2017/3/25、石川県小松市の「サイエンスヒルズこまつ」で宇宙飛行士の油井亀美也氏の講演会と、油井氏と銀河鉄道999の原作者の松本零士氏の対談があるということで、朝から家族4人で富山から高速に乗り移動しました。前回の渡辺潤一氏の講演以来2度目になります。


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そもそもの話は、昨年末に所属する富山県天文学会のKさんから小松市で惑星撮影で活躍されているOさんのドームを見に行かないかとお誘いを受けたことから始まるのですが、年末は実家に帰らなければならなかったこともあり泣く泣く参加できませんでした。今回改めてサイエンスヒルズのイベントに合わせてOさんのドーム見学にお誘いいただきました。なので私としてはドーム見学がメインで、ついでにサイエンスヒルズのイベントにも言ったというのが正しいです。

それでも家族にはサイエンスヒルズこまつは好評でした。講演会に申し込むときには、家族には油井さんの話しかしていませんでした。なので子供二人はすぐに行くと言ったのですが、妻はいまいち乗り気ではなく、3人で申し込んだのですが、松本零士が来るとわかると妻も途端に行きたいと言いだし、急遽4人目を申し込んだという経緯があります。さらにイオンモール小松が金曜日からオープンで、まだオープンフェアの真っ最中だったので、開店の9時前から並んで行って来ました。こちらも家族には好評で、イベントと合わせて小松市で一家揃って一日中楽しむことができました。

油井さんの話は宇宙飛行士になるにはというテーマで、とても話し方がうまくて、子供にも大人にもどちらにも興味を引くようにしてあり、参考にするところが多かったです。特に質問コーナーでは子供たちの無茶な質問にも、すごく丁寧に答えていて好感が持てました。

松本零士氏は言わずと知れた銀河鉄道999や宇宙戦艦ヤマトでおなじみの大御所の漫画家で、昔よくアニメを見ていたのを覚えています。今回の対談で先生が直接語っていたメーテルのモデルの女性がいたことなどは初めて聞く話で、とても面白かったです。中学の頃から書いていた女性の顔が、写真で見た楠本高子という、シーボルトの孫娘の顔にそっくりだったとのことで、この女性がメーテルのモデルになったとのことでした。

二人とも共通して言っていたことは、大きな夢や目標を持って、決して諦めるなということでした。今はその夢を実現する力や機会を持っていなくても、長い間その夢を持ち続けることができれば、きっと叶うというような内容でした。宇宙が好きな子供たちは随分と励まされたのではないでしょうか。


イベントが終わってから、さっそくメインのOさんのドームを見に行きました。妻と息子のSukeはそのままサイエンスヒルズに残りましたが、娘のNatsuはドームを見たいというので、ご一緒させていただきました。到着してからすぐに話が盛り上がり、小松の天文仲間の話から、機材の話、惑星撮影の話など、機材を見る前にもずっと話し込み、機材を見ながらもずっと天文談義に花が咲きました。中でも驚いたのは天文ガイドの創刊号から所蔵していることです。以前図書館で1980年のは見たのですが、創刊号を持っている方がいて、しかも中も見せていただけるとは、とても貴重な体験でした。感想は「薄い!」です。最初の頃はこんなに(内容ではないですよ、本の厚さがです)薄かったんだとびっくりしました。でもここから始まって、現在でも続いている数少ない雑誌なので、本当に貴重です。

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ドームの中で機材を見ている最中に、一緒に来ていた県天の女性のHさんと娘が、私とOさんの会話が早口すぎてよくわからないとツッコミを入れまくっていました。それくらい色々話していたのです。Oさんの惑星撮影のメインの機材はタカハシのμ250のCRS版の方で、赤道儀はミカゲ光器の相当屈強なものでこちらは頂き物だそうです。CCDは私の持っているASI224MCを含めて、ZWO社のものを4つ(今は3つ?)も持っているとこのとで、今メインに使っているのはASI290MCだそうです。ドームは会社の社屋の2階の南側テラス部分に設置してあり、岐阜の西村製作所に作ってもらったものだそうです。その中に上に書いたμ250と、KASAIのBLANCAという屈折がEM-200にのっていました。やはりドームだと晴れていれば毎晩すぐに撮影ができるということで、とても羨ましい環境でした。いつかはドームとも少し思いましたが、さすがにまだ星暦1年未満の初心者には贅沢すぎます。

とにかくとても楽しくて、すぐに時間が経ってしまいました。Oさん、今日はどうもありがとうございました。帰りがけにドームを下から見ていたら、幻日環が出ていてました

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帰りは妻と息子とイオンモールで合流して、夕食を食べて富山へと帰宅しました。今晩は晴れているので、これからまだ色々試したいと思います。