Monotaroで頼んでいたものがやっと一部届いたので、その中の部品でCCDの固定方法をもっと丈夫になるように変えました。

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ついでにFS-60Qの固定方法を少し変えました。具体的には鏡筒バンドの上下を入れ替えたのですが、これは写真を見るとわかりますが、アルカプレートと鏡筒バンドを固定しているネジが一本だけなのがわかると思います。鏡筒バンドン仕様で上側は一本しか止められないのです。下側の方は2本のネジで止めることができます。これまで下が一本ネジ、上が2本ネジだったので、下の強度の方が重要と思いひっくり返したというわけです。

もう一つ、アルカプレート中央ラインの前側のネジを、上下ともつまみがついているものに変えました。これは、これまでアルカプレートと鏡筒バンドが前後共に固定ネジでしめてあったため、ピントを合わせる時に、前側の鏡筒バンドが緩むように鏡筒バンドのネジを緩めて、鏡筒バンドと鏡筒がずれていくことでピントを合わせていたのですが、滑りが悪く時折バネのようになってしまい、つまみの回転と鏡筒のズレがあまり線形でないため、ピントを合わせる時の微調整に苦労していました。今回、つまみ付きのネジをピントを合わせる際に毎回緩めることで、アルカプレートと鏡筒バンドが上下ともに相対的にずれるようになって、随分とスムーズに動くようになり、ピントつまみの応答がかなり線形になりました。これでピントもぐっと合わせやすくなるはずです。一方、この方法の欠点は、上下ネジを毎回緩めたり締めたりするために、特に下のネジに指でアクセスできるスペースを確保しなくてはならないことです。そのため、鏡筒全体の前後位置に多少制限がつきます。

あと、回転減速機の取り付け方法を考えていました。こちらは道具などを揃えているので、またうまく行きましたらレポートします。