以前から準備をしてきた、県天メンバーによる天文写真展が富山市天文台で先週から始まっているのですが、先週はインフルエンザでさすがに外には出ることができなかったので、土曜日(2/18)になって家族で行って来ました。

駐車場から800mほど歩くのですが、途中に池があって鳥が見えたりするなど、自然の感じられるとても気持ちのいい道です。 冬は寒いので、暖かい格好をしていくことをお勧めします。入館して職員の方と少しお話ししてから、写真はそこそこにまずはみんなでプラネタリウムに入りました。ここの特徴は何と言っても「ゴロ寝タリウム」と呼ばれる、寝転びながら見ることができるプラネタリウムです。そのプラネタリウムも手作り感満載で、一つ一つの星がLEDで表示されていて、春夏秋冬の4つのモードが楽しめます。一般のプラネタリウムでありがちなテープ解説なんてものはもってのほかで、当然のように生解説です。解説員さんとの距離がとても近い(頭のすぐ上で普通に話してくれています)ので、なんと解説員さんと会話のできる生解説で、質問なんかもし放題です。今回のお題は「富山で呼ばれて来た天体の名前」というので、一例を挙げるとオリオン座の三つ星は「だんごぼし(飛騨地方では「みたらしぼし」だそうです)」、赤いベテルギウスと白いリゲルは「平家星」と「源氏星」(場所によっては落ち武者の影響で平家と源氏が逆に伝わっている地域があるらしいです)、プレアデス星団は「ごちゃごちゃぼし」など、富山らしいこれまで聞いたことのない面白い話を聞くことができました。

プラネタリウムを出ると望遠鏡を見るのですが、天気が悪いのとついこの間見たばかりなので今回はパスしました。ですが、1mの反射鏡で富山では一番大きい望遠鏡になります。天気がいいとその季節のいろいろな天体を見せてくれます。今回のメインの天体写真は61点もあり、県天メンバーの力作が揃っています。内容は1階が珍しい天文現象、星と景色を同時に撮影した星景写真、2階が星雲星団と銀河、3階には月の出、階段には月、惑星、彗星、太陽と、分野ごとに分けてあり、いろいろ見比べることができます。立山に上る天の川はとても綺麗ですし、昴と彗星の共演はとても珍しいです。星雲星団も綺麗な写真が揃っています。個人的に一番面白かったのはレンズに乗っかった虫でした。私も恥ずかしながら4点出しましたが、もう少し腕を上げなければと反省しきりでした。なお、一階には天体写真の写し方の解説の展示コーナーもできていたので、興味のある人は参考にするといいかもしれません。

shashinten


天体写真の関連情報ですが、2月26日の15:00から県天メンバーによるサイエンスカフェ「天体写真の楽しみ」というタイトルで、天体写真の写し方の解説が行われます。私は仕事で残念ながら行けないのですが、星の写真を写して見たいという方にはお勧めですので、ぜひお出かけください。あ、入館料がかかりますので、ご注意ください。大人210円、小人(小・中学生)100円ですが、土曜、日曜、祝日は小・中・高校生は無料など、他にもいろいろ割引などもありますので、お問い合わせの上お出かけください。

天文写真展は2016年2月11日から5月14日まで開催されています。 開館時間は日曜日 - 火曜日が午前10時 - 午後5時30分(入館は午後5時まで)、水曜日 - 土曜日が午後1時 - 午後9時30分(入館は午後9時まで) となっています。夜は晴れていると望遠鏡を覗かせてもらえます。天気が悪い場合でもごろ寝タリウムで楽しむことができます。 


ちなみに、この日の帰りには富山では屈指のうまさの楓でラーメンを食べて来ました。