ほしぞloveログ

天体観測始めました。

2017年04月

2017年4月30日、星を初めてとうとう一年が経ちました。一年間の成果としてこれまでとった写真などをまとめておきます。

追記: 2017/9/20 星雲/星団/銀河、天の川はそれぞれ独立したページに移動しました。



惑星

「木星」

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富山県富山市下大久保 2017/6/4 21:36:31
C8 + Explore Scientific x5 barlow lense + ZWO ASI224MC + Advanced VX 
F50, Shutter 10.00-20ms, 79-49fps, gain 409-460, 20000/40000 frames




「土星」

2017-06-10-1510_0-RGB_rot

富山県富山市下大久保 2017/6/11 00:07:05
C8 + Explore Scientific x5 barlow lense + ZWO ASI224MC + Advanced VX 
F50, Shutter 15ms, 65fps, gain 560, 6000/20000 frames
 




「火星」

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富山県富山市下大久保 2016/7/30 20:51:32
C8 + X-Cel LX 3x Barlow + Advanced VX + ZWO ASI224MC
F30, 5.50ms, 181fps, gain 260/600, 2569/5139 frames




星座


「南十字星とイータカリーナ星雲」

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オーストラリア、ハミルトン島 2017年5月8日20時12分(現地時間)
NIKKOR-S Auto 50mm F1.4 + EOS 60D(新改造, ISO3200, RAW), 露出5秒一枚撮り
ダーク補正なし、フラット補正なし、Photoshop CC + Nik collectionで画像処理



「5月の南半球の星座」

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オーストラリア、ハミルトン島 2017年5月11日2時38分(現地時間)
EOS 60D(新改造, ISO1600, RAW) 露出5秒一枚撮り
SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSMを10mmで使用 
ダーク補正なし、フラット補正なし、Photoshop CC + Nik collectionで画像処理






 

木曜夕方から調子を悪くしてしまい、金曜は仕事も休んでずっと寝ていたのですが、土曜昼頃にやっと少し調子が良くなったので、家族4人で富山市天文台に行きました。連休に入ったのでお客さんが来ているはずです。例によって妻と下のSukeは温泉に、私と上の娘Natsuは天文台にと別れました。

駐車場から連絡バスに乗り、天文台の玄関でバスを降りるとちょうどイリジウムフレアの直前で、目で見てすごく綺麗に見ることができました。その直前にすごく速い速度の衛星のようなものが横切っていったのですが、速い速度ということは高度が低いとのことで、もしかしたら偵察用の衛星だったのかもしれませんとのことでした。

天文台には県天のK会長と近所のKさんがきていて、お客さんに望遠鏡を見せる準備をしていました。私もできる範囲でお手伝いしたのですが、やはりK会長の星の詳しさには脱帽です。天文台がある場所とはいえ、やはり街のすぐ隣で光害はひどく、さらに三日月とはいえ月も出ています。頑張って見ても3等星が見えるかどうかというところでしょう。ところが実際に何も見えない星域を指して、あそこにかみのけ座があるとか、あそこにプレセペ星団があるとか、全部空で覚えてしまっています。しかも指した位置がすごく正確です。私はWidebino28でみてやっと星が見えるのですが、それで見ているよりもはるかに正確に早く場所を特定してしまいます。まだまだ経験不足を見にして見て実感しました。

それでも星座観察は面白く、得にWidebino28があったので、春の大曲線に始まり、北斗七星、乙女座、しし座はもちろん、C字のかんむり座、人の字型のかみのけ座、台形のからす座、H型のコップ座、冬の大三角が沈むところ、ポルックスとレグルスを結んだ線状の真ん中から少しポルックス寄りのプレセペ星団、6の字に見えるうみへび座の頭など、本で見ていてもなかなかわからない星座が空を見ながらだとすぐに頭に入って来ます。

お客さんの撮影希望のために、望遠鏡のアイピース口に平らな板をつけてスマホで撮影できる器具を自作していました。県天のYさんの作だそうです。かなりいいアイデアで、私も作って見たくなりました。実際に簡単に取ることができます。私も試しに手持ちのiPhone5で撮って見ましたが、地球照も写っています。

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露出を調整できるソフトなどがあればもっと綺麗に映ると思います。

一人、星に恐ろしく詳しい男の子がいました。88星座全部覚えていて、それどころか北斗七星の一つ一つの星までいえます。学年を聞いたらなんと年長さん。なんでも図鑑で覚えたとのこと。あとで聞いたら天の川を見たことがないとのことなので、牛岳とか誘ったのですが、この日はわざわざ金沢からきてるとのこと。天文台で働きたいらしいので、将来が楽しみです。こういった子に満天の星空をなんとかして見せてあげたいです。 

帰りがけ、Kさんはこれから牛岳に行くとのこと。この日は透明度も高そうで、私も行きたかったのですが、まだ本調子でなく、一晩い続ける自信がなかったのでこの日は諦めました。 

ちょうど一年前の2016年4月30日、娘と一緒に行った名古屋のSCOPIOで衝動買いした20cmのニュートン反射(BKP200)と赤道儀(Advanced VX)から星の趣味がはじまりました。思い返すとこの一年間本当にたくさんのことがありました。

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最初の反射望遠鏡と赤道儀。自宅にて。


最初の一ヶ月くらいはカメラのことも全くよくわからず、当然星のことも全くよくわからず、 本当に試行錯誤で、訳もわからずいろいろ試していました。遠征と称して近くの山に行ったりして、今思うと無理やり感が出まくりですが、それでも天の川が撮れたと喜んでいたのもこの頃です。牛岳で県天のKさんと出会ってから、やっと星仲間に会えた気がして、そこからいろんな人と知り合うことができました。初めて撮った星雲の写真も実はKさんに導入してもらったM17とM27です。自動導入なんかせずに、そのままパッと視野に入れてしまうのでびっくりしていました。

中でも惑星は最初の頃からとても楽しかった対象です。まず最初にやったのはアイピースでの眼視で、木星、土星、火星とそれぞれ違った形と色で楽しむことができました。一番最初、赤道儀の動かしかたがわからず、完全マニュアルで木星を追っかけたのも今ではいい思い出です。木星の縞も土星の輪も火星の赤も、どれも目で見るのは生まれて初めてのことで、その時の感動はとても印象に残っています。同時に、Kさんに見せてもらった細部にわたる素晴らしい惑星と自分の望遠鏡で見たどうしてもボケてしまう惑星では、どうしてこんなに見え方が違うのかに本気で悩んで、これが中古ですがC8の購入につながりました。今思えばKさんのはタカハシの高級機なので当たり前なのですが、あの頃はなんで自分の口径は20cmで大きいのに、細部は小さい口径の方がよく見えるのか、どうしてもわからなかったものです。C8も曲者でした。最初に見た時はボケボケで、手持ちのBKP200にもはるかに及ばなかったのですが、全バラに近い状態で組み直して、清掃調整し直すと、それはそれは見事な像を結び、カッシーニの間隙が眼視で余裕で見えた時は本当に嬉しかったです。それでも一眼レフカメラで撮った惑星に限界を感じ、その時に買った惑星撮影用のCMOSカメラASI224MCはきれいな土星と火星を写してくれて、さらに幸運にも電視という面白い道を示してくれました。

夏ころに一番夢中になったのは電視です。初めての年なので、できるだけいろんなことをやろうと思い、星まつりも原村、胎内、福島と3回参加したのですが、胎内で出会ったHUQさんがやっていた高感度カメラα7Sでとった色付きの星雲にはガーンと頭を殴られたような衝撃でした。そもそも、観望会とかでもやっとした色がついていない星雲を見てしょんぼりして帰って行くお客さんを見て、なんとかして色付きの星雲を観望会で見せることができないかと、ずっと思っていたのですが、それをカメラで実現させてしまっているのです。HUQさんとは夜中まで色々話をさせてもらって、その話がヒントで自宅に帰ってから手持ちのASI224MCと大口径でF4と明るいBKP200で電視(その当時はこんな言葉さえなかったですが)を自宅で試して見ると、余裕で星雲に色がつきます。これは本当に面白くて、その後秋の終わりくらいまでずっと電視に夢中になっていました。

9月にたまたま行ったアメリカの天文ショップの店長のMarkがよく似たことを考えていて、すでに安価なCCDとモニターなどを組んでRevolutioni Imagerと名前をつけて売り出していることはすごく刺激になりました。世界にはやはり同じようなことを考える人がいるのです。Markとはこれが縁で今もちょくちょく連絡を取っています。Revolution Imagerも試しに購入して日本で色々試していたのですが、意外にもその中に入ってたReducerと接続用のアダプターが意外にもすごく役に立ちました。その後スターライトフェスティバルのオークションで手に入れたFS-60Qをエクステンダーを外したFS-60CB状態にし、さらに上記レデューサーを、これまた上記アダプターを使ってうまく焦点距離200mm以下にしてやることで、相当広角で電視が楽しめるようになってから、一気に見ることができる天体が増えました。センサーの面積が小さいため、これくらい広角でないと視野が取れないのです。その後牛岳でAdvanced VXと組み合わせて自動導入で試した電視(その1その2)がすごくパフォーマンスがよく、多くの人と楽しめそうだということがわかりました。

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電視での馬頭星雲と燃える木。
その場でお客さんとこれくらい見えてしまいます。




電視のシステムも大体落ち着いて完成に近づいた11月ころ、やっと写真での撮影に目覚めました。本当に一番最初の頃の5月に写してからは、ほとんどカメラに触っていなかったのですが、やっと本気で撮影をやってみようと思いました。アメリカに行った時に、その当時手持ちの機材が大きすぎて、何も持っていけないことに気づいて、できるだけコンパクトに、海外へも持っていけるような機材を組むということを目標としました。これにはHUQさんの影響も大きく、SWATも購入しましたが、こちらはやっと機材の癖がわかってきたくらいで、まだあまりきちんとした撮影ができていません。それでもFS-60QとAdvanced VXでの撮影はいくつかの撮影をして、画像処理など色々学ぶことができました。オートガイドによる撮影もやっとこの頃始めましたが、これも手持ちのASI224MCを使った安価なシステムです。特に、最初の頃にとった数河高原の空は素晴らしく、その時撮ったM31とM45を越えることが今だにできません。最近、暗い空がどんな高価な機材よりも一番だということが実感できてきました。

富山の冬はなかなか晴れてくれなくて、撮影を始めたのが秋も終わりの11月くらいからなので、なかなか成果が上がっていません。そんな中つい先ごろ行った立山室堂の空は、久しぶりに凄かったです。天の川を堪能できました。立山はまた行く機会がありそうなので、今度は星雲などにも挑戦したいと思います。

惑星の季節も始まったので、去年取りきれなかった木星やADCを使った撮影もまた挑戦したいです。天の川もこれから綺麗になってくるので新星景と呼ばれる手法も試して見たいです。夏の星雲もまだあまり写真では撮っていないので、今年はできるだけ挑戦したいです。特に焦点距離を長くして、系外銀河をもっと拡大して撮ってみることも挑戦したいです。ガイドとかさらに難しくなりそうです。海外、特に南半球でも撮影して見たいですし、観望会で電視システムの威力を存分に試してもみたいです。星の解説はまだまだ経験不足なので、そこらへんも少なくともスラスラ出てくるくらいにはなりたいです。まだまだやりたいことだらけです。


思えばこのブログは夏に入る前くらいに始めました。「ほしぞloveログ」という名前は娘が絶対これがいいと強引に決めた名前ですが、私も気に入っています。人に伝える時に綴りを言わなければいけないのが少し面倒ですが。

最初の4月から1-2ヶ月のことは思い出しながら書いた記事です。元々やったことを忘れないように日記的に書いていこうと始めたのですが、どんどん記事が長くなって読みにくい記事になってしまったことも多々あるかと思います。もちろん自分で過去のことを見て記録がわりに参考にするのですが、他の方もたくさん読んでくださっているということがブログを管理して初めてわかりました。トータルの来訪者は既に5000人を超え、今月の4月はとうとう5000PVを超えました。最近始まった天文リフレクションズピックアップ記事でも何度か取り上げていただいて、ありがたい限りです。小難しいことも書いているせいか、なぜかコメントが少ないのが少し寂しいですが、気楽にコメントいただけるとありがたいです。面白いコメントは家族みんなで見ています。


この一年間本当にたくさんの方にお世話になりました。
  • SCOPIOの店長のKさん。全てはここから始まりました。見学ツアー実現できてなくて本当にすみません。
  • 県天のK会長はじめ県天の皆様。K会長に声をかけてもらってからずいぶん心強かったです。近所のKさんは観望会や雑誌を貸してもらうなど、色々お世話になっています。また今年も観望会やりましょう。同じく近くのNさん、魚美味しかったです。電視やりたくなったら是非ご相談ください。観望会の大きな武器になると思います。
  • 流星研究会に誘っていただいたMさん、Sさん、貴重な機会でとても楽しかったです。学生とも何人か知りあいになることができました。
  • 富山大の天文同好会のM君はじめみなさま、そのうち部室の方も寄らせていただきます。
  • 20年ぶりくらいに連絡を取ったHBさん。いつも色々教えてもらってありがとうございます。まだまだはるかに遠い目標の一人です。
  • HBさんに胎内星まつり紹介していただいたTaさん、Taさんに紹介していただいて電視のきっかけになったHUQさん。HUQさんの自宅にまで押しかけてしまいました。HUQさんとの議論はいつもとても面白いです。Taさん共々また星まつりでお会いしたいです。
  • 星まつりで学生として知り合って、今ではスターベースの店員さんのS君。またお店に行った時はよろしくお願いします。店長さん共々福島のオークションではとてもお世話になりました。FS-60Qは今では心の友です。
  • 電視関連でいろいろお世話になったKYOEIのMさん。福島のスターライトフェスティバルでは娘共々本当にお世話になりました。CDにサインしていただいたオオザカレンヂKEISUKEさん、娘がまた歌を聴きたいといっています。
  • シュミットのHさん、この間名刺をもらって初めて名前を知りましたが、いつもお世話になっています。毎回お店に行くと面白い人と会えるので楽しみです。ステライメージのSさんもまたお会いしたい方の一人です。
  • 飛騨コスモス天文台のYさん。観望会また楽しみにしています。息子のSukeがまだ始まらないの?といつも言っています。Oさん、望遠鏡の調子はどうですか?5月の観望会でまた話を聞かせてください。
  • Yさんつながりで紹介していただいたAさんはじめ惑星研究会の方々、特にMEADEの大型の反射鏡を譲っていただいたKさん。本当にありがとうございました。そろそろ惑星をまた始めようと思っています。MEADEがどれくらい見えるのか楽しみです。
  • 大長谷に誘っていただいた県天のYさんと、いつもの仲のいいメンバー。快く仲間に入れてくださいましてありがとうございます。
  • 自宅のドーム見せていただいたOさん、いつも惑星すごいです。また寄らせてください。
  • 立山でご一緒させていただいたFさん、カメラの話また聞かせてください。
  • まだお会いしたことはないですが、大好きな天文リフレクションズのkojiroさん。2回もピックアップに取り上げていただいて本当に嬉しい限りです。
他にも書ききれないくらいたくさんの方にお世話になり、同時にこの一年たくさんの方と友達になることができました。この歳で新しい友人ができることはあまりないのですが、この一年間はそういった意味でもすごく世界が広がった一年間でした。まだまだこの趣味は当分続きそうなので、皆様これからもよろしくお願いします。

 

Facebookで県天のKさんから透明度が高いと「大気光」が映るという情報がありました。3年前に撮ったという映像を見せてもらったのですが、山から出る後光の様なものみたいです。そういえば、一枚のみの画像処理をしている途中、なんか緑のモヤモヤしたものが見えて邪魔だなと思っていたのですが、もしかしたらそれが大気光なのかもしれません。

私自身は大気光というものを知らなかったのですが、Wikipediaによると「大気光(たいきこう)とは、大気光学現象の一種で、地球などの惑星の大気が起こす弱い発光。英語では "airglow"と言い、通常夜間に観測されるので "nightglow" とも言う。大気光があるため、星明かりや太陽光の散乱が無かったとしても夜空は完全な暗黒にはならない。」とのことで、本当に待機自身が淡く光っているものと確認されているらしく、原因は
  • 日中の太陽光による光イオン化反応で生成されたイオンの再結合。
  • 上層大気に放射される宇宙線によるルミネセンス。
  • 酸素や窒素が、数百km上空で水酸化物イオンと反応することによる化学発光。
などがあるそうです。

とりあえず一枚のみの画像を見直して見ます。前回の記事で加工したものですが、

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ちょっとわかりにくいかもしれませんが、真ん中の下の方、山の際に放射状の虹色のモヤモヤが少し見える気がします。もう少しわかりやすくするために、218枚全てをPhotoshopのバッチ機能の様なものを利用して、画像処理をしてから動画にしてみました。それがこちらになります。



動画なのでモヤモヤがもう少し鮮明にわかるかと思います。それでも淡いですが、上から下へ虹色の縞が動いていくのが見えます。多少ノイジーなのと、白とびしてしまっているのはご容赦ください。Kさんの3年前の動画はもっとはっきりと映っていましたので、さらに透明度が高かったのかもしれません。それでもこういった新しい現象に出会えるのはとても嬉しいことです。



Appendix:

Photoshopのバッチ処理機能についてはこのページを参考にさせていただきました。なんとNik collectionもバッチ処理の一つとして扱うことができました。ただし、RAW現像は無理な様です。ステライメージのRAW現像が今回も緑飛びをしてしまったので、Photoshopなら連続でできるかなと期待していたのですが、それは無理の様です。Pixinsightがそろそろ本当に必要になってきました。



 

先の立山の室堂での写真動画の記事のおまけで、明るくなるまでの187枚の連続撮影を比較明合成しました。

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この記事は、今回の撮影の経緯です。

4月22日から泊まりで立山の室堂で撮影をしました。元々は県天の行事の一環で観望会のお手伝いをさせてもらったのですが、年度始めなので行き帰りに各所の機器のチェックや数の確認なども行い、フル日程の2日間でした。

天気予報では午後からずっと晴れと出ていたので楽しみだったのですが、実際にはあいにく朝から曇りで、午後を過ぎても曇りのままです。それでも機器を揃えて車で地鉄の立山駅へ。そこから立山の室堂に行くのにはいくつもの経路があるのですが、今回は一般的だと思われる立山駅から美女平までケーブルカーで、その後バスに乗り室堂まで向かいました。 バスの中もずっと曇りだったのですが、容堂の近くになってやっとごく一部から青空がのぞいていました。

容堂のバスターミナルに到着後、早速観望会の機器のチェックと準備でしたが、それよりも天気が心配です。時折青空が少し見えるのですが、空のほとんどは雲で覆われています。雪が少しぱらついていたので、機器を外に出すこともできないため準備も進まず、少し時間があったので周りを散策しました。まだ一面雪に覆われていて、しかも雪が硬いのでどこへでもいけます。写真の様に「みくりが池」も雪で覆われています。

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みくりが池の上を歩いて行くと人が何人か集まっているところがあり、そこに行くと雷鳥を見ることができました。つがいでいるのですが、全く人を怖がらないので、すぐ近くにまで寄ることができます。雷鳥は4000羽ほどいるらしく、この季節は少し歩けばほぼ100%見ることができるそうです。

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食事後、空はまだほとんど雲に覆われていたのですが、雪は止んでいたので機材だけ外に出しました。暗くなってきましたが、雲で星が全く見えないので極軸を取ることもできません。それでも時間が迫ってきたので案内のスライドの準備を始め、だいたい準備ができたところで、今一度外に出たのですが、ごく一部に星は見えているものの、まだかなり雲に覆われている状況は変わりません。星が出ていないとスライドでのお話だけになってしまいます。話を始めて、星が出てきたら外に案内しようということになり、とりあえずスライドを始めました。

北極星の見つけ方に始まり、春の大曲線や天の川の話をしているくらいのところで、星が出てきたとの連絡が入り、急遽話を切り上げ、外に出る案内だけをして屋上に出て見ると、まだ少し雲は残っているものの、空の上には星がいっぱい広がっていました。

先ほど話した北極星が雲の隙間からも見えています。おおぐま座から春の大曲線をお客さんと辿ると、だんだん目が慣れてきてあちこちから「わー!星がこんなにある」とか、「どんどん見えてくる」など歓声が上がり盛り上がってきます。この日はちょうどいいことに、こと座流星群の極大が午後9時で、ちょうど観望会と重なりました。流れ星が出るたびに盛り上がります。流れ星を初めて見た人もいたみたいで、あちこちから「もう3個見た!」とか、「まだ一個も見えてない」とか大騒ぎです。

ここまでは良かったのですが、問題は機材の方でした。電子観望で星雲星団を見てもらいたいと、FS-60Qとなんと思いAdvanced VXをバッテリー込みで自宅から手で運んできたのですが、そもそも極軸も合わせていなくて、しかもむちゃくちゃ寒いせいかネットワークも切れ気味で、全く導入までたどり着きませんでした。ここで思ったのは、お客さんがいるときはシンプルでいいので、確実に動く組み合わせを用意しておくことだと、すごく反省させられました。しかも、やはり私の星の知識はまだまだ付け焼き刃で、一緒に案内をされた県天のFさんの解説の足元にも及びません。やはりここら辺は経験がモノを言うようです。

こんな調子で反省すべきことはたくさんあるのですが、ラッキーなことに、こと座流星群のおかげでみなさん流れ星を探すのに夢中で、肉眼での観測の方が楽しいようで、手軽な双眼鏡さえ不人気なほどでした。木星を導入してあったので何人かの方は望遠鏡を覗いたのですが、やはり満天の星空と流れ星が迫力があり、結果的には皆さん満足された様で何よりでした。

ちなみに温度は夕方の準備の時でマイナス5度。観望会の最中はもっと寒くなっていたと思います。さすがに1時間もすると人も少なくなってきて、残りは本当に好きな人が話し込んでいた地、撮影などをしていました。私も寒くなってきたので、機材を片付け始め、23時頃から仮眠をとりました。

午前1時頃に一度起きて外に出ると、空は本当に雲ひとつなく晴れ渡り、はっきりとした天の川が大きく山の上にかかっていました。

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 「雪の立山にかかる天の川とこと座流星群」
撮影地: 富山県立山室堂, 2017年4月24日2時52分
キヤノンEOS 60D(新改造, ISO3200, RAW), 露出30秒、固定撮影
SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSMを10mmで使用
Photoshop CC+Nik collectionで画像処理


雪景色と天の川ですごく綺麗で神秘的でした。撮影をする余裕があるとあまり思っていなかったので、撮影用は大した機材を用意していなくて、しかたないので赤道儀の三脚にカメラを載せて、追尾はせずに固定撮影でず30秒露光で午前2時頃から2時間ほど撮影をしました。レリーズも自宅に置いてきていたので、急遽Magic Lanternを使ってのバブル撮影です。その間あまりに寒いので部屋で暖を取っていましたが、4時過ぎに薄明が始まる頃に再びカメラを見に行ったら電池も切れずにまだ撮影が続いていました。試しに何枚か見て見ると天の川が何の加工もせずにともすごく綺麗に、217枚連続して写っていました。無加工のままのが前々回の記事の写真で、上が加工したものです。加工は好みがすごく出ます。今回は冬の寒さを表現したくて少し青を強調しました。

かなり明るくなってきたので、午前4時半頃に機材を片付けてロビーに行って見ると、ご来光ツアーで人が集まっていて、天の川の写真を見せると「こんな綺麗なのが出ていたんだ」という様な声とともに、「ぜひ見たかった」とか「さすがに起きれなかった」という声が上がりました。集まっている人にできるだけ写真を見せ、特に流星が同時に写っている写真は皆さんすごく喜んでくれたみたいです。

その後少し寝たのですが、結局7時過ぎに起きて、食事と後片付け、それでも少し時間があったので「雪の大谷」を見に行きました。食事の時も、雪の大谷でも昨晩のお客さんが昨晩の観望会と天の川の写真の感想で声をかけてくれて、べつの写真を見せたり、雷鳥の話などで盛り上がりました。ちなみに雪の大谷の今年の高さはなんと19m。そして初めて明るいところで撮る一眼レフでの写真の楽しさが少しわかりました。その記念すべき何枚かです。

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最後に眼下の富山側に雲海が見渡せました。

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その後もう一軒機材のチェックを終え、無事にふもとの立山駅に帰り着きました。今回は撮影が思いの外うまくいったので、大満足です。


一枚撮りを少し加工したものを載せましたが、星景写真はまだまだ研究の余地がありそうです。流れをもう少し抑えたいですし、レンズの四隅の歪みも気になります。スタックとかした方がノイズが少なくなるでしょうし、その場合ずれていく景色をどう合成するかも課題です。


最後その4に続きます。

 

先ほど一枚だけアップしたのですが、撮影した227枚を使ってタイムラプス映像を作ってみました。無加工のjpg画像から作った動画です。動画の作成にはSirius Compを使ってみました。

こと座流星群もいくつか見えますし、人工衛星の軌跡も見えます。


立山に行った経緯は次の記事で書きます。

立山室堂で写した天の川です。こと座流星群の一つが流れました。

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2017/4/23 AM2:52 立山室堂にて。Canon EOS 60D + SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSMを10mmで使用。ISO3200で30秒露光。227枚撮った内の一枚です。とりあえず無加工の撮って出しjpeg画像です。時間のあるときにもう少し加工してみようと思います。


その2に続きます。 

木曜の夕方、先日記事を書いた自動導入の誤差補正のテストの準備をしていると、すぐ目の前に住む、同じ県天メンバーのKさんがやってきました。Kさんは天文歴50年の大ベテランの方で、昨年の夏に近所のお寺に子供達を集めて観望会をやられた方で、私が県天に入った5月ころからちょくちょく付き合いがあります。実は近所なので子供(Kさんから見たら孫)同士が仲がいいというのもありますが。

極軸合わせとか準備をしながら「最近昔の80年代の天文ガイドを手に入れたんですよ」とか話していたのですが、もしかしたらこのブログを読んでくれていたのかもしれませんが、なんと先日のコメントでHABさんから教えてもらい、読みたいと思っていた臨時増刊号を、土曜日の夜にわざわざ何冊か持ってきて貸して下さいました。

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1961年5月号臨時増刊の「イケヤ・セキ彗星写真集」1985年2月号臨時増刊の「STAR WATCHNG」、同じく1986年8月号臨時増刊の「ハレー彗星記念号」です。3冊ともすごく濃いです。

特に、1985年2月号臨時増刊は天体望遠鏡20年史という記事が35ページほどあり、1965年から1984年頃までの雑誌の内容がダイジェストになっていて、手に入れた80年代の本誌と比べることで、色々と楽しむことができました。さらにその記事の中にある東京天文台の富田氏による記事が、当時の裏事情なども含み、すごく興味深かったです。その中で、機器の評価記事についての記述がありました。前回のこのブログの記事で、機器の評価記事が少ないと書いてしまったのですが、どうやら創刊当時から1970年代までは相当の評価記事が載っていたようです。途中でその連載も無くなってしまい、80年代に入ってからはあまりさかんに評価記事が乗らなくなったのが、私が勘違いした原因のようです。評価記事を辞めた理由の一つに、「簡単なテストでは文句がつけられないくらい各社の望遠鏡の性能が良くなった」とありました。旧御三家の話でもあるように、おそらく今の時代からは想像ができないくらいの見えにくかった望遠鏡が存在していたのでしょう。それが短期間のうちに格段に性能が上がっていったという時代があったのだと思います。今の人たちはそういった時代のことは知らなくてもいいのでしょうが、それでも一度は見えなかった時代の望遠鏡を覗いてみたいと思うのはおかしいでしょうか?

ハレー彗星記念号は「いっちまったハレー彗星」で大笑いしました。ちょうどKさんから「ハレー彗星は小さかった」と聞いた直後でしたので、さらに面白かったです。私自身はその頃中学生でこの目では見ていないのですが、当時の流行の歌にもなぜかハレーというフレーズが随所に出たりで、随分と盛り上がっていた印象はあります。でも記事を見ると、「見たという安心感はあるけれど、あまり感激がなかった」というような内容で、一般の人が見た印象はやはりそんなもんだったのかということがよくわかりました。多分ですが、星雲と同じで、写真とアイピースでの観望は違いがありすぎるんですよね。実際、写真も雑誌に入選したのは数千枚のうちの100点満点で、120点ではまだダメで、たまたま200点を取ったごくわずかのみが載ったとのことでした。その写真と比べたら流石に眼視では辛いと思います。それでもあれだけ盛り上がったのは、マスメディアの力恐るべしといったところでしょうか。


さらに日曜日の夜、家族での外食から帰ってきたら玄関に今度は星の手帳の80年から82年のものが9冊置いてありました。またKさんだとすぐにわかりました。私も星の手帳は1冊だけもっていますが、随分と研究志向の強い雑誌というのが印象です。こちらもまたじっくり読まさせていただきます。

Kさんどうもありがとうございました。



 

新しく導入したASI178MCですが、電視に関してはASI224に一歩譲ることが判明したので、早速その日のうちに電子ファインダーとして使ってみることにしました。

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レンズは最初ノーブランドのCマウントの安い16mmを使ったのですが、星像がリング状になったり、レンズ中心を基準に同心円状に引き延ばされたりして、せっかくのASI178MCの高解像度が全く無意味になってしまう状況でした。そこで、CanonレンズをCマウントに変換するアダプターを持っているのを思い出し、先ごろ買ったシグマの10mmの超広角レンズの出番がまだあまりなかったので、ASI178MCに直付けしてみました。これは大正解で、星像が綺麗な点になり、かなりの範囲にわたって画面に表示ができるようになりました。40度x30度の範囲を示すので、ほぼ全ての星座をそれぞれ画角に収めることができ、これは画面を見ながら星座を探すのだけでも面白いです。

もう一つのCMOSカメラASI224MCはこれまで通りFS-60CBに取り付けて電視です。2つのカメラがそれぞれ違った範囲を同時に見せてくれるので、とても楽しいです。しかも、風が強くて寒かったので、自宅からリモートで色々導入して画面上で見えるわけですから、楽しくないわけがありません。

その様子をビデオに撮ったので紹介します。 実際にはStick PC中の仮想画面で3つの画面を行き来するのですが、ビデオ撮影のためにちょっと狭いですが、一つの画面にまとめてあります。ビデオの中で解説もしているので、基本的には見てもらえればいいのですが、左下がCartes du Cielで今赤道儀がどこを向いているか、これからどこを見たいか自動導入先を指定したりします。左上が、ASI178MCの画面で、かなり広い範囲を見ることがでkます。今回はその中の一部を表示しています。右側がASI224MCで、星雲、星団が色付きで映ります。


夜中を回って、すでに夏の星座も出始めていたので、M27亜鈴状星雲からM57惑星状星雲、最後はM13と行きました。月齢18日なので、まだまだ明るいですが、輝度の高いM27やM57はこんな状態でも綺麗に見ることができます。しかも今回はビデオに撮るためにスタック無しで撮影したのですが、スタックすればもっと色鮮やかに綺麗に見ることができます。

他にも色々導入して遊んでいたのですが、一つだけ。タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星です。実は自分で導入して彗星を見たのはこれが生まれて初めてです。さすがに尾っぽまでは見えません。

Comet_41PTGK



昨年のうちはAdvanced VXの自動導入で電視をしていました。結構完成したと思っていたのですが、PC上で自動導入ができるようになり、さらに今回新たなCOMSカメラで広い範囲をみる電視ファインダーも併設しましたが、たったこれだこのことで、楽しさが3倍くらいになって気がしています。できるなら豪華に外でモニターを3台並べて、みんなでワイワイ言いながらここら辺を見ようとか言えたら本当に楽しいだろうなあと思います。

ASI178MCは電視にあまり向かないとわかったので残念だったのですが、そのセンサーの大きさと高解像度は電視ファインダーには結構向いていると思いました。怪我の功名です。 

2台目のCMOSカメラが必要になってきて、どうするか悩んでいたのですが、ついこの間の4月12日にZWOに直接頼んだものが、なんとわずか3日後の今日4月15日に到着してしまいました。US$300以上だとFree fast shippingが選べるのですが、それにしても速いです。支払いはPaypalですが、その場で決済ができるし、数日で届くならもう海外と言って躊躇する必要はないのかもしれません。初期不良とかの時はやはり面倒にはなりますが。

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結局選んだのは ASI178MC。いろいろ悩んだのですが、HUQさんが同じセンサーサイズのASI185MCでうまくいっているのは聞いているので、それよりも高解像度でだいぶん感度が低いASI178MCでどこまで電視ができるのか、どうしても確かめたかったからです。最悪もし電視で使えなくても電子ファインダーとしての使い道はあるはずなので、無駄にはならないはずです。ASI224MCでは付いてこなかったレンズキャップが新たに付属しています。Cマントアダプターなどは以前と同じものです。


早速ですが、今日は晴れていて、しかも22時くらいから月の出なので、写真撮影はあまり期待できないため、新カメラのテストとしました。 

まずはファーストライトでM42です。もたもたしていたら西の空の低いところにきてしまっていました。

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真ん中斜めの黒い太い影は電線で、下の三角の影は隣の家の屋根です。低いところということもあり、ASI224MCでよく見えていた構造とかまであまりよく見えていません。これはASI224MCに比べてRの感度が低いので、Hαが見にくいのかもしれません。時間がなくてあまり試せなかったので、星雲に関しては後日もう一度比較しようと思います。


さて、気づいたことですが、
  • ASI178MCとASI224MCをサンワサプライ製のUSBハブUSB-HAC402BKを使うことで、同時に2つのSharpCapを立ち上げそれぞれ表示できることが確認できた。
  • センサーサイズがASI224MCより大きいため、ASI224MCで入れていた0.5倍のレデューサーを外したらこれまでとほぼ同じ画角になる。レデューサを外せるので星像が流れない。これは結構なプラス。
  • 明るい時にASI178MCの出力画像を見ると、ASI224MCで必要だったIRカットフィルター無しでホワイトバランスが取れている。
  • Gainが510までしかない。(ASI224MCは600まで。)
  • Image ControlsのBrightnessが600まである。(ASI224MCは240まで。)
  • Stack中のDisplay ControlsやHistgramの反応速度が著しく遅い。一回、一回のスタックが終わるまで変更が適用されない。ここは大きなマイナス。
  • 左右下隅にかなり明るいノイズ、右上にも多少明るいノイズが見える。 これも結構なマイナス。 

次に、実際に時間をかけて撮った映像です。ターゲットはM100です。まずはASI178MCから。隅に明るいノイズがあるのが見えます。また横縞ノイズも見えるのと、全体的にノイジーです。星像は丸に近いです。露光時間が8秒、ゲインが450になっています。スタック時間は120秒程度です。M100を確認することはできます。右にNGC4312も見えます。

ASI178MC_M100_nobinning


次に同じ画角でASI224MC。0.5倍のレデューサーとIRカットフィルターが加わっています。そのため4隅が流れます。露光時間は8秒、ゲインは330です。スタック時間は同じく120秒です。上より明らかにノイズが少ないです。。M100の腕まで綺麗に見えています。

ASI224MC_M100_nobinning_120sec


ゲインが450と330なので、120違います。ヒストグラムを見るとピークの位置が大体位置が合っているので、これくらいのゲインの違いで、ほぼ同じ明るさになるということです。ゲインが60違うと2倍のゲイン差になるので、120違うというと4倍違うことになります。SONYの提唱するSNR1sでの検知できる最少光の差がIMX224が0.13ルクスとIMX178が0.46ルクスで3.5倍くらいの差なので、4倍違うというのはほぼ一致します。これが一番知りたかったことですが、電視に限って言えばSNR1sの値で性能が決まってしまうといってあまり間違いがなさそうな印象です。



さて、画面だけ見比べるとASI178の方でゲインさえ上げてしまえば、同じような明るさになりそこそこ映るので、あまり差がないように思えるかもしれませんが、実感としてはASI224MCの方が圧勝です。上の画像はスタックした画像なのでわかりにくいのですが、スタック一番最初の一発目に出てくる画像で認識できる天体に大きな差があります。電視ではリアルタイム性が重要になってくるので、一発目の画像の質が結構需要になってきます。そういった意味でASI224MCの方が圧勝という印象です。


また、同じ時間かけたとしてもASI178の方がゲインが高いので、そのぶんノイズも大きくなります。すごい単純計算(同じゲインの時に、同じノイズが出るとかいう適当な仮定をした場合ですが)で見積もると、ゲイン差が約4倍なので、同じ時間をかけて撮ると、ノイズはsqrt(4)=2倍の差になります。この2倍のノイズを同程度のS/Nまで持っていくためには4倍の時間をかけて初めて同程度のクオリティーとなります。至極真っ当な結論です。

同程度のクオリティーを出す場合、露出時間がゲインに比例するということは覚悟していて、まあその通りに近い結果なのですが、印象としては電視に限っていうと一発目が重要だということが実感できて、結局期待はずれでした。残念ですが、ASI178MCは主に電視ファインダーなど、広い画角で高解像度が生きる方向で使っていきます。



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