関東に行く機会があったので、いつものように天文ショップめぐりをしてきました。富山は雪でも関東は青空が晴れ渡っていてとても羨ましいです。でもやはり都心では星の数は当たり前ですが、少ないです。それでも澄んだ空にオリオンが綺麗に輝いているのが印象的でした。


KYOEI:
FS-60用のフラットなーの中古が出ていたので、ずっと欲しかったこともあり購入しました。定価の半額には届かない程度でしたが、ずいぶんお得でした。これまでは広角のFS-60CB状態では電視だけでしたが、これでやっと写真で撮ることができます。

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いつものように店員のMさんと話したのですが、blogを開始するみたいで、今から楽しみです。


スターベース:
相変わらずここではいつもの雑誌のバックナンバーです。今回は古いものに狙いを定め、SKY WATCHERの96/10, 97/11, 99/5, 星ナビの01/4, 06/8, 星の手帳91秋号を購入しました。星の手帳は初めて読んだのですが、今売られている雑誌と比べるとかなり研究よりです。やはり当時は雑誌も勢いがあったのがよくわかります。

実はその晩、S君はじめスタッフの皆さんが野辺山に遠征するそうで、少し誘われたのですが、どうしても都合がつかないので泣く泣く諦めました。最近星をまともに見ていないので羨ましいです。あと、S君にプリンタの話を聞きました。S君はすでに何度も雑誌に載っているベテラン学生さんで、染料系のPRO-100を使っているそうです。プリンタを代えてから採用率が上がったとのことです。やはり雑誌には光沢がでる染料系が有利なのでしょうか。それよりも、印刷したては緑っぽくてのっぺりで、細かい階調が出て色が落ち着くまでに3日位もかかるという話を聞いて、これが一番びっくりでした。


シュミット:
お客さんにステライメージに詳しい人がいて、店長さんと一緒に聞いていましたが、色々勉強になりました。面白かったTipsを挙げておきます。
  • デジタル現像の時にエッジを「0.1」として、右の下の三角をいじると、細かい構造がよく出るようになる。
  • カブリ補正や周辺減光補正の時は、ポイントで選ばずに、線でやった方がいい。私は知らなかったのですが、線を実際の強度に合わせた後に、真ん中の四角を選んで上まで持って行って、ピーク位置と合わせるといいとのことです。
  • 画像を開いて、一度fit形式で保存し、新たに元の画像を開いてfitとコンポジットすると、あぶり出しの効果がある。露光時間を延ばしたことに相当。二重焼きのようなものだとのことです。元画像2枚やfit2枚だとだめだそうです。
まだまだ色々知らない機能があるようで、使い込んでいくともっと便利になりそうです。店長さんも交えて、この方とは星や宇宙のことも話すことができ、とても楽しかったです。



新宿のコプティック星座館にも行きたくて電話してみたのですが、ベル音はなるのですが通じませんでした。もうやっていないのでしょうか?関連会社の清原光学は干渉計のことなどされているようで、興味があったのですが、残念です。