ほしぞloveログ

天体観測始めました。

今回の胎内星まつりの戦利品です。雨のせいもあり、特売品もあまりなかった気がします。今回はカメラ関連がほとんどです。

唯一興味が惹かれたのが、国際光器に置いてあったファミスコ60Sです。ハレー彗星の時のトミーの製品で、当時ものすごい数が出たとかの話には聞いていましたが見るのは初めてでした。しかも赤色なので珍しいそうです。レンズに少しカビがあるそうですが、掃除したら十分使えそうです。電視観望とかにもいいかも。今回はこれが唯一のジャンクです。

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あとは大物から挙げていくと、2年前のX7に引き続きNatsuがまたしてもお小遣いとお年玉をほとんどつぎ込んで買ったRICHOの360度カメラのTHETAです。所有権はNatsuにあるのでピンク色になりました。私も頼んで貸してもらいたいのですが、ピンク色が...。

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自撮り棒と三脚になる足が星まつりサービスでついて来ました。値段もネットで調べたものよりやは安かったので十分お得です。早速帰ってNatsuと自宅で撮ってみましたが、これ面白そうですね。Facebookとかだと360度表示できるみたいですが、ブログでも360度表示にできないのでしょうか?

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でもこの自撮り棒の下部の部分の固定が弱くて、部品ごと簡単にもげてしまいます。昨日カメラをつけたまま石畳に倒れこんでいって、外のガワ部分がパカッと外れてしまい、天頂部が何処かに飛んでいってしまいました。さっそく壊れたかと思いましたが、飛んでった部品を暗い中見つけて、気をつけながら横の細いカバーもパチンパチンとはめていったら、なんとか問題なく使えるまで戻りました。それにしても本体ちょっと弱すぎます。


カメラ関連で、三脚をたくさんです。まずはVANGUARDで、少し昔のもので在庫品だと思いますが、まあ安いです。自由雲台の単体のものは、スイッチを入れると水平を自動で取れる優れものだそうです。三脚はエレベーターの棒が外に出て斜めとかに伸ばせます。これも欲しいと思っていたものでした。

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同じくVelbon。小型の物はわずか800gできちんと目の高さまで持ってこられるくらい足が伸びる優れものです。Natsuが中学生ということでさらに値引きしてもらいました。あと特筆すべきはポールで、キャンプとかのタープを作るときに役立ちそうです。伸ばすと2.3mほどになり、先端にブルーシートの端の穴に入れることができるように細い棒になっていて、キャップもついています。キャップには紐をかけることができるようにもなっていて、電源ケーブルとかを這わすこともできそうです。三脚を作っているような工場で製作したものらしく、かなり頑丈とか。ちょうど去年も買った人が、今年は友人に頼まれたと大量購入していました。私も6本買いました。

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Kenko Tokinaブースではカメラバッグを買いました。

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ピンク二つはNatsuが買いました。値段の割にかなり丈夫で使い勝手が良さそうなのでずいぶんお得です。色的に私はあまり使いたくないですが、多分ピンクなので安いのでしょう。カメラバッグであえてピンクを使うユーザーは普通に考えたらあまりいないのかと思います。

私は短焦点の鏡筒と三脚を入れるつもりで、背負うタイプのカメラバッグを買いました。登山でこれを持っていって、夜に電視観望セットを取り出してみんなで見るというのをやってみたいです。でも多分山歩きはしないだろうなあ。

あとは各種フィルターとカメラ2台用のアダプターマウント、望遠鏡を三脚に固定するアダプターです。

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激落ちくんのレンズクリーナが大量に入った袋です。でもこれカバン買ったらおまけになりました。一生分とは言わないですが、10年分くらいありそうです。アルコールが入っているタイプらしく、iPadとかに使ったら一発でものすごく綺麗になりました。かなり便利そうです。

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細かいもので、中古のフィルターセットと、アイピースキャップです。キャップはすぐになくなるのですが、なかなかぴったりのサイズが売っていなくて、今回も見つけたのはこの2つだけです。

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書籍関連。ノートと便箋は抽選会の全員プレゼントで選んだものです。あと、原村でNatsuが作ったブレスレットが、数珠と言われてずいぶんご立腹だったのでしょうか、同じようなものですが今度はきちんとブレスレットに見えます。星空風景の本ですが、執筆したカメラマンにサインをしてもらいました。技術的なことよりも、作例に対してどうアプローチしたかとか書いてあるので、今の私にちょうどいいかもしれません。

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野鳥の会のところで、本はこれがいいと進められて買いました。妻へのお土産です。でもそれよりももっとインパクトがあるものを見つけました。今回買わなかったですが、ものすごくコンパクトにたためる長靴です。

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あまりに生地が薄いので、クルクル巻くことができます。また、生地の薄さを利用して下の写真のように長さを調節することもできます。ズボンをかぶせているわけでなく、長靴側を短くして履いています。

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長靴は雪国には必需品ですが、都会との行き来にどうしても困るときがあります。そんな時は持ち運びできる長靴として重宝しそうです。むしろ、都会の人が雪国に行くときに持っていくという使い方のほうがいいのかと思います。

頂き物です。Tさんありがとうございました。

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その他、ステッカー、冊子などです。全部貰い物です。

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今回いろいろ安くしてもらいましたが、Natsuのおかげというところが大きいです。やはり女の子は得ですね。そのかわりでもないのですが、抽選会は何も当たらず、オークションでも特に手に入れたものはありませんでした。

帰りの車では雷の中帰ってきました。あとで聞いたら会場も雨がすごかったようです。

 

 

今年は忙しくてなかなか時間が取れないのですが、それでも胎内星まつりに少しだけ顔を出してきました。

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会場は雨が降ったり止んだり。土砂降りの時も何度かありました。例年よりお客さんが少なくて、一時はお客さんより店員さんの方が多い時もあったくらいです。その代わりにショップの方とはゆっくり話すことができました。昨年の福島以来のHBさんとも会うことができました。雨の中、昔話に花を咲かせましたが、娘のNatusも我々の学生時代の話に興味深げでした。あ、今回はNatsuと二人での参加で、Sukeは自由研究が終わらないため留守番となりました。

HBさんの紹介でもないですが、ものすごいベテランのプロのような方達とマニアックな会話を楽しむことができました。中でも印象的だったのが、CelestronとMEADEシュミカセの比較です。どちらがよく見えるかという話になり私はこれまでの自分の経験から「Celestron」と即答したのですが、実はMEADEではないかというのです。簡単に光軸調整できるのはCelestron。でもシュミット補正板から主鏡までの距離を設計値通りに最適化する自由度が残っていて、MEADEの場合それを合わせてやらなければ見え味はCelestronより悪くなってしまうとのことです。そこの距離が適当でも、接眼レンズ側の位置でピントは合ってしまうが、それは最適解ではないという至極真っ当な意見です。MEADEに手こずっていた私は完全にこのことまで考えが及びませんでした。ただ、その最適解は実際は描像を見て決めるしかないとのことなので、調整は簡単ではないのかもしれません。それでも実際試して見て、25cmの性能を引き出したいと思いました。この方達は京都の「星を求めて」にも行くとのことなので、私は初めてになるのですが、できたら行こうと思います。また会うことができそうなので楽しみです。

星まつりでもう何度もお会いし、Natsuが本当にお世話になったオオザカレンヂKeisukeさんの歌をまた聴くことができました。雨の中のコンサートでしたが、歌の間に一瞬月を見ることができました。コンサートの中で、小さいころワゴンで父親に連れられて流星群を見たという思い出を歌にしたという曲がありました。天文台の方から1991年のペルセウス座流星群に間違いないということを教えてもらって、何十年ぶりかになってやっとに日にちまでわかったと語ってくれていました。子供の頃の忘れられない思い出が歌になっているそうですが、私も子供たちにそんな思い出を与えてあげることができているかどうか。大きくなって星まつりに一緒に行ったことも思い出してくれたら嬉しいです。

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コンサートが終わって挨拶に行きましたが、Natsuのことも覚えていてくれて、嬉しい限りでした。NatsuはオオザカレンヂKeisukeさんのファンの方にTシャツを頂いて、さらにオオザカレンヂKeisukeさんのサインまで頂いていました。今回Natsuはギターも持って行ったのですが、その日のうちに帰らなければならなかったので、次回の再開時にギターを披露することを約束してその場を去ることになりました。

それはそうとNatsuは今回ずいぶん得をしている気がします。小学生くらいの子はまだ会場にいるのですが、そもそも中高生はあまり参加していなくて、しかも女の子でこういった星まつりに毎回参加しているのは多分珍しがられてか、いろいろおまけとかしてもらったりしています。特に、去年の胎内で赤道儀のモーターをいただいたTさんとはずっとしゃべっていたみたいで、Tさんの紹介で何人かの方とも知り合いになったみたいです。Tさんにはものすごい強力なモーターを使ったファンをいただいたり、知り合いの方にはお札のお菓子とかももらっていたみたいです。また、三脚関連の店に行ったら「中学生にこそ、この三脚を使って欲しい」と、軽量の三脚をさらに値引きしてもらっていました。他にも、カメラカバンが欲しかったみたいで、ちょうど手頃な特価のピンクのカメラカバンが2種類あり本人は迷っていたのですが、あまりに安かったので2つとも買ってしまいました。そもそもピンクのカメラカバンはユーザー層から考えてもあまり売れるはずもなく、そのピンクのカバン2種だけ他の同じ値段で売られていたものよりも格段に高級なのです。私もピンクでなかったら自分で使いたいくらいです。あとでマニュアルを見たら、黒と黄色があったらしいのですが、それらは星まつりにくるまでに普通に売れてしまったのかと思います。

もう一つ思い出しました。今回、星空風景写真家の講演があったのですが、これもNatsuが誰かから50人限定の整理券をもらってきました。しかもショップのMさんからつきたてのお餅をいただいたとのことで、お餅とチケットを手に、講演開始直前に私のところへ来たのです。最初整理券は一枚だったのですが、さらにその方がもう一枚手に入れてきてくれました。その方にお礼を言い、結局私も講演を聞くことができました。そのおかげで迷っていた天の川の画像処理に少し光明が差し込んだのが前回の記事になります。

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この講演ではLOWAの12mmがすごくいいという情報を得たことと、メタボーンズのSpeed BoosterがAPS-Cサイズになってしまうが、1段階明るく撮れて画質も劣化しなくていいとの情報を得ました。ただしBoosterは本体側の接続が私が持っているCANONの対応ではないので、もう少しCanonレンズがたまり、いつかSONYのα7Sなどに乗り換えたときに考えることになると思います。講演は総じてマニア向けというよりは初心者向けの基本的なことが多く、SONYカメラの解説が中心だったのですが、それでもさすがにプロの言うことは迫力があります。実際の経験と自信に裏打ちされたものなのでしょう。心意気というか、信念みたいなものを垣間見た気がして、ものすごく参考になりました。

Natsuがだんだん親の手を離れて勝手に知り合いを作り出していきます。女の子なのでいつまで星に興味があるかはわかりませんが、今のところ楽しそうについて来ます。ホントにいつまでついて来ることやら。

今回行けないと思って諦めていた胎内ですが、少しだけ顔を出すことができました。逆に行けると思っていた福島のスターライトフェスティバルが少し怪しくなってきています。行けても2日目の日曜の夕方くらいからになりそうです。NatsuがオオザカレンヂKeisukeさんのコンサートに行く約束をしていたので、それには間に合うといいのですが。

その2: 戦利品」へ続きます。



 


過去の胎内星まつりの記事もどうぞ。

 

ここしばらくブログの更新が滞っていました。忙しかったのもあるのですが、一番の原因は天の川の画像処理でずっと悩んでいるからです。

8月初めに撮った木曽シュミットを背景にした天の川。ところが、気合を入れて画像処理を始めたのが、今回の迷走の始まりでした。Lightroomのレンズプロファイルでの補正と、PixInsightのDBEで周辺減光とさらカブリを除きます。星マスクを利用したり、景色部分にマスクを施したり、天の川部分のマスクも苦労して作ったりして色々試しました。多分正しい方向で進めているはずです。でもなぜでしょう、やればやるほどわざとらしくなって自然感が損なわれていく気がします。

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多分上の処理でも悪くないのかと思います。でも、ふと元のJPEG撮って出し画像を見直してみると、もちろんホワイトバランスも取れていないし、周辺減光はありまくりだし、天の川も強調されていないのに、なぜかわざとらしさのないこちらの方が好きな自分がいることに気づきます。ここら辺で完全に迷走状態になりました。
  • 周辺減光はきちんと補正するのが善か?天の川を中心に持ってきたらむしろ周辺減光があった方が天の川を目立たせることができるのでは?
  • 背景のホワイトバランスを撮ることは本当に正しいのか?なぜ青い夜空はダメなのか?
  • 星景写真は、科学なのか?芸術なのか?
などなど疑問が尽きません。天体写真は自分の場合あくまで趣味なので、科学写真とは違います。それでも星雲などの天体写真は宇宙の深淵を覗くという意味でまだ科学に近い気がしますが、星景写真はその名の通り景色を入れます。景色と星の組み合わせという意味ではなにか主観を入れたいという意図があることが普通なので、やはり芸術に相当近いような気がしています。こんなことを悩んでいても、正解もなければ答えが出ないこともよくわかっています。

そんな時に、ちょうどプロの星空風景写真家の方の話を聞く機会がありました。その方に上のような疑問をぶつけてみたのですが「一旦補正した周辺減光をあえて加える場合もある」「結局は自分が何を表現したいかではないか」という助言をいただきました。おそらく天体写真として撮っているアマチュアと、生計を立てているプロの写真家というのでは、全然目指している方向は違うのかもしれません。それでも人に見せるという意味では、この写真家の方の言うことは正しいのではないかと思いました。

まだ迷いはとれませが、星景で自分の見せたいものを見せてもいいという道があることがわかっただけでも大きな進歩です。でも個性を出すということは怖いですね。それを凌駕して魅力的な作品を生み続けるのがプロということなのでしょうか。色々悩んでいたことも少し吹っ切れた気がして、今回の星景写真に関しては少し自分が好きなものを目指そうと思いました。

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素材がいい場合は、画像処理も最小限で済みます。強度なあぶり出しもしていませんし、周辺減光も必要以上にとったりしていません。ホワイトバランスも多少合わせますが、好みを残しています。カブリもそのままで、この黄色から黄緑を経て青へと変わっていくような色が結構好きです。

くだらない悩みかもしれませんが、ここに至るまでに二週間くらいかかりました。まだ迷走する気はしますが、しばらくは技術にあまりこだわらずに処理をしてみようと思います。

先週のお寺観望会で赤道儀の止め方の不具合で落下したC8。落ちた瞬間に少しでもショックを和らげるように足を伸ばして鏡筒を横に蹴飛ばす形で落下させました。鏡筒自身は問題なさそうでしたが、ファインダーとマイクロフォーカスの部分で地面に接触したようで、大きく傷がついていました。ファインダーは光軸ズレかと思いましたが、ピントを調節し、ファインダーホルダーの位置をネジを緩めて少しずらしたら実用上問題ないレベルになりました。問題はマイクロフォーカスです。こちらはかなりダメージが大きく、つまみを回そうとしても軸が全く回転しなかったので、分解して様子を見てみました。

まず外観ですが、つまみのところが完全にに傾いているのがわかりますでしょうか。

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順にイモネジを六角レンチで外していき、シャフトを取り出すと完全に曲がっています。最初このシャフトは全く取り外すことができず、ベンチバイスにシャフトを固定して手で力を入れて大まかにまっすぐにすることでやっと取り外すことができました。その後、金槌で叩きながらできるだけまっすぐに直します。

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微動つまみも全く回転しなかったのでよく見ると、先っぽの細いシャフトが少し曲がってしまっています。これも取り出して、ベンチバイスに挟み、金槌で軽く叩くことでまっすぐになるように戻しました。

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それにしてもこの微動の仕組みはすごいですね。部品はベアリングボールと細いシャフト、それを囲む真鍮のケースだけです。シャフトの先に少しだけ窪みがあり、そこで3つのボールと触れ合います。シャフトが回転するとボール3つも摩擦によって反対方向に回転します。ボールは外側で写真真ん中に写っている外側の回転体に触れていて、この回転体もまたボールとの摩擦によって回転します。すなわちシャフト軸の外径と、外側の回転体の内径の比で減衰率が決まるというものです。シンプルなのに非常によく考えられています。

下が全バラした写真です。分解すると非常によく構造がわかります。

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さて、シャフト2つは大体まっすぐにできたのですが、想定外だったのは真鍮のベアリングケース自身がよく見ると少しだけ曲がっていたことでした。なのでどれだけ軸だけを伸ばしてもつまみ側がどうしても傾いてしまいます。このケースもまっすぐにしようとしましたが、変に力をかけると破壊しそうで今回はそのままにしておきました。ベアリングボールはうまく回転しているようなので、つまみの見た目の傾きさえ我慢すれば問題なさそうです。

あと、写真の右側のつまみのシャフト軸を入れる方の内径が小さくかなりきつかったので、4.5mmのドリルで穴を広げたらすんなり入るようになりました。

組み立てるときに一つだけ注意点。ベアリングと回転体を押さえつけるためにナットとさらに内側に金属板状のバネが入っていますが、このナットが使っていると緩んできて微動が効かなくなってくることがあります。このナットが緩まないように、ねじ止め剤が最初から付いているようでしたので、それに合わせて組み立て時もねじ止め剤を添付します。こうすることで微動の効きが変化したり、動かなくなったりすることを防ぐことができます。

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ナットのところの青い液体がねじ止め剤です。

あとは下側の2つのネジの役割をしっかり理解することです。アイピース側から見て奥側の長いネジはフォーカス可動部の筒自身を固定する役割、手前側のネジがシャフトと可動部の密着度を調整するネジで、ここでつまみの固さを調節できます。

今回の修理の結果、まだ多少つまみの回転に渋いところは残っていますが、実用上問題無いくらいにはなりました。微動も多少渋いこともありますが、ほとんど問題なく動いています。もう少し使って、もし実戦で不満が出るようなら次はモーター付きに買い換えるかもしれません。

 

一昨年の自宅での「お化け屋敷観望会」昨年のお寺での「きもだめし観望会」に引き続き、今年も下のSukeが計画した恒例の夏のきもだめし。場所は去年と同じ近所のお寺。先週地域観望会をやったのと同じお寺です。Sukeに「きもだめしなのに...」とブツブツ言われながらも、私はついでに観望会を敢行。


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数日前の準備の時に「パパ、スピーカーある?」とかいうので、PCにつなげるスピーカを渡したのですが、どうやらそれをきもだめしで使うようです。去年くらいからSukeがSCRATCHに相当凝っています。今回はPCのカメラで見て画面に反応があったらいろんな音をランダムで出すプログラムを組んでいて、結構複雑なことをやるみたいです。私も今日準備中のテストの時に見てみたのですが、きちんと動いているようでした。私も誰も一切手伝っていませんが、SCRATCHを使って実用上で動くものにまで仕上げているので、まあ大したものです。昔からそうでしたが、やりたいことがあると周りから何をどう言われてもやり通す子で、今回も全部一人で準備からセットまで、脅かし役は友達まで巻き込んでやっていました。きもだめしのお客さんは学区内の子たちで、学校に頼んで全校生徒にチラシを配っています。最終的には30-40人は来ていたでしょうか。

19時にきもだめしのはじまりでみんなお堂に集まります。簡単な経路の説明の後に、妻のつながりでお話専門の方が何人か来て、怖い話を聞かせてくれます。当然本を読むとかではなく、全て覚えていて何度も繰り返しているプロのような方達なので、多分小さい子は相当怖かったのかと思います。

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そのあとはお待ちかねのきもだめし。コースはお寺をぐるっと裏まで周り、裏のお墓の前を通り抜け、お堂の中に入りお札をとって、お寺の廊下をお堂まで歩きゴールです。


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お札をとっていきます。日本人形が本気で不気味です。
この人形は私が生まれた時に親が買ったものらしいで、もう40年以上前のものです。
ちなみにお札の中身は飴とかお菓子です。


途中何体かのおばけがいて、子供達のきゃーという声が響いてきます。私も最後に回らせてもらいましたが、暗い中懐中電灯の光だけを頼りにかなり長いコースを歩くので大人でも結構怖いです。SCRATCHの仕掛けもうまく動いていて、音も20種類くらいあり、どれも不気味で、小さい子は本気で怖がっていたようです。

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きもだめしの順番が来るまで待っている子、きもだめしが終わった子から順に望遠鏡をのぞきます。今日は午後くらいから天気も良く、月齢5日の月も少し残っているので、月と惑星の絶好の観望会日和です。

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きもだめしが終わった後に望遠鏡をのぞきに来た子たちに感想を聞いて見たら「めっちゃ怖かった」とのこと。中には大したことなかったと強がりを言っていた子もいましたが、大半の子が相当怖かったみたいで、中には泣き出した子もいたとのことです。去年あまり怖くないと言われたのが悔しかったのか、今年は相当怖くしたみたいです。

今日は月と木星、土星、火星とC8で見てもらいました。やはり月と土星の反応が良く、木星も縞と衛星に驚き、火星はまあ予測通りの反応でした。電視観望でM57とM27も見せたのですが、今回一つ気づいたことがあります。

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さて、M57はどこにあるでしょーか?


M57
コッコでーす!ココ、ココ、ココでございまーす。

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M27はどこにあるでしょーか?ってさすがにこれはわかりますね。


M27
コッコでーす。

少しでも星のことを知っている人は、星雲を見るとかなりいい反応をしてくれるのですが、今回のようにきもだめしに興味を持ってきている、星は特にそれほど興味がないというような本当に一般の人には、星雲を見せてもあまり反応がありません。どうも星雲というもの自体がよくわからないみたいです。それよりも月や土星の方がはるかに反応がいいです。実はそもそも観望会にわざわざ来るような人たちは、一般の人といってもそれなりに星に興味がある人なので、これまでも星雲に対する反応がよかったのかと思います。この違いは意識しておくべきかと思いました。なので今日はC8での眼視が中心となりました。

そのなかで、電視で見た天の川だけは、うっすらと見えたにすぎませんが反応がよかったです。天の川を見たことがないという人も多く、やはり街中で、街灯の明かりも眩しく、目でどうやって見ても何も見えない天の川が、高感度カメラを使うと簡単に見えるというのは多少インパクトがあったようです。

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そんな中、一人だけ異常に反応がいい子がいました。小学校4年生だそうですが、宇宙のことが大好きで、将来は研究者になりたいのだそうです。小学校1年生の時のお寺の観望会(3年前で、この時まだ私は星を始めていませんでした)で目覚めたそうです。こんな子がいると嬉しくなるので私も張り切ってしまい、C8を導入やらピント合わせやらいろいろ操作せてあげたりしました。

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4年生の子に赤道儀とか色々触ってもらいました。

いろいろ聞いていると、家には望遠鏡は教材の付録についてきたものがあるだけというので、きもだめしが終わってから自宅に寄ってもらい、昨年の福島のスターライトフェスティバルのジャンケン争奪戦でいただいた入門用の屈折を持っていってもらうことにしました。少しだけ自宅の庭でうまく見えるか確認して、簡単な操作方法だけ説明しました。まずは自分で月から入れてみてくださいといって渡しました。これがきっかけでもないですが、このまま興味が続いて将来天文ファンになってくれると嬉しいです。

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あとで聞いたら、きもだめしも観望会もとても好評だったようです。今日は大成功でした!Sukeはまたもや疲れ果てて自由研究できず。大丈夫か?


前回の記事の続きになりますが、同日牛岳でEOS 6DとSAMYANG 14mmで多数枚撮った天の川写真をタイムラプス映像にしてみます。

今回タイムラプス映像をを作るにあたり、レンズ補正のプロファイル以外でLightroomを初めてまともに使ってみました。タイムラプス映像はこれまでは簡単のためにほとんどJPEGフォーマットから作っていたのですが、事前にRAWファイルから多数枚に同じ加工を施して、各コマを作りたかっのがLightoroomを使った理由です。Photoshopでも多数枚の加工はできるのですが、LightRoomの方がはるかに簡単だったことと、SAMYANGのレンズプロファイルがLightroomにはあるのに、Photoshopにはないのが決定的でした。

そもそもLightroomの概念も存在意義も全くわかっていなかったのですが、これは思ったより便利ですね。
  • Photoshopが写真を含む画像一般のためのものに対して、Lightroomは写真に特化しています。
  • また、現像というメニューがあることからもわかりまが、多数枚の処理を前提にしています。なので処理が全然軽いです。
  • あと、全ての処理が可逆なのがすごいです。元のファイルをいじりたくないというのはすごく共感できます。
  • カタログという概念が便利です。処理の過程をすべて記録しているファイルと思っていいのでしょうか。RAWファイルから独立なので、RAWファイルとカタログファイルがあればやったことをすべて再現できるというわけです。

逆にそれによって制限されることもあります。
  • Photoshopのようなものすごい細かい操作を繰り返すと履歴がたまりすぎてこんがらがって来ます。処理が重くなるとかいうわけではなく、忘れることができないという意味です。
  • 多分ですが、Photoshopよりはできることは限られています。例えばトーンカーブをRGB別にさわれないみたいとかです。トーンカーブの曲げ方もPhotoshopほど細かくできるわけではなく、記録するためか触れるポイントとかに制限があるようです。2018/8/19 追記: トーンカーブ右下のアイコンを押すことで、RGB個別に、ポイントも任意に取れることがわかりました。PhotoShopとほぼ同じですが、繰り返しトーンカーブを適用するというようなことはできないようです。

前回の記事では、一枚を仕上げるのには途中PixInsightのDBEをつかって周辺減光やかぶりの補正をしているのですが、タイムラプス用にはそんな高度な処理を全枚数にかけるのは大変です。それでもLightroomでもかなりのことはできますし、下仕上げとして使うだけなら十分すぎる機能を持っています。タイムラプス用にどう処理をするのは

  1. Lightroomを立ち上げて、新規カタログを作成し、タイムラプスように処理したい枚数分のファイルを全て読み込む。
  2. 「現像」メニューに行き、その中の一枚に、レンズプロファイルを含む適当な画像処理を施す。
  3. 「ライブラリ」メニューに戻り、上で処理した一枚を含み複数枚のファイルを下部のサムネイルからシフトキーを押しながら選択する。
  4. その時出てくる「同期」ボタンを押す。
  5. 出て来た画面で適用したい処理を選択して、OKを押すと全てのファイルに最初ファイルに施した処理が適用される。
  6. 「ファイル」メニューの「全てを書き出す」からJPEGがファイルなど必要なフォーマットに変換して保存する。
  7. 待っていると全てのファイルが順に生成される。

このように、複数枚の処理がいたって簡単にできてしまいます。

LightRoomでJPEGに出力したあと、Sirius Compでタイムラプス映像にしています。

ただし出来上がったファイルは1GBクラスと相当大きいので、アップロードのために圧縮します。Youtubeにアップすることを前提に、今回はWindowsの64ビット版のHandbreakを使いました。以前のホタル映像ではiMovieを使って編集などをすることも考えて、QuickTimeを使って一旦.movファイルにしましたが、これだと圧縮されすぎてしまい、アップロードした際にあまり綺麗に再生されないことに気づきました。そのためHandbreakを使って、Youtube推奨の設定にします。今回使ったのはHandbreakの英語版の1.1.1です。最初日本語版の0.9.4を最初使ったのですが、コマンドプロンプトが一瞬出てすぐに消えてしまい、変換できないというトラブルがありました。英語版の最新にしたら素直に解決しました。

Youtubeの推奨に合わせていじった設定は、「Video」タブの「Framerate」を選択肢の一番上の「Same as source」にしたことと、「Quality」を「Avg Bitrate」にして10000kbpsにしたことだけです。あとはデフォルトの設定で、Youtubeの推奨のH.246コーデックのmp4ファイルが生成せれ、ファイルサイズが1.06GBから17.2MBまで圧縮されました。もちろん画質は落ちますが、見た目ではそれほどひどくはなっていません。

ということでできたタイムラプス映像です。


マスク処理はしていないので、雲のところが明るくなってしまっています。あと、錯覚かもしれませんが、左よりも右のほうが引き伸ばされて見えます。レンズプロファイルで補正してもこれなので、元はもっと差があるのかもしれません。何れにしてもファーストテストで撮影した時より、ひずみが大きい気がします。もう少し例を増やしてきちんと検証した方がいいかもしれません。

でもまあ、やっとタイムラプス映像の手法も確立してきました。マスク処理とかもLightroomで多少はできそうなのですがちょっと大変そうなので、これは今後の課題にしたいと思います。

ちょっと前の記事になりますが、入門者向けにEOS Kiss X7牛岳で天の川を撮影した時に、同時に天体改造済みのEOS 6DとSAMYANG 14mmを使い、同じ場所から天の川を撮影していました。その時の画像処理を終えたので記事にまとめておきます。以前の記事の番外編のような位置付けです。

まずは天の川の一枚どりの画像処理です。EOS Kiss X7の画像処理の時は無料のDPPもしくはGIMPしか使っていませんが、今回は特に制限はしません。また実際の処理もDPPもしくはGIMPでの処理も、明るさ、コントラスト、トーンカーブ、ホワイトバランスしか使わなかったですが、今回はそういった制限もせず、多少複雑な処理もしています。

特徴としては、レンズプロファイルを適用し、歪みと周辺減光を軽減するために、Lightroom Classic CCを使ったことと、さらなる周辺減光とカブリの除去にPixInsightのDBE(DynamicBackgroundExtraction)を使ったことくらいでしょうか。PixInsightの「MaskGeneration」の「RangeSelection」で雲のあたりのマスク、恒星のマスクを作っています。この機能を使うと、ものすごく手軽にマスクを作ることができます。あとはPhotoshop CCに引き渡して適当に処理しています。マスクもPhotoShopで利用して画像処理しています。結果は以下のようになります。

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撮影地: 富山県富山市牛岳, 2018年7月13日23時2分
EOS 6D(HKIR改造, ISO3200, JPG), 露出20秒、固定撮影
SAMYANG 14mm, F2.8  IF ED UMC
Lightroom、PixInsight、PhotoShopで画像処理


入門記事で処理した画像(DPPで処理したバージョンを下に再掲載)と比べてみましょう。

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今回の方が天の川が圧倒的に濃いことと、ノイズが少ないことがわかると思います。これは露光時間が長いことによると思います。入門記事ではISO6400で10秒、今回はISO3200で20秒です。ISOと露光時間の積は同じですが、後者の方が露光時間が長い分、読み出しノイズが少なくなります。もちろん、カメラ本体の差もあるでしょう。6Dはセンサーの一素子のサイズが大きく、ノイズが少ないカメラと言われています。ノイズが少ないと当然、対象をより濃くあぶり出すことができます。

ソフトの違いも相当大きいです。入門記事ではせいぜいトーンカーブを少し弄る程度までです。例えば今回6Dの画像では天の川は明るいのに、雲の方は逆に目立たなくなっています。これはマスク処理のおかげで、雲の部分とその他の部分を分けて処理できるために、雲を暗いままにしておくことができます。

また、周辺減光が目立たなくなっていることもわかります。フラットフレームはとっていませんが、PixInsight上で周辺減光とカブリをなくしたことが効いています。これは天の川をより濃くあぶり出すことにもつながっています。

今回の方が、より広い範囲で天の川を捉えていることもわかります。これはカメラのセンサーサイズの違いで、X7の場合はAPS-Cといい、6Dの場合はフルサイズとか言います。各辺の長さが1.6倍違うために、同じ焦点距離のレンズを使って写すことのできる範囲も1.6倍かわってきます。しかも、使っているレンズもX7の方は標準の18mm、6Dの方は14mmなので、1.6 x 18/14 = 2.05と約2倍違います。面積にすると2 x 2で4倍の違いですね。


うーん、こうやってみるとさすがに結構違いますね。でも露光時間も違うし、ソフトの制限もかなり大きい違いなので、そういった差をなくして、カメラ単体の違いだけでどこまで迫れるのかもいつかやってみたいと思います。


  1. EOS kissで天の川を撮ろう (その1): 撮影の準備  
  2. EOS kissで天の川を撮ろう (その2): 実際の撮影  
  3. EOS kissで天の川を撮ろう (その3): 画像処理  
  4. 番外編: 天文っ子のためのカメラ選択 
  5. 番外編: EOS 6Dで天の川を撮ろう

お寺観望会のあと、思ったより天気が良かったのでと、夏休みでは貴重な新月期なので、前回の月食に引き続き、娘のNatsuの自由研究のお手伝いで、国道沿いの光街調査をしました。お手伝いといっても私は車を出すだけ。基本的には自分で全てやっているみたいです。やっていることは単純で、カメラを同じ設定にして決まった領域を、車で移動しながら撮影し続けるだけです。でもこれ、手伝うだけにしてはものすごく面白い結果になりそうです。

機材はNatsuの愛機EOS Kiss X7。三脚に乗せるだけです。設定は焦点距離18mmでF3.5、ISO3200で20秒露光。自宅を含む、明るい北の街側、暗い南の山側の計5カ所で、天の川近辺を撮影します。Natsuが頑張って解析していますが、駅からの距離と明るさ(今回はたて座とわし座の間のCの字の中の星がない部分をPSで測光)の関係をグラフにすると、物の見事に比例関係が出るようです。しかもこんなに明るさが変わるのかと、ある意味私も衝撃でした。まだ結果をまとめている最中のようなので、写真だけちょっと載せておきます。JPEG撮って出しをくっつけただけです。意外なほどの明るさの違いに、多分天文をやっている方でも驚くかもしれません。私はちょっと驚きました。

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直線距離で20kmくらいの違い、車で走ったら30分くらいの距離の間にこれくらいの明るさが変わります。最初はカメラだとサチルくらい明るく天の川が全く見えないところから、撮影にはちょっと暗すぎるくらい、目で直接余裕で天の川が見えるレベルにまでなります。



実はこの一週間くらい前に、自宅庭で月明かりと天の川の見え方の関係を比べるために、30分おきに20時くらいから午前3時半くらいまでずっと南の空を同じ設定で撮り続けていたみたいです。私はすぐに寝てしまったのですが、最後は妻がうるさいと怒り出して撮影はストップさせられたらしいのです。この結果と比べていると、もっと面白いことがわかりました。

まず、この日の月の出が23時くらいなのですが、それまでは街の明かりが徐々に暗くなるのでしょう。画面の明るさも時間と共に徐々に暗くなります。その後、月が出るとおそらく月の明かりが支配的になり、時間が変わっても明るさは一定になります。その後、Cの字が徐々に西の方に行くと、西側にある街灯の明るさが支配的になるためでしょうか、時間と共にまた徐々に明るくなります。明るさの変化が3つの直線で説明できそうです。おそらく月が出ていない場合は2本の直線で説明できるのかと思います。

何故こんなことをわざわざ書いたかというと、今回場所を変えて測定するときに、一番最初に自宅を撮影しておいて、2時間くらいしてから自宅に戻って来たときに比較のために再度撮影しておいたのですが、その2枚に優位な差があり、後から取った方が明らかに暗かったからです。そこで、その前に撮影していた時間変化のデータを改めて見てみると、時間差で変わる明るさで、その2枚の明るさの差が説明できそうなのです。

今回の光害測定の結果が面白そうなので、出張帰宅後に無理やり付き合わされた皆既月食の観察はボツになりそうですが「あれは予備だからいい」とのことです。自由研究がまとまったらまた娘に昨年のようにレポートを書いてもらおうかと思います。

今年も娘に色々引っ張り出されましたが、自分で色々面白そうなことを考えているみたいです。お年玉で買ったカメラもちょっと贅沢かと思っていましたが、十分使いこなしています。少なくともX7の使い方は私よりもNatsuの方がボタンの位置とかはるかによく知っていて、たまに触らせてもらうときは私の方が大抵使い方を聞いています。

Natusの自由研究の方は見通しも立っているようなのですが、問題は小6のSukeです。此の期に及んでまだテーマが確定していません。今日半べそをかきながら「どうしたらいいかわからん」と悩んでいました。いったん決めた植物の成長をやめてSCRATCHをすると決めたのに、普段遊びまくっているSCRATCHではなかなか研究にならないというのが悩みみたいです。なのでとりあえずインゲンのタネだけ買って来て、育つ間にSCRATCHで自由研究をやっておいて、うまくインゲンが育って成長の差を見ることができたらそちらにすればと言って、やっと落ち着いたみたいです。でも明日は朝から北陸最大のプールに行きます。疲れ果ててまた何もできないでしょう。


ペルセウス座流星群も星を始めてはや3回目。最初は能登の満天星でキャンプの最中に。二度目は飛騨コスモス天文台のお祭りでした。今回も子供達が喜ぶので飛騨コスモス天文台のお祭りに参加予定です。

月は新月期で最高の条件。でも天気予報は最悪でした。予報は夕方くらいからずっと雨、夜遅くにやっと曇りくらいです。

飛騨コスモス天文台はとても相性が良く、参加した回は最初雲って言いようがたとえ雨が降っていようが、必ず素晴らし空に会え今の所勝率100%なのですが、さすがに今回はダメだろうと思っていました。それでもお祭りなので会場にだけは行こうと思い、早めの夕食をとり17時半頃に富山を出発。富山を出たときにはまだほんの一部青い空も見えていましたが、近づくにつれどんどん曇りだし、途中雨がひどくなりしかも気がものすごく揺れていて嵐のようです。この時点でさすがに今日はダメだと諦めました。19時ころ、まだ明るい中会場についてもポツポツ雨が降っていて、鏡筒や赤道儀にはカバーがかかっていて、荷物も全てテントの下。

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外には誰の姿も見えないのでドームに顔を出すと、いつものメンバーよりも多くの人がひしめき合っていました。6ー7人でしょうか。さらに我々3人が入ったらもう一杯です。しかも雨脚がどんどん激しくなり、ドームの丸天井を叩く音がうるさいくらいに響きます。途中代表のYさんの息子さんや、前回愛知の一宮から来てくれた方とそのつれのかたあわせて3人も入って来てすし詰め状態。

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ドームの中の赤道儀の周りにすし詰め状態ですわって
みんなで話し込んでいました。

20時すぎ頃でしょうか、 雨音がだいぶん静かになって来て外に出れそうだと言うので、出て見ましたが。まだポツリポツリと雨は降っていて、厚い雲がかかっています。この時点で中止の判断をしたようで、というかお客さんが誰も来ていなかったので、片付け始めました。でもせっかく一宮からきたお客さんもいるのでと思い、ASI294MCにSAMYANGの14mmをつけて高感度で見てみると、南東くらいでしょうか、ごく一部の領域で星が見え始めています。そのうちにアークトゥルスも目で見え始めました。木星も見え、火星もおぼろげながら見え、天頂方向もだんだん晴れて来ています。もしかしたらまた曇るかもと思い、電視で白鳥座付近の天の川を見てもらおうと少しだけ披露したのですが、その間にもどんどん晴れて来ていて目で見ても天の川が見えるようになって来ました。

こうなったらカメラなんかよりも直接目で見た方が楽しいに決まっています。早速大きなゴザと銀マットがが引かれて、皆でねっ転びながらペルセウス座流星群の観察です。みんな口々に「今日は残っていた人の勝ちだね」とか「来た人へのご褒美だね」とか嬉しさが隠しきれない様子で、もう満天の星空を満喫しています。さすがに今日の天気じゃダメだと思っていましたが、晴れ男の面目が奇跡的に保たれ、少しホッとしていました。星空はさっきまでの雨が信じられないくらい素晴らしいものでした。天の川がくっきりと2本見えます。

一宮から来ていた方は、前回の7月の観望会の時にYさんのお誘いで来てくれた方だそうです。私はその回は参加できなかったのですが、妻に連れて来てもらったSukeがその時にその一宮の方にずいぶん仲良くなったようです。その時の空が忘れられずに、今回のペルセウス座流星群の観察にもわざわざ遠くから来てくれたとのことでした。しかも会社の同僚を誘って来てくれたようで、3人での参加です。Sukeは今回もその3人にべったりで、間に挟まれて寝っ転びながら流星を数えていました。

ところどころ一部下の方が曇っていた時もありましたが、天頂付近はほぼ全ての時間帯晴れ。22時頃に一旦全面が薄曇りになり、「あーもうダメか」と言っていたのですがこれも15分くらいですぐにまた全面晴れ。その後も解散する23時半頃までほぼ全面晴れが続きました。

途中、地元のメンバーの一人が叫んだ「はんちくたい」というのが、飛騨弁で「くやしい」とかいう意味らしく、他の人が流れ星を見えたのに自分だけ見えないと「はんちくたい」と言うのが流行っりました。どこかしこで「はんちくたい」が聞こえて来ます。Sukeは30個見たそうで、一番数が多かったそうです。Natsuが20個、私が21個。他の方もそれくらいだったみたいです。2時間半くらいでそれくらいの数だったので、流れた数は少し少ないかもしれませんが、時折大きな長い流星もいくつか見えて、その度に大きな歓声が湧き、もう期待していなかったこともあり大満足のペルセウス座流星群でした。

下の写真はなんとか一枚だけ写っていた流星。前後の写真をみると、残念ながらレンズが少し曇っていたようで、画像処理はめちゃくちゃで変な色がついてしまっています。ヒーターを持っていかなかったことが敗因でした。

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探していたらもう一枚ありました。でもはじの方で途切れています。

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ついでに、タイムラプス映像です。残念ながら流星は上にあげたもの一つだけだったようです。



お祭り行事は残念ながら中止でしたが、一番肝心な流星群はこれまででベストの環境でした。子供達も今回もものすごく楽しかったみたいで、また来年も参加することになりそうです。自宅に着いたら0時半過ぎ、富山は星が一つか二つ見えるか見えないかのドン曇りでした。疲れ果てて寝てしまい、朝誰も起きることができなくて、朝早くから行こうとしていたプールは明日に延期となってしまいました。


毎年恒例の近所のお寺での観望会も、はや3回目になります。近所の県天メンバーのKさんと一緒に、お寺の境内で望遠鏡を出し、近所の人たちに観望してもらいます。

ただ今日はずっと天気が悪く、小雨やら厚い雲やらでもう中止だろうと思っていて、夕方油断して少し昼寝をしていていました。18時過ぎに目をさますと結構な範囲で空が開けています。こりゃまずいと思いすぐに準備をします。歩いて1分くらいのところなのですが荷物もあるので車で移動し、境内に車を止めるとすでにKさんは赤道儀2台体制でセットアップ完了済みです。Kさんは25センチのニュートン反射と、C9.25。一方私はCGEMIIの上にC8で惑星、AZ-GTiの上にFS-60CB+ASI294MCで電視です。

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今日一番のヘマは、赤道儀のアリミゾの固定が悪くて、C8を転げ落としたことです。地面に落ちる寸前に足を出して蹴飛ばしたのでショックは少しは和らぎ、鏡筒はなんとか無事なのが救いでしたが、マイクロフォーカサーの軸が折れ曲がって回転しなくなってしまいました。後で分解して見てみますが、軸が折れてしまっているっぽいので多分ダメでしょう(2018/8/18 追記: 一応無理やりですが、なんとか直りました。)。ファインダーもなぜかピントが合わなくなってしまいましたが、まあこれは別のものと交換すればいいだけです。

トラブルもあったので、C8の接眼部をフォーカサーからノーマルへと変更したりして手間取っていて、結局惑星で初期アラインメントを取っている最中に19時半になってしまいました。呼び出されて、お堂の中で観望会の説明が始まります。Kさんがプロジェクターでスライドを用意して来ています。ただ昼間天気が悪かったせいか、お客さんが15人もいないくらいで、例年よりかなり少ないです。まあ、私も今日は中止だと思っていたくらいなので仕方ありません。

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それにしても今年の私の観望会の晴天率はものすごいです。昼中曇っていても、雨が降っていても観望会の時間になると必ず何か見ることができます。実は原村の二日目の夜は天気が悪かったそうですが、移った先の木曽観測所ではスコールの後なぜか晴れ。運を使いすぎているかもしれません。

せっかく星が出ているので、説明会のスライドも途中で打ち切り早めに外に出ます。Kさんはすでに木星と土星を導入済み。私の方はC8の準備がイマイチだったので、先に電視観望でM57とM13、M27を披露しました。星雲よりも球状星団の反応が良かったです。もしかしたら一般の人には色付き星雲よりも星団の方が見栄えがいいのかもしれません。

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その後C8のアラインメントをやっと終え、土星と火星を見ました。火星はやはり眼視では模様が見えなかったので、CMOSカメラ(ASI294C)をC8に取り付け、電視観望で模様を見ました。それでも火星方向はシンチレーションがあまり良くなく、かろうじて黒い部分がわかる程度でした。一方、C8に13mmのアイピースで見た土星は、カッシーニの間隙もはっきりと見えて、シンチレーションがかなりいい印象でした。中心星の縞も見えたくらいです。

最後にアルビレオをC8で入れて、普通にアイピースで残った何人かで見て終了となりました。21時くらいだったでしょうか。アルビレオは何度見ても心が洗われます。人数もあまりいなかったので、ゆったりと見ることができました。雲が心配だったのですが、結局見たかった天体は惑星も含めてほとんど見ることができました。夕食を食べる暇もなかったので、終わってから食べた残りの焼きそばがとても美味しかったです。

観望会終了後、娘のNatsuに付き合って自由研究のお手伝いで光害測定ですが、これは次の記事で。


今回の原村星まつり2018と木曽観測所見学の戦利品です。

まずはSCOPETECHのとなりに出ていた日の出さんから、星座望遠鏡の双眼版フレームです。今回はフレーム単体での発表だったのですが、星座望遠鏡も売ってました。実は去年の原村で嘆願を購入して一つ持っているのですが、フレームを買うついでに、星座望遠鏡もさらに2つ買ってしまいました。というより、2つ買うと特価値段になり、さらにフレームまでついてくるからです。ただし特化物はB級品に相当し、コーティングとかにムラがあるとかですが、実際に見た限り全くよくわからなかったです。今回買ったものがこれ

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で、これを組み立てるとこのように

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双眼化されます。この手の物大好きで、観望会で机の上に置いておくと使ってくれます。そしてみんな、こんなに星があったのかと驚いてくれます。


次にシュミットさんにあったCelestron製のズームアイピースです。SukeがSCOPETECHで惑星をみていて途中で倍率を変えたいというので、これなら気楽かなと思ったからです。星まつり特価で安かったですが、それでもSCOPETECHの買い値の倍以上の値段なのでSukeにとっては高級品になります。

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あと、左側に写っているスマホホルダーを買いました。普段よりはるかに安かったので持っておこうと思いました。写真には載っていませんが、Celestron製の赤道儀用の5kgのウェイトが超特価だったので、一つ買っておきました。



SCOPETECHなどで買ったアイピースや天頂プリズムなどです。安いのは100円、高くても一つ1000円程度です。アイピースは20mm, 17mm, 9mm, 6mmの4つです。

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面白いのむしろこちらでしょうか。30mm角のビームスプリッタです。ガイド用やら干渉計やら、いろいろ使い道がありそうなので一つ試しに買っておきました。

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妻が買ったものです。野鳥の本と、カバンと、レジンのアクセサリーです。

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NatsuとSukeの買い物です。光っている石みたいなのはシリコンの結晶だそうです。

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紫色の球はNatsuがつくったブレスレットだそうですが、私には数珠にしか見えません。透明な球がものすごく数珠感を醸し出しています。


雑誌です。富山で買うより1日早く手に入れることができました。会場サービスでステッカーがついてきました。

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無料、もらい物、もしくは景品などです。今年もいろいろいただきました。

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最後は木曽でいただいたものです。クリアファイルはTomo-e Gozenを模したもので、白い四角一つ一つがCanonセンサーを表してます。

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先のページでも少し書きましたが、星を始めて2年が経って、やっと物が揃ってきたせいか、だんだん物欲がなくなってきています。2年前初めて原村の星まつりに来た時には、それはもうウハウハ状態でした。欲しいものだらけで、しかも信じられないくらい安い。星まつりはやはり、星を始めた時が一番パフォーマンスがいい気がします。その後徐々に落ち着いて、星仲間も増えて、当日の観望やお話の方に移行していくのかと思います。

なので星の初心者ほど星まつりにくると面白いかと思います。妻は一般の人が来ても十分面白いと言っていました。でも実際星まつりに来る前は、よほど変なマニアしか来ていないと思っていたらしいです。そんな変な風には説明していなかったと思いますが...。



 

昨晩に引き続き、原村星まつり二日目。昨日午前3時頃寝たはずなのに、朝7時にはもう目が覚めてしまいました。夜の機材の後片付けの残りを終え、太陽用の10cm PSTを再びセットアップし、子供を起こし、店を回るなどして時間があっという間に過ぎていきます。

昨日遅かったせいか、子供はのんびり9時前くらいに起き出して、起きた途端にSukeは紙飛行機大会へ。あとで聞いたら入賞したみたいで、下位の方でも結構豪華な賞品が出たとのことです。

朝の9時からタカハシブースで大売り出しが始まります。ですが今年は写真のように長蛇の列。

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ブース前だけでなく、道を挟んだ反対側にも並んでいます。5人づつの入場で、すし桶を持ってその中に商品を入れて行き、一人抜けたらそのすし桶を次の人に渡して一人入るとかみたいでした。でも写真からもわかるように、さすがにこの人数を見て今回は参戦を諦めました。昨年の福島くらいからおぼろげながら感じていたのですが、星を始めてから2年くらい経って、(安いものばかりですが、相当数買い込んでしまっているので)やっとだんだん買いたいものが少なくなってきて落ち着いて来ました。あとで戦利品のページにまとめますが、今回は大したもは購入していません。細かいものがほんの少しと、気になった物の中でお小遣いで買える程度のものが数点とかです。今後は気に入ったものを厳選していくのでしょうか。新たな沼の始まりの予感が...。

タカハシに参戦せず朝ぷらぷらと歩いていているときにとった、観望会エリアの朝の写真です。

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カバーがかけられていてよくわからないかもしれませんが、奥の方にもものすごい鏡筒がズラーっと並んでいます。


そうそう、太陽でじろーさんのことを書くのを忘れてました。以前ブログにコメントをくれた方で、タカハシのμ180をPSTにくっつけた方です。初日の結構最初の方に来て頂いて、今回の魔改造10cm PSTを見ていただきました。日本では反射型をPSTに取り付けた方はこの方だけで、いろいろ話していると、以前挑戦したC8 PST計画をまた復活させたくなってしまいました。じろーさんから双望会つながりの方達を紹介していただきました。じろーさんともう一人関西の方のノリツッコミがすごくて、皆さんとても仲が良さそうで羨ましい限りでした。もう双望会は終わってしまったとのことですが、できるなら一度行ってみたかったです。

太陽でもうおひとかた、面白い機材がありました。PSTのHα版に加え、CaK版を持っている方です。しかも太陽からの電波をパラボラアンテナで受け取ることができ、フレアが発生した時に起こる電波を見ることですぐに観測を始めることができるというものです。

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実はこの機材の持ち主は、福島のスターライトフェスティバルでもお会いした方で、その時ASI224MCを取り付けさせてもらって太陽電視観望を少しだけ試させてもらったことを、お話しさせて頂いてお互い認識することができました。動いているところを見せてもらおうと思っていたのですが、その後お会いすることができなくて残念でしたが、またいつかの星まつり出会うことができるはずです。

午前中も何人かの人に太陽を見せることができました。富山のY君も昨日から会場に来ていて、昨日から何度か太陽を見てくれました。KYOEIのMさんも来ていて、AZ-GTiの精度の話などで盛り上がりました。ブースを出している店員の方の中にも知り合いが増えて来ました。2年前に初めて原村に来て、誰も知り合いがいなかったことを思うと雲泥の差です。まだまだ書ききれませんが、本当にたくさんの星仲間と会うことができ、また再会の約束をします。星を続ける限りいつかどこかで必ず会えるはずです。

うちの子二人も、仲良くなった滋賀のY君と来年の再会を約束し、紙飛行機ブースの方達にお礼を言い、私も皆さんとの別れを惜しみながら、13時半頃でしょうか、会場を後にしました。


次の目的地は、木曽観測所です。原村からは車で2時間くらいでしょうか。伊那インターでおりて山越えですが、ちょっと前にいい道ができたらしく、木曽福島に抜けるのはかなり楽になったとのことです。ちょうどそこらへんでは妻が運転していて私は眠っていたのですが、気づくと車一台しか通れないような山道に。どうやら古いカーナビに従って旧道の方に来てしまったようです。すぐに運転を交代して引き返し、Google mapで道を確認しながら正しい道に入りました。でも土砂降りの雨で、あー観望会中止かなと思いながらの移動でした。

木曽観測所は原村星まつりに合わせたかのように、ちょうど同じ週の土日で一般公開をしています。実はここには去年も原村の帰りに訪れて観望会に飛び入り参加したのですが、いろいろとお誘いを受けてまた今年も参加することになりました。

木曽観測所に到着するほんの少し手前に、大きなアンテナが見えます。名古屋大学の太陽風を観測する施設です。ここも同じ日に共同で一般公開をしていて、車を降りて歩いて行くとテントが見えて来て、係りの方が施設の案内をしてくれます。雨はほとんど上がっていましたが、案内してもらっている最中にすごい雷がすぐ近くに落ちて、アンテナから少し離れました。下の写真を見ると人との大きさを比べることができるので、相当大きなものだということがわかると思います。

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車に再度乗り、そこからもう少しだけ進むと、道路に沿ってすでにたくさんの車が停まっています。大きなドームが見えてきます。ドームの周りにタープが張ってあって、そこで受付を済ませます。Igua(イグア)さんという、長野出身のシンガーソングライターがきていて、星をテーマにした歌を引き語りで聞かせてくれたりします。私は流れてくる曲を聴いていただけでしたが、娘のNatusは結構聴いていたみたいで、いい歌だったと後でイグアさんに伝えていました。


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土曜日は夜の観望会があるので、たくさんのお客さんが来ているようです。でも写真にあるように結構曇っています。車を降りた途端ずいぶん涼しく感じたのですが、聞いて見ると昼間はすごく暑かったのに、やはりここら辺も一度スコールのような雨がどっと降り、そのあと涼しくなったとのことです。その残りの雲が南の空一面に覆いかぶさっています。それでも北のほうは多少晴れて来ているので、何か見ることはできるでしょうというような雰囲気でした。

会場ではなんと、いつも仲の良いご近所のMさん一家が富山から来ていました。明日までいるとのことで、子供たちは早速大盛り上がりです。さらに、去年お会いした松本から来ている一家にも無事に再開することができました。6年生の女の子と、3年生の男の子がいる4人家族です。子供達もお互いよく覚えていて、再会をうれしそうにしていました。お姉ちゃんはさすがにしっかりしていて、うちのSukeと一緒の年とは思えずに、中学生くらいに見えました。やはり上の子は下の子の面倒を見るのでしっかりするのでしょうか。逆に下の子をみているとSukeが小さかった時のことを思い出しました。

さて私はというと子供達のことは放っておいて、観望会の準備です。去年と同じ場所に陣取って、電視観望です。昨晩の原村の時と同じセットアップで、口径6cmのタカハシのFS-60CBをSky-Watcherの自動導入経緯台AZ-GTiに載せて、CMOSカメラはZWOのASI294MCとなります。暗くなる頃には、多少雲も残っていましたが、天頂付近もそこそこ晴れてきていて、定番のM57、M27、M13に加え、お客さんからのリクエストできれいに晴れている北の空のM81とM82を入れました。観望会終了間際の21時頃になって、南の方も全面晴れてきました。惑星は早いうちから見えていたのですが、サソリの全景がみえてきて、程なく天の川がきれに見えてきました。それではと早速、昨日試したSAMYANG 14mm + ASI294MCで天の川を試しました。もちろん綺麗に見えるのですが、この日は電視なんかよりも目で見た方がはるかに天の川の迫力があったと思います。天の川の2本の流れが目で見てはっきりわかります。

残念ながら、この時の電視観望の写真を一枚も撮っていないことに気づきました。どなたかこのブログを見て、その当時の写真など送ってくださる方がいましたら、コメントにメールアドレス込みでお書きください。私の方から連絡させていただきます。もしくはほしそloveログのTwitter宛にダイレクトメッセージで入れてもらえれば、こちらから連絡いたします。

観望会の時間も21時で終了。徐々にお客さんも少なくなっていきました。私も機材を片付け始め、一通り片付いたところで、少しだけ天の川を撮影しました。かなりの枚数を撮ったので、ここでは撮って出し(サイズが大きすぎたので一辺を半分の大きさにだけしました)JPEGだけ載せておきます。きちんと画像処理したものは、また後日まとめてアップすることにします。

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実はこの日は泊まり込みで、次の日も木曽観測所に朝から参加。太陽観測のセットアップで来ているお客さんに披露しました。ダンボールで囲んでPCの画面を見やすくしています。

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その時の見ていた太陽のを写真に撮っています。原村初日の繰り返しになりますが、

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というように、プロミネンスやプラージュをみんなで見ることができます。実はこの日もIgua(イグア)さんのコンサートがあるようで、準備の時に楽器を演奏している男の方の方に太陽を見てもらいました。ところがなぜかすごい興味を持ったみたいで、赤道儀とSharpCapの操作方法を伝えたら、私がいない時も自分でずっと太陽を見たようです。私の代わりにお客さんの対応もしてくれていたみたいです。どうもありがとうございました。

今日は朝からの参加で、昨日も来ていたM一家と、再会できた4人家族もまたきていて、子供達はそれぞれ楽しんでいたみたいです。本当に一日中いたので、あとで「飽きないの?」とか聞いてみたのですが、友達といるせいかNatsuもSukeも「めっちゃおもしろかった」だそうです。その時にやっていたパズルだそうですが、

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写真はM一家提供

かなり難しかったそうで、みんな夢中でやっていたそうです。こんなちょっとしたイベントもやっていますし、メインの木曽シュミットはドームに入って見学することができます。運がいいと動くところも見えるはずです。口径1mの望遠鏡が動く様子は圧巻です。30分おきにツアー形式で解説してくれるので、細かいところもよくわかります。


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ドームの他にも小惑星を探すゲームが面白かったです。2枚の写真から動いている天体を見つけ出します。19個あるそうですが、7個以上見つけるとクリアファイルがもらえます。私は11個でした。Natsuはなぜか22個もみつけたのですが、半分以上間違いで正解は10個だけでした。

この日は講演会もありました。香川の天体望遠鏡博物館に引き続きなぜかまた重力波の話だったのですが、立ち見席が出るほど盛況でした。昨日は間に合わなかったのですが、土曜、日曜と二つの講演があり、毎年楽しみにしている人もたくさんいるとのことで、今回も二日連続で講演を聞きにきたという方も何人もいらっしゃいました。

講演会が終わると太陽が大きな雲に隠れ始めていて、ちょっと待ったのですがもう厳しそうだったので、機材を片付け始めました。この日もものすごく天気が良く、天の川の写真もたくさん取れたので、こちらも前日の分と合わせて、後日アップしたいと思います。

観光も少ししてきました。木曽観測所から降りた上松(あげまつ)といところの、寝覚めの床。浦島太郎が玉手箱を開けた場所という伝説が残っているそうです。

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木曽福島では蕎麦をいただきました。美味しかったです。

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今回も星度満点の夏の家族旅行となりました。なんと妻は来年も行きたいと言っています。何が楽しかったのか謎ですが、まあいい傾向でしょう。


最後は、今回の戦利品のページです。

 

原村星まつり初日の前半に引き続き、今回の記事は初日の後半です。

そういえば昼間のことでひとつ書き忘れていたことがありました。6月に韓国に行った時EXO SKYという天文ショップに行きました。日本ではタイムラプス撮影のためのSKYPIXという機器を製作しているメーカーとして知られています。その際日本SKYPIXのOさんという方にわざわざ電話をかけていただいて色々助けてもらったのですが、今回の星まつりでやっとOさんにお会いすることができて、お礼を言うことができました。さらにそのつながりで、忙しくしている中の星まつり実行委員の方々にも紹介していただきました。何気ない人のつながりがどんどんつながりを呼んでいくのだなと、改めて思いました。


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だんだん暗くなってくるので、太陽から星雲星団モードへの切り替えです。つい先週購入し、まだテストしたばかりのSky-Watcherの自動導入経緯台AZ-TGiに、いつものタカハシの口径6cm、FS-60CBにフラットナーをつけ、焦点距離374mmにしたものです。そこにZWO製ASI294MCを取り付けています。ただしPCの画面が明るいので、観望エリアの中でもできるだけ端の方の車と車の間の少し奥まったところに陣取り、あまり目の順応の邪魔にならないように気をつけました。

電視観望を始めて、何か星雲や星団が入るたびに周りにいる人たちに、「〜が入りましたよー、電視観望で星雲に色がついて見えますよー」などと呼びかけると、お客さんが来てくれます。よく見たのはやはり定番のM57、M27、M13、M8、M20くらいでしょうか。色がつく星雲にはみなさん驚くようで、ちょうど眼視でM57やM27、M13を見せてもらって来たと言う方も何人もいて、眼視と電視で見比べるのが楽しかったようです。電視観望は列に並ぶ必要がなく、画面の周りに集まってみんなで見ることができるので、「何々が見たい」とお客さんからリクエストがあることもあります。

意外に惑星を見てみたいと言う声が多く、やはり今年は火星大接近もあり人気なようです。ただし残念ながら、口径が6cmと小さいことと、焦点距離が短すぎるのて、カメラの解像度で制限されてしまい、ドットが目立って見えてしまいます。それでも土星の輪っかや木星の縞もかろうじて認識はできる(バローを入れると多少マシですが)ので、お客さんのリクエストに応じて何度か入れたりはしましたが、やはり原村ではもっと大口径のいい機材が並んでいるので、そちらでシャープな惑星を楽しんでいただけたらと思いました。

電視観望の間は、ほぼずっとかんたろうさんと一緒にいました。妻がホテルでの食事を終えて、途中からやって来ました。真っ暗な道なので自転車は危ないと、ホテルの方が送ってくれたそうです。私の星の話は普段聞きもしないのですが、かんたろうさんが丁寧に解説してくれる星の話は面白そうに聞いていたようです。せっかくなのでとドブソニアンなどの大口径も覗いて回ったみたいで、みんな親切だったと喜んでいました。それでも結局会場にいたのはせいぜい1時間位でしょうか。疲れたから帰ると言って、ホテルの方に電話をかけて迎えに来てもらっていました。

後で聞いた妻の話にはインパクトがありました。「解説がすごくわかりやすくてよかった。みんなすごく親切だった。こんなに綺麗に見えるならお金取ればいいのに。木星一回200円とか、土星300円とか。これだけ見るのにものすごくお金かけているのだから、別にいいんじゃない?」えっ、私はそんなこと考えもしなかったです。まあ機材にお金をかけすぎだという私に対する警告とも取れなくはないですが、もしかしたら天文マニアと一般の人の考え方には思っている以上の乖離があるのかもしれません。でもやはりアマチュアで趣味として楽しくやっているので、お金なんか取れないと思います。Natsuの一言「お金なんかとったら誰も見に来なくなるよ。」私もこの意見が正しいのかと思います。

夜22時を過ぎても続々とお客さんが来てくれて、最近このほしぞloveログにコメントをよく頂くせろおさんが来てくれました。Sukeの話が途中出たので、「そういえばせろおさんという方がコメントくれるんですよね」とか話したら、その方がせろおさん本人でした。Sukeのことをすごく褒めてくれていたので、Sukeにお礼を言わせたかったのですが、あいにく全然観望エリアに現れず。確かSukeは22時頃に一度眠いから寝るとテントの方に行ったはずです。ところが実際は、Natsuと昼間一緒にいたY君と遊びまわっていて、0時半頃になってやっと戻って来て、そのまま椅子に座って毛布で包まって眠るという、超自由人状態でした。せろおさんはかんたろうさんと結構話し込んでいたようで、私もいろいろお話ししたかったのですが、お客さんの相手もありあまり話すことができずに申し訳なかったです。

もう一つ面白い実験として、かんたろうさんが持っていたTAMRONのF2.8 70-200mmのカメラレンズにASI183MCをつけたものをAZ-GTiに載せて電視観望を試しました。さすがに明るいレンズなので、北アメリカ星雲などもよく見えます。ASI183MCは1インチサイズとかなり広く、2000万画素とものすごい高解像度のCMOSカメラです。視野的にも70-200mmだと範囲を変えながら、ちょうどいいところを探すことができるのでかなり便利です。ただし高解像度の分だけ、SNR1sが少し落ちるのですが、これだけ解像度に余裕があるとビニングして感度を稼いでも、まだ十分な分解能があります。かんたろうさんオススメは3x3のビニングでした。明るいレンズと相まって、相当感度良く見ることができます。北アメリカや、登って来たアンドロメダなど、比較的大きな星雲を見る場合にはビニングした方がよく見えます。逆に、M57のような小さな星雲を見るときは分解能が問題になるので、ビニングを外した方が細かく見えます。ただ、ここまで一部を拡大して見るとレンズの分解能の限界が見えてくるようで、FS-60CBと比べると微恒星がどうしても大きく見えてしまうようです。さすがに使ってるいるレンズの枚数が全然違うので、ある意味当たり前でしょうという結論になりました。ここまで細かいものを見ずに、大きな星雲を見るならばこれで十分で、むしろズームとか持っているので、好きなように大きさを合わせることができ便利な印象でした。

そんなテストをしている最中、多分夜中の0時頃でしょうか、Y君がご両親を連れて遊びに来ました。もう10年もこの星まつりに来ているそうです。ついでに電視観望も見てもらいました。でもその頃にはかなりガスってきていて、明るい月もかなり高く登っていました。そんな中でもう顔を出し始めているアンドロメダ銀河を映し出しました。その時の画面の様子です。

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雲越しで条件があまり良くないのですが、それでも腕の構造もなんとか見えています。ある方から「今日見た中で、一番いいものを見せてもらった。」と言われた時はうれしかったです。

その後も薄曇りの中、もう一つかんたろうさんのアイデアで、ASI294MCにこの間買ったSAMYANGの14mm F2.8をつけて広角で天の川なんか見えないか?というのを試してみました。アダプターはZWO社のCanonレンズ用アダプターでASIカメラシリーズにレンズを直接つけることができます。かんたろうさんのTAMRONも同じアダプターを使っているのかと思います。この天の川も楽しかったです。その時の画面をiphoneで撮った写真を見てください。

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時間はすでに0時半すぎ。これ月齢21日の、半分より大きな月の明かりがある、しかも薄曇りですよ。こんな環境でも見えてしまうので、明るい広角レンズとASI294MCの威力が伝わるかと思います。観望会で天の川がこれだけ見えるとかなり楽しいのではないかと。広角も電視観望の可能性の一つかと思います。残っていたお客さんも少なくなってきていましたが、この天の川を見ていたお客さんはさすがにびっくりしていました。

結局午前1時すぎくらいまで見ていたでしょうか。片付けをしながら、途中FさんやHさんらドブ仲間自慢の大口径を覗かせてもらいました。彗星の尾っぽも見えたり、明るすぎるアルビレオなど、私の機材ではなかなか見ることのできないものも多く、とても楽しかったです。片付けも終わり、椅子で寝ているSukeを車の中に入れ、さて寝ようかなと思っていたら、確か午前2時くらいでしょう、かんたろうさんに誘われ、思いっきり濃そうなメンバーの夜の座談会の中に入れてもらいました。7ー8人はいましたでしょうか。ドブのFさんや、顕微鏡を買った店のSさんもいましたが、ほとんどの方は初めて話す方ばかりでした。星景写真家の方もいて、その方のとったタイムラプス映像が素晴らしく、ずっと繰り返し流されていました。カメラの話が中心で、6Dと6D Mark IIの比較だとかレンズの設計だとかいろいろ意見が飛び交い、カメラにあまり詳しくない私はただただ聞いているばかりでしたが、みなさん熱い思いを語るのは趣味の世界ならではだと思います。寒い中頂いた温かいコーヒーがとても美味しかったです。

午前3時前くらいに、さすがに眠くなって来たのと、明日は車で移動があるのでもう寝ることにしました。原村星まつり初日、この日はとても充実した1日でした。 


次の日に続きます。







夏休みの観望会、今年も色々ありそうです。まずは第一弾、昨年も行われたグリーンモール山室での観望会です。

実はこの日、台風が東京に接近するかとか言われていて、湿った空気が流れ込み富山も曇りか雨だろうと言われていました。しかも午後3時頃に、開催はするけれど天気が悪そうなのでお話だけになりそう、観望の人は無理して参加しなくていいですよというメールでのお知らせが。なので完全に油断していて、のんびり職場を出ました。しかも空は一面の厚い曇。

ところが車を運転し自宅に近づくにつれ、徐々に晴れてくるではないですか。自宅に着いたらなんと一面の晴れ。しかもこの時すでに19時半過ぎで暗くなって来てしまっています。これはダメだと、急遽3分くらいで夕食をかき込み、下のSukeは行かないというので、上のNatsuだけ誘い、 1分後くらいにはもう会場に向けて出発していました。それでも会場に到着したのは20時頃。すでにお客さんもたくさんいて、観望会もとっくに始まっているような状況です。そんな中、焦りながら荷物を運んで早速のセットアップです。

今回は原村の時と同じ、タカハシの60mmのFS-60CBをAZ-GTiに載せ、ASI294MCで電視観望です。自分でも驚いたのは、設置を始めて5分後にはすでにM57を見せていたことでした。設置している最中から子供達が寄って来て「どこから覗くの」と言いながら並び始めたので「これはみんなで見えるので、覗かなくていいし、並ばなくてもいいよ、あと少し時間がかかるから他を見て来てね」と言いながら、すぐに1スターアラインメントを木星で済ませ、そのままM57を導入。その子達が他に行く間も無く電視観望を始めることができました。このセットアップの速さは特筆ものです。軽量ということも効いているでしょうが、水平さえ合わせてしまえば(ものすごく重要です)、本当に一発でアラインメント終了で、その後、即自動導入が可能です。

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昨年は雲で結局電視観望は厳しかったのですが、今年は少なくとも到着してからしばらくの間は、まだ晴れ間が見えていました。夏の大三角もはっきり見えていて、こと座のベガを説明しながら、M57を導入しました。M57を入れた時に、さすがに街中でこんな星雲が、しかも色付きで見えるとは誰も思っていなかったのでしょう。特に小さい子はものすごく驚いていたようで、宇宙にこんな綺麗なものがあるのがびっくりだったようです。超新星爆発の残骸だとか、その残骸が球状に広がっていて一方向から見てるからリング状に見えるんだとか、いろんな話をしました。気づくと周りには人だかりができていました。

富山といえども街中のショッピングモールの駐車場なので、周りは相当明るい状況です。惑星や、ちょうどその時流れたISSはよく見えますが、その他の星は2等星も見えるかどうかというくらいです。そんな中でM27を入れましたが、亜鈴状の形もよくわかりますし、十分に色がついて見えていました。街中でも、電視観望は十分すぎるほど活用できることがわかりました。

晴れていた空もだんだん曇り始めてきました。それでも雲越しにM13の球状星団を入れた時には、みなさんから「きれーい、星がたくさんあるー!」など、感嘆の声が上がっていました。雲が多少あっても、薄曇りなら十分に見ることができます。

最後の方はほぼ全面が雲に覆われてきて、かろうじて一つだけ見える木星を入れて、少し解像度が悪かったので3倍のバローを入れて、縞をなんとか見ることができました。縞の数を一緒に数えたりと、お客さんたちと楽しいやり取りをすることができました。木星の縞が見えるくらい拡大すると、さすがに流れていきますが、これは水平の精度が足りないのに1スターアラインメントでごまかしてしまったからでしょう。こんなレベルの合わせ方でも自動導入でキチンと毎回画面の中に入ってくるので、ほとんど困ることはありません。

今日はいつものSukeがいないので、NatsuにSCOPETECHをまかせていました。会場に来ていた子供達に自由に望遠鏡を、自分でする導入も含めて触ってもらっていました。やはり雲のせいでしょうか、SCOPETECHは木星の縞はかなり厳しかったみたいです。他の方のより口径の大きい望遠鏡だと、同じ時刻でも縞まではっきり見てていたそうです。Natsuに言わせると子供達の反応がとても可愛かったようで、1時間ずっと面倒を見てくれていました。

色々焦っていたので、他の方の機材を見る余裕もなかったのと、今回写真を全く撮っていなかったのに後で気づきました。なので今回は写真なしなのですが、とにかくAZ-GTiを使ったシステムのセットアップの速さに驚かされた観望会でした。観望会が終わってから、なぜか主催者の方とUFOやオカルトネタで異常に盛り上がるなど、去年に引き続き、楽しい観望会となりました。


昨年に引きつづ、2018年の今年も8月3日金曜日の朝、自宅を出発し、長野県の原村の星まつり会場になっている八ヶ岳自然文化園に向かいました。早いものでもう3度目の参加になりますが、今年は珍しく妻もついてくるというので、初の家族4人での星まつり参加になります。


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いつもは食事はほとんどコンビニ弁当なのですが、妻もいることですし、最初の食事はちょっと豪華に諏訪湖SAで取ってからいきました。そんなこともあり、昨年は午前9時頃会場に着いてガラガラだったのですが、今年はある意味完全に油断していて12時半頃に着いたらもうすでに駐車場は満車でした。

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係員によると、満車になったばかりだからそのうち空くので待っているといいと言われ、一番下の観望エリアの手前くらいまで移動。しばらく待っていたのですが全然開く様子がありません。ちょうどそこに、昨年ドブつながりでお会いしたYさん達の姿が見えたので車の窓を開けて挨拶すると、「観望エリアに入って下さいよ」とのお誘いが。今回は昼間は太陽電視観望と夜間も電視観望を披露しようと思っていたのですが、それでも観望エリアのマニア度は相当でかなり敷居が高く、少し戸惑ってしまいました。それでも誘われるがままに、一番階下の観望エリアの奥の方に車いれさせてもらい、なんとか場所を確保することができました。車を降りて、早速観望エリアに行くと何人かの顔見知りの方と早速会うことができました。このブログが縁でお会いしたドブ使いのHさん、昨年の原村の夜に議論したFさん、またたくさんの星仲間とうれしい再会です。特にFさんのMarkXはエンコーダーを自分で改造して取り付けたというものを早速見せていただきました。相変わらずMarkXの青はカッコいいです。

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旧タカハシ色の円盤がエンコーダだそうです。
赤緯の方は自作のアルミアダプターで
少し浮かして鏡筒を固定しているとのことです。

その足で少しだけ会場を回ると、まだ空いているお店は準備を始めているところを含めても半分くらいでしょうか。ひとつ面白いものがありました。昨年目玉商品で出たPENTAXの150mmの超重量級鏡筒が、なんとカーボン鏡筒になり重さ10kg台になったそうです。昨年持ち帰る時は何人もの人で運んでいたのですが、改造後のものは一人で持ち運びが可能だそうです。当時のPENTAXの設計図を入手して、遮光板も元と同じ位置にしたそうなので、見え味も保たれているとのことです。

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PENTAXの文字が見えます。

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こちらにもPENTAXの文字が。
これは元の鏡筒から読み取ってステッカー化したものだそうです。


その後すぐに車のところに戻りましたが、せっかくの観望エリア、張り切ってセットアップを始めました。まずは昼間なので、太陽用のセットアップです。今年は太陽を2月くらいから始めていて、PSTをジャンクで購入、分解能を求めて魔改造、最後は口径10cmのPSTとなったので、星まつりで披露する機材としても面白いものかと思っていました。さらにこのセットアップで太陽で電視観望を試みて、興味がある方に見てもらおうと思いました。

機材ですが、PSTの対物レンズ側を外したもので、エタロン部と焦点合わせ用のペンタプリズム部接眼部のみを使います。鏡筒は元の40mmだと分解能が口径で制限されてしまうので、国際光器の口径100mm、焦点距離1000mmのアクロマート、マゼラン102Mを無理やり取り付けています。赤道儀はAdvanced VX。昼は真極軸が取れないので、三脚の水平をできるだけとってソーラーシステムアラインメントで太陽を初期導入すると、そこそこの精度で追尾してくれます。

セットアップは特に問題なく完了。でも暑い暑い。標高1300mくらいらしいのですが、とてつもなく暑いです。炎天下では明るすぎてPCの画面が見えないので、布を車のトランクのドアのところに取り付けカーテン状にして影を作ります。日陰にさえなってしまえば意外なほど暑さが和らぐのはやはり高原のせいなのでしょうか。

セットアップをしている最中から太陽Hαに興味のある方が次々やって来ました。普段からブログを見ていただいている方でこの魔改造器を知っている方もいましたし、20cmでフィルターを割った話をしてほしぞloveログだと認識された方もいました。でも基本的にPSTを大口径に改造したものを見るのは初めてで、話してみるとやはり太陽をやっている方が多く、PSTのオリジナルの口径の4cmでの分解能不足で満足していない方も多いみたいでした。

皆さんやはり、どうやって10cmにしたのか興味津々で、私の超適当な隙間が空いている接続部を見せると、むしろ「あ、こんな方法もあるのか」と驚かれているようでした。とにかくポイントは、エタロンで平行光を作るためのレンズがF10の鏡筒を要求するので、口径を大きくしてもF10を保つのが必要なこと。もう一つはエタロンが焦点位置より10数cm前に来なくてはいけないので、元から付いていたフォーカサーを外したこと、の2点です。あと、私と同様にPSTのオリジナルの鏡筒を外すのにものすごく苦労して、結局外せなかったという方が何人かいました。おそらく接着剤のせいかと思われます。

もう一つ、何人かの方から同じ話が出たのが、PSTの対物レンズが赤く錆びたようになってしまったという件です。これはPSTの初期の頃のバージョンのも問題点の一つで、対物レンズにERFのコーティングを施していて、それが劣化したものです。これを回復するのは難しいと思われるのですが「あきらめて大口径化してしまえば元の対物レンズは使わなくて済みますよ」とか話していました。その代わりERFに相当するものが必要になります。現行のPSTは接眼部にφ10mm程度のERFが入っていますが、これの代替品と思われるものが入手できますので、それを使えば問題なくなります。PSTをかなり初期の頃に手に入れた方も結構いたそうで、値段も今よりだいぶん安かったとのこと。当時7-8万円くらいだったそうです。

鏡筒はアポクロマートのような高価なものは必要なく、アクロマートクラスで十分です。それよりも普通はエタロンの平行度の悪さで性能が制限されるので、中心とかのいい部分だけ見えればよく、安い鏡筒でも十分な分解能向上の恩恵を得ることができます。と、こんなことも話したりして、やはり同じ太陽趣味の方達、会話がすごく盛り上がりました。

さて、太陽の電視観望ですが、おそらく観望会を想定して太陽のHαをPC状で見せるというようなことをやった例はあまりないのかと思われます。下の写真は次の日の午前に撮ったものですが、プロミネンスやプラージュが見えているPCの画面をiphoneで写してみました。

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周りが明るく、反射光がPCの画面に写り込んで多少わかりにくいのですが、実際には太陽Hαがこれだけ分解能よく鮮明に、リアルタイム(露光時間が20msとかなので、星雲との時とは違い完全にリアルタイムです。)で見えるのは、皆さん一様に感心されたようで、昼間の観望会などのネタに十分なりそうな感触でした。

途中から、志摩でお会い(正確には過去に会っていたけれど、この時初めてお互い認識したという意味)して、自宅にまで来てくれたAさんが仕事を終えて到着しました。Aさんは昨年の原村星祭りで、私とFさんと議論になった時に助け舟を出してくれていて、その時はまだ誰か認識できずに、しかも暗いので顔もわからなかったのですが、あとで聞いたらAさんだったという経緯があります。なので、Aさんとは原村つながりで、それ以降何度かご一緒し、一年経ったということになります。Aさんと一緒に夜の電視観望を試したのですが、そのことは後半の記事に書きたいと思います。

そういえばセットアップと太陽電視観望に夢中で子供達のことを全く気にしていませんでしたが、二人とも紙飛行機ブースに入り浸っていたみたいです。おととし初めて原村星まつりに参加した時に、子供がすごくお世話になって、また今年もお会いすることができました。ずっと放っておいしまったので大丈夫かと思ったのですが、二人ともものすごく楽しかったということで、まあいいでしょう。さらに、昨年もこの会場で会ったという、Natsuと同じ中2の滋賀から来たY君という子と、紙飛行機も含めてずっと3人で行動していたみたいです。夕食は売店で売っていたカレーを私とAさん、NatsuとSuke、あとY君で一緒に食べました。あとからY君一家が夜の電視観望のところに遊びに来てくれました。この話も後半で。

そうそう、初参加の妻のことを書き忘れていました。昼間は暑さで木陰の椅子に座ってグデーっとしていたみたいですが、今回は妻のみホテルをとってあります。折りたたみ自転車を持って来ているので、車を出さなくていいので便利です。ホテルは歩くと大変ですが、自転車の距離圏内。夕食の時間になる前に早々と会場を去っていきました。ちなみに残された3人は車中泊です。


続きはこちらの後半になります。



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