最近SWAT-200の揺れがどうしても気になっています。一体どれくらいの揺れの赤道儀なら許容できるのか感覚的に知りたくなり、いくつかのショップを回ったついでに、実際に赤道儀や経緯台に載った鏡筒の先端をつついて試してみました。

基本的に値段の高い高級機と言われる機種の方が当然揺れは少なく、例えば安価な経緯台クラスでは少しつついただけで大きく揺れて、その揺れが長く続くのが一般的な傾向です。ただ、高級機といわれるものが必ずしも全ていいというわけでもないというのがすぐにわかるのが、このテストの面白いところです。比較的安価な赤道儀でもつついてもほとんど揺れないものも存在しますし、同じメーカーの赤道儀の中でも、揺れと値段は必ずしも反比例しないです。また、機種によって揺れの方向に得意、不得意があるのもよくわかります。鏡筒の上下には揺れないのに、回転方向には大きく揺れてしまうなどです。大っぴらに試すと店員さんに怒られてしまうかもしれませんが、こっそり試してみるとかなり違いがわかるので、一度自分で試してみると、赤道儀を購入するときの目安になるかもしれません。

いうまでもなく、つついて揺れないということは、風などがあっても揺れにくいということになります。今回の結果と自分の持っている機器と比較してみると、SWAT-200も三脚を変えたりした後の揺れは、それほど問題ではないということがわかりました。あと、驚くことに手持ちのAdvanced VXは揺れはかなり少ない方だということもわかりました。自宅で試しても、SWAT-200とAdvanced VXでは明らかに差がわかるほどAVXの揺れは少ないのですが、これはたまたまというわけではなく、他のものと比べても決して遜色ない揺れです。

最後に断っておきますが、自分の中では揺れに関する順位はある程度決まるのですが、これは決して定量的な評価でも何でもなく、また試した赤道儀についている鏡筒の長さも重さもまちまちです。しかも持っていない機種の具体的な名前を挙げるのは気が引けますし、迷惑がかかるかもしれません。そのため、すごく抽象的で感覚的な記事になってしまっていますが、望遠鏡が集まる観望会などでも簡単に比較できるテストなので、くれぐれも持ち主の方に怒られない範囲で試してみると、色々揺れについて実感できて面白いかと思います。

本当は加振器の上に赤道儀と鏡筒ごと乗せて、加速度センサーで伝達関数など測り、きちんと定量的に評価してみたいです。でもこんなところまでいくと星を楽しんでいるのか、機器を楽しんでいるのかよくわからなくなってくるので、ほどほどにしておきたいと思います。