近頃ずっと天気が悪く、ほとんど星が見えていません。今週少しの晴れ間に試したことを書くことにします。結構まとまりの無い記事です。

今やりたいと思っていることは
  1. ASI224Revolution Imagerとの比較。(追記: 2016/10/2に試しました。)
  2. CSマウントレンズでどのようなものを見ると面白いか。(この記事内で試しています。)
  3. CanonレンズをASI224に付けた時に、どのようなものを見ると面白いか。(この記事内で試しています。)
  4. 0.5倍のレデューサーを手に入れた(Revolition Imagerに付いてきた)ので、BKP200に取り付け焦点距離400mmにした時に、どのようなものを見ると面白いか
  5. 入門用の口径60mm程度の屈折望遠鏡に同じく入門用のRevolution Imagerを取り付けた時どう見えるか。(追記: 2016/10/17に試しました。)
などたくさんあるのですが、星がなかなか見えないので一向に進みません。とりあえず、1番目をM45(プレアデス星団)で比較してみました。ASI224とRevolution Imagerともに、焦点距離16mmのCSマウントレンズをつけています。まずはASI224をSharpCapで500msでスタック無しで撮った画面をiPhoneで撮影したもの。

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雲間ですが、綺麗に見えています。続いて、Revolustion Imagerの7インチモニターをiPhoneでそのまま撮影したもの。

IMG_0056 (1)



こちらは露光時間は128FLDで、ゲインは36dBに合わせて、3回のスタックを繰り返している画面です。これで数秒ごとの画面更新になります。

ASI224の方が解像度が高いので、当然細かく見えるのですが、電視観望の目的の一つの「みんなで天体を共有する」という観点で考えると、印象としてはどちらも同様に楽しめるのではないかというのが、一番の感想です。色つき天体はまだ比較できていないので、次回以降試したいと思います。

あと、2番、3番を少し試しました。

現在CSマウントのレンズが
  • 4mm F1.2
  • 6-15mm F1.4
  • 8mm F1.2
  • 16mm F1.2
と揃っており、EOS-T2ADJでCANONレンズをASI224に取り付けることができるので、EOS X7についてきた
  • 18-55mm F3.5-5.6
  • 55-250mm F4-5.6
を使うことができます。

まずはM31(アンドロメダ星雲)を16mmで見てみました。500m secの8回スタックです。

IMG_0075

形は十分に見えていると思いますが、実質4秒かかっているので、リアルタイム性は少し薄れるかもしれません。

続いてM42(オリオン大星雲)をEOS付属のレンズで200mm程度で見てみました。

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18-55mmの短い焦点距離のレンズではやはり拡大率が足りずに、また暗くなってしまうので、長い焦点距離のレンズの方が見やすかったです。F値が大きいのですが、それでも色がついて見えるのは特筆すべきだと思います。問題は、私自身が望遠鏡などの眼視でオリオン大星雲を見たことが無いので、眼視との比較がまだできていないという、間抜けな所でしょう。

あと、三脚にCCDを乗せただけで合わせこんんでいるので、追いかけることもできなくて、ゆっくりですが時間と供にだんだんずれていきます。

SharpCapのすごいところが、このずれていく星に対するLive Stack機能で、「Align Frames」というオプションをオン(デフォルトでオンみたいです)にすると、星がずれていっても(回転しても)画像上でうまく追いかけていってスタックしてくれるとことです。逆に惜しいところが、スタックする回数を指定できないので、「Clear」ボタンを押すまではずっとスタックし続けてしまうところでしょうか。そのため、多少リアルタイム性が失われてしまいます。Revolution Imagerでは指定回数まででスタックを止めて、そのまま更新し続けてくれるので、スタック機能を比べた際のリアルタイム性はRevolution Imagerの方が上かと思います。


いろいろやっていて、やっと焦点距離と画角の関係が感覚的にわかってきました。式自体は単純で、

画角[rad] = 2 atan( (センサーサイズ[mm]/2) / 焦点距離[mm] )

と表されますが、今使っているASI224MCが1/3インチ型というやつで横4.8mm、縦3.6mmなので、例えば焦点距離2.4mmのレンズを使うと、横の画角がちょうど90度となります。大まかに言うと20mmクラスの焦点距離で10度のオーダー、200mmクラスで1度のオーダーとなります。メシエ天体のかなりのものは40分(0.65度位)でほとんどのものが大体画角にうまく収まるようなので、200mmから400mmくらいの焦点距離を中心に探ればいいということになります。逆に天の川など数十度の広範囲を見たいときには4mmとか8mmのレンズを使えばいいということになります。

ということで、最初の方のやりたいことの4番目の、0.5倍のレデューサーを焦点距離800mmのBKP200に付け、焦点距離400mmにしてメシエ天体を見て、見えるものに当たりをつけたいというわけです。


でもなかなか天気がそれを許してくれません。オリオン大星雲を撮れた9月30日午前3時頃くらいだけがチャンスだったのですが、それも朝5時の薄明で時間切れでした。今週もずっとダメそうなのですが、来週末は少し晴れるみたいです。