先々月訪れた飛騨コスモス天文台の月例の観望会に、2016年11月6日、下の子(Suke)を連れて再び参加しました。先月の観望会の日は大雨で代わりに星の村スターライトフェスティバルに行っていたので、これで2度目になります。でも残念なことに、今年の観望会はこれで最後だそうです。理由は単純で、冬は雪でこの場所まで入れなくなるからだそうです。

出発時に忘れ物をしたり、ガソリンスタンドへ寄って行ったりで、結局到着したのはちょっと遅れてしまい20時15分頃でした。途中、車の中から月を見ていると、何度も雲に隠れたりと心配だったのですが、到着した時には雲はほとんど見えなくなっていました。前回同様、晴れ男の面目躍如です。


到着して下の子はすぐに自分のSCOPETECHを持ち出して、勝手にいろいろ見始めました。私もすぐに準備を始めたのですが、前回も来ていた小学3年生の女の子のKちゃんが明日学校なのでもう帰ると言います。せっかくなので星雲だけ見せてあげようかと伝え、かなり急ピッチで準備しました。今回もAdvanced VXにFS-60CB+ASI224MCだけのシンプルな構成です。焦っていたのか、極軸があまりうまく取れず精度が悪かったのですが、それでも一応狙ったものは一発でCCDの素子内に入るくらいの精度はあったので、M57(リング状星雲)、M27(あれい状星雲)、M31(アンドロメダ星雲)+M22+M110、M45(すばる)と、いつもの定番ですが、Kちゃんに見せてあげることができました。もちろん他の方にも見ていただきました。M31はアイピースをつけての眼視もしたので、比較できて面白かったと思います。


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セットアップは前日のお化け屋敷観望会のと同じですが、写真を撮るのを忘れていたので上に載せておきます。今回の準備時間は15分くらいだったでしょうか。小学生はうちの子とKちゃんだけだったので、準備している間に一緒にココアを飲んだりお菓子をいただいたりして、仲良くしていたみたいです。さすがに空がいいので大した調整もせずともとても綺麗に見えました。ちなみに、SharpCapの拡大機能を使い300%くらいにすれば小さいM57でも結構見ることができることがわかりました。ますますBKP200の出番が遠のきます。

あとはカシオペアの二重星団をみたりしたくらいでしょうか。下の子の望遠鏡のレンズが曇ったり、そのうち雲が出て来たりしたので、22時半くらいに解散となりました。


来ていた子の中で中学2年生のS君がいて、天文機材にすごく興味を持っているらしく、近所にあるいろいろな天文関連の施設なども見学しているそうです。持っているのが以前うちの子も作った、自分で組み立てる望遠鏡だけと言います。SCOPETECHは経緯台だけれども星まつりでずいぶん安く買えた話をしたら、親子ともどもその値段なら欲しいとのことでした。来年星まつりに一緒に行くことになるかもしれません。赤道儀、CCDのことなども話して、高校生になったらバイトして買えるんじゃないかというような話をしていました。将来が楽しみな子です。話しながら片付けも手伝ってもらいました。どうもありがとうございました。

おととい昨日と合わせてだいぶん一般の方の反応もわかってきました。期待通り色付きの星雲を見たときの反応はすこぶるいいと思います。特に、これまで多少なりとも観望会などで望遠鏡を覗いた経験のある人の方が、(私もかつて残念に思ったように)眼視での星雲の見え方を知っていると思われるので、画面いっぱいに出る、例えばアンドロメダ星雲、色が綺麗に出るM57などは眼視とは全く見え方が違うので、とてもインパクトがあるのだと思います。トレードオフなのですが、いかに簡単にセットアップして、いかに素早くターゲットを見せて、眼視との比較もできて、ともう少し最適化をする余地はまだ残されていると思います。


飛騨コスモス天文台のYさんには、子供ともども毎回お世話になっています。車の中で子供がすごく楽しかったと言っていました。朝起きてからも妻にすごく楽しかったと話していたそうです。また何か行事などありましたら、是非誘ってください。今回は本当にありがとうございました。

追記: 今回を最後に今年は終わりで、次回は2017年6月3日でした。