県天の行事で天体写真展があるというので、初めての経験なのですが応募しようと思って準備を進めています。

といっても、写真をまじめにやり始めたのは去年の11月のことで、しかも結構ゆっくりと進めているので、応募できるような写真の数がありません。かろうじて見せることができそうなのが、以前数河高原でとったすごくメジャーなM31とM45だけです。メジャーな天体は他の人と重なる可能性が高いので、ベテランの方は遠慮してくださいというお達しも流れていたりするのですが、初心者なので許していただいているような状況です。しかもM45はかなり白飛びしてしまっているので、簡易的に先日試したHDR法を応用して、少し白飛びを抑えました。といっても短い露光時間の別ファイルをとっておいたわけではないので、レベル補正で明るくする前の元の画像に近いものを使いました。

New5_histgram_digital_ps_SI_print


まだ全然完全ではないですが、以前がかなりひどかったので、多少はましというところでしょうか。

さらに、展示のためには印刷して額に入れる必要があるのですが、この期に及んでプリンターを持っていないことにいまさらながら気づきました。ところがこのプリンタというのが結構曲者だということが調べていてわかってきました。天体写真の印刷は普通のプリンタだと相当厳しいらしいのです。基本的に黒がバックで、その諧調を表すために一番いいプリンタだと、黒だけでなんと6色を使い、計12色のインクを使うというのです。安いプリンタだと、インクの種類が少ないため淡い諧調の違いを出すことができずに、思った色が出ないというのです。あと、インクが顔料系か、染料系かで大きく変わるらしく、顔料系は色の安定性がよく光沢は控えめ、染料系は光沢は素晴らしいが色が時間とともに変わるとのことです。しかも、プリンタ自身も結構高価ですが、インク代も相当かかるとのことです。雑誌に写真を投稿したりする際にはプリントしてから送るので、そこまで見込んで無理をしてそろえるか、安いプリンタでとりあえず試すか、いろいろ迷っています。

そんな中、業者に印刷してもらう方法もあることがわかりましたが、こちらもまた厄介なようです。基本的に業者は風景や人物などの印刷を想定しているので、天体写真を印刷しようとすると、よほど好きな人が対応してくれない限り、とにかく思った色が出ないというのです。そんな中、たまたま富山にもあるカメラのキタムラの印刷結果がいいという情報がありましたので、一度試してみようと思っています。4つ切りワイドとかいうサイズで、A4より少し大きいくらいらしいのですが、2枚印刷すると1200円程度のようです。4つ切りワイドサイズより大きいサイズだと印刷に何日かかかるみたいですが、4つ切りワイドまではその場で、10分程度でできるようなので、明日にでも店舗に行ってみようかと思っています。(追記: 結局キタムラの印刷でそこそこ満足な結果でした。)これでだめならプリンタを用意するつもりです。

ついでに、額も用意しました。写真展が終わってからも自宅で飾ることができるように、黒地の木枠で4つ切りワイド用の安価なものをAmazonで頼みました。

まだ写真展までは日にちがあるので、もう少し撮影をしています。昨晩、日付も変わって2016/1/7の0時半頃から娘と一緒に、久しぶりに楡原に行ってきました。月が沈む夜中の1時ころに到着して、もう少し分子星雲を炙り出したかったM42のリベンジと、何かもう一枚くらいと思っていましたが、スティックPCのトラブルなどで、撮影を開始したのが2時半くらいからでした。結局オリオン座が沈むまでの1時間くらいをM42、その後バラ星雲を1時間くらい撮影し、5時ころ退散しました。いつものFS-60QにEOS 60Dでiso3200、5分露光です。それそれ10枚撮りました。

赤道儀と鏡筒の接続ですが、現在は赤道儀のアリミゾ、アルカスイスクランプ、鏡筒と固定しているのですが、今回、一番弱かったアルカスイスクランプを倍の幅のものに変更しました。途中風が吹いていたのですが、星像がぶれているものはありませんでしたので、多少強くなったのかと思います。

撮って出し画像を載せておきます。

LIGHT_300s_3200iso_+6c_60D_20170107-02h31m16s929ms

C49_LIGHT_300s_3200iso_+8c_60D_20170107-04h25m10s869ms

いま300秒用のダークライブラリーを構築しているので、画像処理はまた後日やるのですが、もしかしたらどうもピントが合っていない気がしています。Backyard EOSのピント合わせ機能で合わせているのですが、FS-60Qの回転つまみだと、合わせこもうとしても粗すぎる気がしているので、早く以前買ってきた減速装置を付けたいと思っています(追記:  後日ピントがあったバラ星雲。上の画像と比較すると今回のピンボケがとてもよくわかります。)。もう一つの可能性が、ガイド鏡の精度がCCD一ピクセル当たり15秒と甘いので、赤道儀を揺らしてしまっている可能性があります。取り付けているレンズの焦点距離を長くするか、複数のガイド星を使い精度を上げるかですが、電子ファインダーとしても使っているので、次はDEF Guiderを使って複数ガイド星を試みようかと思っています。

もしかしたら今晩も楡原に行くかもしれません(追記: 結局曇りで行きませんでした)。