, Shutter 10.00-20ms, 79-49fps, gain 409-460, 20000/40000 frames


WinJUPOSでのDe-rotationのおかげで前回より明らかに解像度が増しています。処理したファイルは前回処理したときの記事と同じ6月4日に撮影したもので、その日は計5つの動画ファイルを撮影して、そのうちの4つが5倍バロー、一つが3倍バローです。前回の記事では3倍バローの800x600pixelものをdrizzleで3倍の解像度にしましたが、今回は5倍バローの1024x768pixelのものをちょと無理をしてdrizzleで3倍の解像度にしてから処理しています。さすがに1024x768のdrizzle3倍はスタック時に結構時間を食いましたが、それでも一つ20分くらいでしょうか。

4つのファイルの内訳は
  1. 10ms, 79fps, gain460, 10000frame
  2. 20ms, 49fps, gain409, 10000frame
  3. 20ms, 49fps, gain409, 10000frame
  4. 20ms, 49fps, gain410, 10000frame
となります。それぞれAutostakkert3でスタックし、RegistaxでWavelet変換をします。画像が大きすぎて、全部の画面を一度に処理しようとすると時間がかかりすぎるので、一部のエリアに処理を制限して、最後に「Do All」全画面を処理します。一部しか画面が見えないので、Waveletのパラメーターは相当慣れてからでないとうまくいかないと思います。小さい画像でかなり練習してから、大きな画像に挑戦したほうがいいでしょう。今回のパラメータは

capture


の様にしました。drizzleで3倍の解像度にしているので、空間周波数で5段階目くらいまで有効に使えています。数字の小さい、周波数の高いところほど大きく強調して、かつDenoiseでノイズを除去しているのがわかると思います。前にも書きましたが、Previewを押してどのくらいの解像度に効いているか見ながら、どの周波数を強調したいかを意識していじるといいと思います。

パラメータはセーブできるので、拡張子.rwvで保存すると同じパラメータで何度も処理を繰り返すことができます。最初拡張子がわからず、セーブしたファイルが読めなかったのですが、拡張子をきちんと指定することでロード時に読み込むことができるようになりました。4つのスタック画像を全てRegistaxで処理して、WinJUPOSに移ります。

WinJUPOSはちょっと癖のあるソフトです。今回使ったバージョンは10.3.5です。
  1. 起動時にJupitarを選んでから、まずファイルを「Recording」メニューの「Image measurement」を押して、でて来た画面の「Open Image」で開きます。
  2. 画像が表示されたら「Adj.」タブを押して「Zoom」で木星全体が表示されるように調整します。
  3. 木星画像のところで右クリックをして、「Automatic detection of outline frame」を押します。
  4. すると白いサークルが画像の木星にフィットするかと思います。Nの位置が上下逆だとうまくフィットできないことがあるので、その場合は「N」キーと「P」キーでNの位置を下にしたりします。その際コントロールキーを押すと大きく動きます。サークルの位置はカーソルで移動できますが、基本的に使うことはないでしょう。こちらもコントロールキーで大きく動きます。
  5. 回転方向も含めてうまくフィットできたら「Imag.」タブを押して「Save」で.imsファイルとして保存します。
  6. これを全ての(今回は4枚)の画像について同じことをします。
  7. 次に「Tools」タブの「De-rotation of images」を選び、右上の「Edit」ボタンを押し「Add」で先ほど作った.imsファイルを順次加えていきます。
  8. その後「Compile image」を押してしばらく待つと木星の自転を補正してスタックした画像が出来上がります。

その後、Photoshopなどで調節し完成です。

WinJUPOSの効果は結構強力で、長い露出時間の画像をスタックしたことに相当するので、よりノイズが少なくなり、解像度も増したというわけです。







 

6月4日、家族で外でバーベキューをした後、とても天気が良かったのと、月が明るいので星雲は諦め、先週に引き続き再度C8とASI224MCで木星撮影に挑戦しました。最初に結果を載せます。

2017-06-04-1252_7-RGB-Jup_lapl4_ap28_Drizzle30_w_p_cut


富山県富山市下大久保 2017/6/4 21:53:20
C8 + Explore Scientific x3 barlow lense + ZWO ASI224MC + Advanced VX 
F30, Shutter 10.00ms, 99fps, gain 401/600, 2500/5000 frames

何本か撮影したものの一本を処理したものですが、前回のものよりかなり良くなっているのがわかると思います。


撮影に関して前回と違う点は
  • ずっと前に胎内星まつりで買ったZWO社製のIRカットフィルターを入れた。
  • FireCaptureの「Control」タブの「More」を開けてRedとBlueのを調整してホワイトバランスを取った。また、Brightnessが240だったので100にした。(どうもSharpCapの設定が残っていたみたいです。)
  • 前回間違えてAVI形式にしたのをSER形式にした。(ビット指定はないのだろうか?)
  • Gamma補正をオフにした。
  • 5倍のバローで1024x768に加えて、3倍のバローで800x600でも撮ってみた。
  • 800x600の動画を、Drizzleの3.0Xにして解像度を増やした。(Registaxでより細かく空間周波数を扱えるので、1024x768でDrizzle無しよりいい結果だった。1024x768でDrizzleの3.0Xはかなり重いので次回の課題。)
  • なにより、シーイングが前回よりもかなりいいと思われる。

その時の動画がこれです。前回の動画よりもはるかにましになっています。南天に近い位置で撮影したため結局ADCは使っていません。



その後画像処理をしたものが上の最初の写真になります。

ここで一つ疑問が湧きました。画像にした時の木星の向きがよくわかりません。実際には木星の縞が水平になるようにカメラの向きを変えて撮影していますが、画像処理の段階で180度回転させました。これは他の方の木星の画像を参考にしたのですが、なぜこの向きがいいのかがまだ理解できていません。確か木星の北極が上とかなんとかという記事を以前どこかで見たことがある気がしますが、多分そのような理由なのでしょう。あとで調べてみます。


さて、次の課題ですが、
  • WinJUPOSでDe-rotationを試す。(後日、De-rotationまで試しました。)
  • 是非とも大赤斑の見える時間をねらって撮ってみたい。
  • 5倍バローの1024x768撮影でDrizzleの3.0Xを試す。
  • L画像のためにASI290MMを買うか?
といったところでしょうか。 ASI224MCの限界に達していそうならばできればASI290MMを試してみたいですが、予算を出せるかが悩みどころです。

 

6月3日、飛騨コスモス天文台で今年初めての観望会が開かれ、私と子供二人 (中一の娘: Natsuと小五の息子: Suke)で参加しました。昨年(1回目2回目)に引き続き、今回で3回目の参加になります。妻は迷っていましたが寒いのが嫌みたいで、結局家でお留守番です。

この日は夕方5時半頃自宅を出発し、神岡町のいつも行く「もりのや」というところで6時半くらいから夕食を取りました。子供たちは飛騨牛カレー。 Sukeは贅沢に250円もアップしてソーセージトッピング付きです。わたしはとんちゃん定食。美味しかったです。

19時過ぎ数河高原に向け出発です。神岡町からは15分くらいでしょうか、19時半前には到着しましたが、空はあいにくの全面曇り。しかも外に出るととても寒いです。とりあえず暖かいところへ行こうとドームを覗くと代表のYさんはじめ、すでに6人のいつものメンバーが来ていました 。我々3人と、途中さらに前回会ったS君一家3人加わって計12人で、中は所狭しです。今回子供が多かったのも特徴です。小さい子順に、小学2年生のYちゃん、毎回来ている4年生のKちゃん、うちの5年生Suke、同じくうちの中1のNatsu、前回も来ていた中3のS君(Yちゃんのお兄ちゃんです)、高1のSちゃん(Kちゃんのお姉さん)。みんな星が好きな子ばかりです。

到着した直後に雨が降ってきて、今日はもうダメかなとも思っていたのですが、天気予報では晴れと出ていたのでそのうち晴れるだろうと、まったりムードでドームの中で天文談義に花を咲かせました。前回来たのがが昨年11月だったので、それ以降撮った写真なども含めて、このブログを紹介したり、前回訪問時のブログの記事を読み上げたりと、結構盛り上がっていました。

そんなこんなで、だんだん空も晴れて来たので、外に出ました。ここに来るときはたとえ最初天気が悪くても毎回すぐに天気が回復します。相性がいい場所なのでしょうか。

kanbo


この日は上限過ぎの月なので、空が明るく星雲などは諦め、月と木星と星座を楽しみました。下のSukeはすかさずSCOPETECHを持ち出しセットアップしています。私が外に出た時にはすでに月の導入済みでした。この足の速さは経緯台と二つ穴ファインダーならではだと思います。今回SCOPETECHでは木星も導入し、縞と衛星がすごくはっきりと見えました。SCOPETECH侮るべからずです。

IMG_1964a


 今回の主役はS君でしょう。以前譲ったミザールが日野金属産業時代の屈折型のNewアポロ型に加え、最近同じく日野金属時代の反射型を手に入れたとのことで、クラシック望遠鏡を2台並べての豪華な観望会です。反射の方の型式は確認できませんでしたが、口径は13cmくらいでしょうか、鏡筒の長さは1m程度でした。時間があればもっとゆっくり調べてみたいと思いました。

S君が反射型のファインダーの調整の仕方がわからないというので、少し手伝いました。ファインダーは豪華に前後にそれぞれ3点支持のネジがついています。前の方は動かさなくていいので、後ろだけで調節すればいいよとか言っていたのですが、どうやら2段ネジの構造がわからなかったみたいです。ファインダー表面に近い側のネジはこれ以上緩んだりしまったりしないための固定ネジで、調節するときは固定ネジを緩めればいいということを理解した後は他に何も言う必要がなく、S君自身で一人で調整をやっていました。なんでも自分でやろうという姿勢は素晴らしいと思います。S君は下のSukeにも赤道儀のことを説明してくれたり、色々面倒をみてくれるので助かります。

同じように、Yさんがメインのドームの赤道儀を動かすステラナビゲータが調子が悪いというので、見てみました。一つ目は立ち上げ時にステラナビゲータ内で見ている方向が地面の方向だったことと、立ち上げた時間がまだ明るい時分で、そこから現在時刻まで進んでいなかったために星が表示されなかったことです。二つ目が、少し厄介だったのですが、赤道儀と接続したら画面がロックされてしまうという現象です。これは結局何が原因かわからなかったのですが、望遠鏡との接続を切断するとロックは外れるので、何か制限がかかっていると思い、画面操作を色々やっていたらロックが外れました。でもロックが再現できなかったので、仕様なのかバグなのかわわからずじまいでした。S君はこの時も色々手伝ってくれて、しかも的確なアドバイスもしてくれるので、将来本当に楽しみな子です。全部解決したところを見計らって、再度一から立ち上げて、同期、導入と成功したので、多分これからも大丈夫でしょう。Yさんには毎回お世話になっているので、これくらいのトラブルシューティングで貢献できるのなら喜んでお手伝いしたいです。

再び外に出ました。月明かりがあってもWideBino28を使うと広角で暗い星まで見えて星座観察が星座の形まで含めてよくできます。12倍の双眼鏡での木星観察でも衛星まで見ることができました。同じく土星も12倍の双眼鏡で見たのですが、耳がついているような形まではわかりましたが、輪っかには見えませんでした。

22時頃からは雲がほとんどなくなり、地平線の方まで透き通った素晴らしい空になりました。さそり座が綺麗に見えていました。今回はあまり本格的な機材は出しませんでしたが、反射1台、屈折2台、双眼鏡3台と、それでも十分楽しめる観望会でした。むしろ簡単に操作できるものばかりで、たとえ小さい子でもそれぞれ自分で操作できるのがこういった観望会の魅力なのかと思います。

ところが空が一番綺麗なときには、寒いせいか子供達はドームの中で、大騒ぎの声が外に漏れて来ていました。あとで聞いたらクイズ大会ですごく盛り上がっていたそうです。こういった夜の盛り上がりも観望会の楽しみの一つなのだと思います。


あと、大人は今回撮影は全然していなかったのですが、Natsuがいつのまにか一人で撮影をしていました。愛機EOS X7です。最初の観望会風景もそうですし、ちょっとピンボケですが下の北東の空もそうです。ペガサスと白鳥が見えかけています。最近娘が一人で撮影することが多くなってきました。このまま放っておいたほうが勝手に成長してくれそうです。

IMG_6827


23時頃解散し、帰りの道路でみた温度表示はなんと5℃、寒いはずでした。子供二人はすぐに夢の中。朝起きて聞いたら二人ともとても楽しかったそうで、次回も是非参加したいとのことでした。Yさん、今回もとても楽しい時間をありがとうございました。

 

先日の木星撮影の前に三日月が綺麗だったので少しだけ撮影しました。写真では暗いですが、夏至前の日が長い時期で、まだ一番星が見え始めたくらいの、明るい時間帯です

PREVIEW_20170529-19h31m13s936ms


富山県富山市下大久保 2017/5/25 19:31:33 月齢3.3日
FS-60CB, EOS 60Dによる直焦点撮影 ISO100 1/10秒, JPEG無加工



少し明るく撮影し加工すると、地球照が見えます。

MOON_LIGHT_Tv10s_100iso_+32c_20170529-19h35m10s790ms_cut

富山県富山市下大久保 2017/5/25 19:35:37 月齢3.3日
FS-60CB, EOS 60Dによる直焦点撮影 ISO100 10秒, RAW画像をPhotoshopで加工

 

 

先日撮影した木星の画像処理をしてみました。まずは結果の写真です。惑星撮影は久しぶりでいろいろ戸惑うところもあり、まだまだ全然解像度が足りませんが、それでも(下のビデオを見てもらうとわかると思いますが)よくこのシーイングの悪さでここまで出たなというのが正直な感想です。スタックとWavelet変換恐るべしです。ちなみに去年EOSX7で拡大撮影で頑張って撮影したのがこちら。これ以降木星を撮る機会がなかったのですが、一年たってさすがにかなり進歩しました。


Jup_221451_lapl6_ap60_w_p_s

富山県富山市下大久保 2017/5/29 22:13:48
C8 + Explore Scientific 5x forcal extender + ZWO ASI224MC + Advanced VX
F50, Shutter 25.00ms, 40fps, gain 450/600, 2500/5000 frames



まず、撮影した動画で、一番ましだったものを載せておきます。アップロードしたファイルは圧縮してあり、2分撮ったうちの最初の5秒分ですので、そのままのクオリティーではないですが、ぱっと見の見栄えは元のファイルとほぼ同じ印象です。これくらいシーイングが悪かったということです。


FPSは20から80まで、Gainは350から500くらいまで、計8種類くらいの動画ファイルを撮影して試したのですが、結局使ったのはShutter25ms、Gain450、40FPSでトータル5000フレームのファイルでした。これはFPSが高すぎると画面が揺れすぎるのと、同じコマ数だとトータルの撮影時間が短くなること、ゲインが低くて暗いよりも多少ノイズが入ってもゲインを上げて明るくしたほうがいいという傾向が見られたからです。画面サイズは1024x768ですが、これはC8のF10(f2000mm)に5倍のバローなのでF50になってしまい、結局このサイズになってしまいました。気にしていなかったのですが、履歴を見るとGammaが20入ってしまっていたみたいです。これはオフにしてもいいみたいです。あと、IRカットフィルターが入っていないため赤が出すぎてしまっています。


画像処理に関しても昨年記事にはしていなくて、結構いろいろ思い出しながら進めたの、メモがわりに書いておこうと思います。


Autostakkert3

動画をスタックするのに使います。64bit版のベータ版の3.0.14を使いました。基本的にはほとんどデフォルトでしか使っていません。
  1. 「1)  Open」で動画ファイルを開きます。FireCaptureで録画したファイルならそのまま開けるはずです。
  2. 「Planet」を選択、「Dynamic Background」はチェック、「Lappace」はチェック、「Noise Robust」はシンチレーションが悪かったので4から6にしました。 これで「2) Analysis」を押します。
  3. 「Double Stack Reference」はチェックしませんでしたが、時間を気にしないならチェックしたほうがいいかもしれません。「Auto size」はチェック、「TIFF」を選んで、「Frame percentage to stack」に50といれいい方から50%をスタック。これは悪いのは思い切って切ったほうがいい結果が得られるということからこれくらいにしました。「Normarized Stack」と「Sharpened」は後でRegistaxで処理するのでチェックなし、「RGB Align」は後でも処理できるのですが、面倒なのでここでチェック。「Dizzle」は一度3倍を試しましたが、時間がかなりかかるのでそのままOffです。Windowを移って、「AP Size」を104として、「Place AP grid」を押します。 あとは「3) Stack」を押すだけです。
  4. AS_P50とかいうフォルダができていて、その中にTIFFファイルができるので、それを Rregistaxで読み込みます。
出来上がったTIFFファイルをJPEGにしたものです。スタックした直後はこんな風にボケボケに見えます。

Jup_221451_lapl6_ap60



Registax

もう長い間バージョンアップしていないみたいです。アップデートは2011年から止まっていての、6.1.0.8が最新のようです。
  • Registaxを立ち上げたら、Autostakkertで作ったTIFFファイルを、「Select」ボタンを押して開きます。
  • その時に出て来るStrech intensity-levelsは変化させたくなかったのでNoにしました。
  • TIFFファイルの画面サイズが大きすぎると一部しか効果が見えないので、「Setting」タブの「Processing Area」の値を大きくします。ただし大きくするとパラメータの変更の度に結構時間がかかったりするので、小さいままで進めて、最後に「Do All」 タブで全てに適用するのがいいのかもしれません。
  • まず、ホワイトバランスが全く取れていなかったので、右のFunctionsの「RGB Balance」から「Auto balance」を選びました。これで少しましになりましたが、後でホワイトについてはPhotoshopなどで調整します。
  • 一番の目玉の「Wavelets」ですが、慣れるまで大変だと思います。いろいろ試したのですが、私はとりあえず「Dyadic()2^n」で「Gaussian」でそれぞれの空間周波数を「Preview」を押してどこらへんが変わるのか確認しながら進めます。数字の小さい細かい周波数は大きく変えますが、ノイズが入って来るのでそのノイズが目立たなくなるように「Denoise」を0.05からせいぜい0.2くらいの間で上げます。数字の大きい粗い空間周波数はほとんどあげないか、時には0以下にすることもあります。
  • Functionsも一通り試しましたが、使うのはせいぜい「RGB Align」くらいですが、これも少しバグっているのであまり期待しないほうがいいかもしれません。いずれにせよWavelets以外は後でPhotoshopなどでいじったほうが効率がいいのかと思います。
  • 全て終わったら、「Do All」 タブで全てに適用して、「Save image」でTIFF形式でセーブします。

その後、Photoshopでレベル補正、トーンカーブ、NikCollectionなどを駆使して、好みの色調にします。出来上がったものが一番上に載せたものになります。


この画像処理中に、「RB星のブログ」さんなどの撮影時の生動画に近いものをアップされているページを見させて頂いたのですが、さすがにそういった動画はいいシーイングの時をアップしてあるのは重々承知ですが、それでも今回撮影した時のシーイングがかなり酷いものだということはよくわかりました。恐らくC8の性能も全く使いきれていませんし、ASI290MMでL撮影に挑戦したいと思っているのですが、ASI224MCのカラーだけの性能も出しきれていないでしょう。やはりいい空が第一条件なのは惑星でも星雲でも同じですね。


後日、再撮影に挑戦しました。






 

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