ほしぞloveログ

天体観測始めました。

先週に引き続き、昨晩も晴れわたっていたので月齢13.7日の月を撮影しました。澄み渡った空に浮かぶ、満月直前の透き通るように綺麗な月でした。


「月齢13.7日の月」

2017-09-04-1131_2-RGB-Moon_lapl6_ap1821_w_ps

富山県富山市 2017/9/4 20:31
FS-60CB + ZWO ASI178MC + Advanced VX
Shutter 4.0ms, 28fps, gain 50, 200/1000 frames



「湿りの海付近」
 
2017-09-04-1150_5-RGB-Moon_lapl5_ap6181_w_cut

富山県富山市 2017/9/4 20:50
C8 + ZWO ASI178MC + Advanced VX
Shutter 10.0ms, 27fps, gain 100, 200/1000 frames 



「ティコ」

2017-09-04-1152_0-RGB-Moon_lapl5_ap7347_w

富山県富山市 2017/9/4 20:51
C8 + ZWO ASI178MC + Advanced VX
Shutter 10ms, 30fps, gain 100, 200/1000 frames 



「シッカルド」

2017-09-04-1218_6-RGB-Moon_lapl4_ap6466_w_cut


富山県富山市 2017/9/4 21:19
C8 + Celestron3倍バロー + ZWO ASI178MC + Advanced VX
Shutter 7.5ms, 27fps, gain 300, 200/1000 frames 



「コペルニクス、ケプラー、アリスタルコス」

2017-09-04-1229_9-RGB-Moon_lapl5_ap6609_w

富山県富山市 2017/9/4 21:30
C8 + ZWO ASI178MC + Advanced VX
Shutter 5.0ms, 18fps, gain 150, 200/1000 frames 



「雨の海と氷の海」

2017-09-04-1235_4-RGB-Moon_lapl5_ap5446_w


富山県富山市 2017/9/4 21:35
C8 + ZWO ASI178MC + Advanced VX
Shutter 5ms, 28fps, gain 150, 200/1000 frames 



C8の焦点距離2000mmは高解像度のASI178MCで多数枚のスタックが生きてくるような範囲で、ほとんど画像処理が必要ないくらいシャープに出てきます。

一方3倍バローでの拡大撮影はシャッタースピードを速くしてみましたが、それでもまだ眠たい感じが残ってしまいます。少しピンボケのような感じもします。鏡筒自体の調整をあまりしていないので、一度きちんと見直してみようと思います。もしくはもっとスタック枚数を増やす方向の方がいいのでしょうか?






 

胎内星まつりで、なぜか2年連続でテントサイトが隣同士になった、富山在住の方と知り合いになりました。原村の星まつりでも再会し、その時に雑誌のバックナンバーが楽しくて集めているとかいう話をしていたのですが、今回、昔の天文ガイドが大量にあるのでいらないかとのオファーを受け、日曜にその方の自宅に行ってきました。

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まず、冊数がすごいです。最近引っ越したために置き場所がなくなったとのことですが、持って帰って数えてみるとなんと280冊。一番古いのが1989年からあって、1990年台前半は少しだけ、1990年台後半から2016年まででは一冊抜けただけて、ほぼ全部揃っています。もちろん自分で集めていた多少のバックナンバーもあったのですが、9割方被らなかったので、相当補完された形です。特に、以前手に入れた1990年台前半が被らなくて助かりました。さすがにこの冊数だと読むのに時間がかかりそうですが、必ず目を通して、またこのブログでまとめ記事にしたいと思います。

実は雑誌だけでなく、自作ピラーや余っている昔の鏡筒など、色々なものも同時に頂きました。特に鏡筒は、整備して星好きだけどなかなか望遠鏡を手に入れられない子に渡したいと思っています。ポイントは1インチ接眼部から1.25インチ接眼部の変換でしょうか。アイピースは星まつりで集めた安いものがあるのですが、三脚や赤道儀、経緯台などの余りがないので、ここら辺をなんとかしなくてはいけません。細かいパーツでも新品で買っているとすぐにいい値段になってしまうので、中古やジャンクなど、できる限り安価にと思っています。

Iさんは眼視が好きと言っていました。カメラもフィルム時代のものが多いそうです。それよりもっと面白いのは、ジャンク品を安く買ってきて自分でいろいろ直して使っているところです。私もジャンク大好きなのですが、長年集めた圧倒的な機材の数には到底及ばないと思いました。屈折の対物レンズだけ手に入れて、自分で鏡筒と組み合わせて、光軸まで調整できるとのことです。いままで屈折だけは怖くてあまり分解したことがなかったのですが、これから自分でも挑戦してみようと思いました。いろいろ面白くて、午前中ずっとお話しさせてもらいました。

Iさん、たくさんの雑誌と機材、本当にありがとうございました。頂いたものはできる限り有効に使わせていただきます。


8月30日と31日、ここ最近にしてはめずらしく晴れていたので自宅の庭で月を撮影してみました。上弦を過ぎ、満月に向かっていく月です。

実はその前日の29日に月面Xが出ていたのですが、あいにくその日は富山は曇りで何もできなく、その鬱憤ばらしで始めたのですが、月は思ったより面白いですね。日々姿を変えるのはもちろん、何よりその美しさは、望遠鏡で見ていると、冗談抜きにして何度見てもうっとりしてしまいます。

以前撮った時と同じように、CMOSカメラのASI178MCの高解像度を利用して、動画で月を撮影してスタックしました。まずは夕方のまだ明るいうちの月です。


「夕方の月」

2017-08-30-0904_7-RGB-Moon_lapl5_ap7907_r_mod


富山県富山市 2017/8/30 18:05
FS-60CB + ZWO ASI178MC + Advanced VX
Shutter 10.0ms, 28fps, gain 0, 200/1000 frames 


もう少し暗くなってからです。

「月齢8.7日の月」

2017-08-30-0940_5-RGB-Moon_lapl5_ap920_Drizzle15_w2_ps


富山県富山市 2017/8/30 18:40
FS-60CB + ZWO ASI178MC + Advanced VX
Shutter 10.0ms, 28fps, gain 50, 200/1000 frames 


C8を使ってもう少し拡大してみます。焦点距離200mmなので、上の写真を6倍くらい拡大したことになります。すごく綺麗な場所があったので撮ってみました。あとで調べたらアペニン山脈という名前だそうです。


「アペニン山脈」

2017-08-31-1213_7-RGB-Moon_lapl5_ap6619_w_sharp


富山県富山市 2017/8/31 21:14
C8 + ZWO ASI178MC + Advanced VX
Shutter 12.5ms, 27fps, gain 150, 200/1000 frames 


さらに3倍バローを入れて何箇所か撮影しましたが、さすがに空気の揺らぎが大きくなってしまい、シャープさに欠けます。一枚だけ載せてみますが、こちらはまだまだ研究の余地ありです。

test_moon_20170831

富山県富山市 2017/8/31 21:41 
C8 + Celestron3倍バロー + ZWO ASI178MC + Advanced VX
Shutter 25ms, 29fps, gain 300, 200/1000 frames 
 

やはりバローを使った拡大撮影は、倍率を考えたり、シンチレーションの少ない日を狙うなど、もう少し色々試してみたいです。

最後に、撮影風景を60Dで撮って見ました。赤いライトが雰囲気を出しています。

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今回、撮影用とは別に電視用に原村の星まつりで買ったiOptronの400mmの短焦点の安いアクロマートと、オークションで買ったCelestronのNexstar 4NEの課題を組み合わせて、実戦投入を想定してテストしてみました。上の写真の左側に少しだけ見えているやつです。いろいろ改造もしているので別の記事でまとめました。
 

電視観望用システムとして長らくタカハシのFS-60QとAdvanced VXを使ってきたのですが、赤道儀が重いことと、天体写真撮影に使えるレベルの精度があり電視には少しもったいないので、もっと簡易なシステムをずっと考えてきました。機材がだいぶ揃ってきてたのと、かなり安いもので揃えているので、いくらか改造などが必要でしたが、そこらへんのことをまとめて書いておきます。


まず機材です。

1. 鏡筒

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胎内星まつりで購入した、iOptronの口径80mmで焦点距離400mm、F5のかなり明るいものです。アクロマートレンズですが、電視には十分でしょう。軽いので持ち運びも楽ですが、部品はプラスチックも多く、値段相応といったところでしょうか。使ってみて一番の問題は、ピント調節の部分に相当ガタがあり、つまみを反転すると視野が思いっきりずれるところです。それだけでなく、ピント調節つまみが軽すぎで、天頂に近いところを見るとアイピースの重みでピントがずれてしまうことがあります。この問題を解決するために、アイピースを取り付ける部分を分解して、筒の内側の対物レンズに近い側にパーマセルテープを二重にして貼り付けました。その結果、適度につまみが重くなったことと、なによりガタが相当減りました。少なくとも実用上困らない程度のレベルになりました。

実際に使ってみるとわかるのですが、鏡筒側の接眼部分を相当伸ばさないと焦点が合わないこともわかりました。CMOSカメラはまだいいのですが、普通のアイピースをつけるときはアイピースの延長アダプターが必要になります。

そうすると今度は伸ばしたアイピースが、次に書いてある片持ち経緯台の台の部分に当たってしまいます。それを避けるためには鏡筒を前方に取り付けたいのですが、付属のアリガタプレートでは長さが足りません。そのため、長めのアリガタプレートを既存のアリガタプレートに重ねる形で、長めのネジで鏡筒に取り付けました。これで鏡筒部を相当前方に持ってこられるようになり、接眼部が台に当たってしまうようなことは避けることができます。ただしプレート取り付けの際、接眼部を丸ごと外さないと、鏡筒内側のナットが落ちてしまって、再度はめることができないことに注意です。

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2. 自動導入機能付き経緯台

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CelestronのNextStar 4SEの架台部分をオークションで落としたものです。これも軽くて、自動導入機能がついていて、しかも自動導入の精度も、追尾の精度もそこそこ出るので重宝します。経緯台と三脚の間の隙間にネジで胎内の星まつりで手に入れた、水準器を取り付けました。

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水準器のプレートに穴が空いていて、三脚側にもちょうどいい穴が空いているので、M6ネジとナットとワッシャーで固定しました。

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これで星が雲で隠れがちな時などの初期アラインメントの精度がかなりましになります。例えば、観望会はじめはまだ明るいうちに始めることが多いので、明るい惑星のみが見えたりでなかなか初期アラインメントが難しい状況になります。それでも見はじめなければならないので、そんな時は惑星アラインメント機能(Solar System Align)が便利です。月でもアラインメントが取れるのもポイントです。少なくとも惑星アライメント機能が電視で使うぶんくらいの精度は十分にあることもテストできました。

(2017/10/21 追記: ちなみに、Nexterの初期アラインメントは3つの星を合わせるSkyAlignよりも、水平さえ出してしまえばAuto Two-Star Alignが一番手間が少なくて、導入の失敗も少ないです。最近はこちらの方を主に使うようにしています。)


3. カメラ
CMOSカメラは2種類使い分けています。
  • 月などの明るい天体で高解像度が欲しい場合にはASI178MC
  • 星雲などの淡い天体を見たい場合にはASI224MC
です。最近凝っているのは月の方で、PCの画面の解像度よりもカメラの解像度の方が細かいので、画面でかなり拡大しても破綻しません。その場で拡大するとまるで月を探検しているような気分になります。


4. Software
Windows10上でSharpCapで画面を表示しています。SharpCapの詳しい使い方はここを参照してください。PCを置く机も必須です。コストコで買ったColemanの70cm四方の折りたたみ机を使っています。椅子も落ち着いて見るためにはあった方がいいでしょう。



実際に観望会で使ってみて

そんな折、昨日の富山市天文台の「天文台まつり」でお客さんがいるところで実際に使ってみました。まず、これまでより圧倒的に軽いので、持ち運び設置など、全てにおいて楽です。また、単3乾乾電池8本での駆動で、しかも本体に内蔵できるので、外部の重いバッテリーなども必要ありません。充電式の1.2Vでも問題なく使えています。

特に夏季の観望会はまだ明るいうちから始まることが多いので、星が出ていない状態で初期アラインメントが必要となります。これまではAdvanced VXで木星くらいが見えた段階でろくに極軸も取らずに、とりあえずファインダーで入れて見える状態にして、そのままお客さんがひっきりなしでくるので自動導入するだけの極軸精度が出ないというのが毎回のことでとても苦労していました。今回上で書いたように、水準器をつけて水平を出せるようにして、月での初期アラインメントを本番で試して見ました。水平さえ出せばそこそこの精度で、一度導入すると電視レベルだと実用上30分くらいは月はほぼその位置にいてくれます。ずれても少し直す程度です。

いくつか欠点もわかって来ました。ファインダーの類がないので、最初は相当低倍率のアイピース(45mmとか使っています)か何かで導入してやらないとダメです。CMOSカメラのセンサーが小さすぎて、初期アラインメント時の導入は厳しいです。

カメラの画面の表示にはSharpCapを使うのですが、Windosw10のタブレット機能を使うと拡大、縮小が画面をタッチしてできます。ただし、任意の場所を見るには画面をスクロールしなくてはならず、その操作にてまどいます。iPadくらいにもっとこなれたインターフェースがあると助かるのですが、Windowsだとなかなか厳しいかもしれません。

それでも電視観望用としては、重さ、手軽さ、精度などを考慮して、必要十分なパフォーマンスを得られることがわかりました。鏡筒も経緯台もかなり安く仕上げているので、CMOSカメラが一番高価な天文機器になるくらいです。これからもますます活躍してくれそうなセットアップになり、やっと少し満足してきました。

 

2017/9/2、富山市天文台のイベント「天文台まつり」に参加してきました。イベントは昼の部と夜の部に分かれていて、メインは天気が良ければやはり星の見える夜の部になります。子供二人を連れて、3人で昼の部が始まる14時30分の少し前に到着しました。すでにお客さんも来始めていて、急いで準備をしました。

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子供二人も手伝ってくれて、上の娘のNatsuはカメラ係を任命され、今回のイベントの写真を撮るという大役を任されました。今回の昼間の出し物の一つは、いつものSCOPETECHで、外に張り出した天体写真を見ることです。下の子は望遠鏡の操作の説明を担当してくれました。望遠鏡は自由に触ってもらって、操作を体験してもらいます。私の方はというと、もし小さい子が退屈していたらと持っていった絵本「ホシオくん天文台へ行く」の読み聞かせを、なんと3回もすることになってしまいました。

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昼間の部はそれでも80人くらいと、まだ大したことはなかったのですが、19時からの夜の部はなんと350人くらい来たとのことで、大盛況でした。夜の出し物は、最近やっと実戦投入できるようになってきたiOptronの400mm鏡筒とNexstar自動導入経緯台での電視による月観測と、SCOPETECHを自由に触ってもらって月や土星を見てもらうことです。ここでも導入の仕方の説明で下の子が大活躍してくれました。

天気は最初かなりよく、途中30分くらい雲が覆いましたが、最後の方でもまた雲が晴れ、まあ満足できるくらいの天候でした。月の画面をみんなで見ることができるのと、それが拡大できるので、クレーターなども細かく見ることができ、皆さん楽しんでくれているようでした。特に雲が流れると画面でも雲が見えるので臨場感が増します。

今回は説明をずっとしていて、他のところは全く回ることができなかったのですが、空が曇っている間は建物内が大混雑だったようです。天気も良かったので、非常にたくさんの人たちに来てもらい、すごく盛り上がったのではないかと思います。

天文台の方の紹介で、すごく星が好きな家族2組みと知り合うことができました。ちょうどうちの子供達と同じような年齢の子がいたので、観望会の間仲良くしていたようです。星が好きな子は話していてもすぐにわかりますね。

ところがこれだけ星が好きでも、望遠鏡を持つということはなかなか難しいみたいです。両家族とも、子供が小さい頃に買った小さな望遠鏡があるだけみたいで、ちょっといい望遠鏡は高すぎてなかなか手が出ないとのことです。星まつりにすごく興味が出たみたいで、もしかしたら福島に行くことになるかもしれないとのことで、そこで格安で状態のいい望遠鏡を手にれることができるかもしれません。

今回のお祭りは、以前ドームに遊びに行った惑星撮影のOさんとその時一緒に会った方、富山大の天文同好会の学生さんなど、久しぶりに会うことができた人もたくさんいて、私自身すごく楽しめました。来年も時間のある限り参加したいと思います。

天文台の職員の皆様、県天はじめ富山大天文同好会やボランティアの皆様、どうもお疲れ様でした。楽しいイベントを開催していただき、ありがとうございました。


先日Polaris 80Lのマニュアル赤道儀に取り付けたモーターで、実際の星を見ていくつか追尾実験をしてみました。

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極軸出しと測定に使った、ASI224MCが鏡筒に取り付けてあり、
赤く見えるのがわかると思います。


まず極軸をiPhone5の方位磁針と角度センサーだけで適当に合わせた状態でためしました。1200mm の焦点距離の鏡筒に、20mmの焦点距離のアイピースをつけた60倍の倍率で試しています。安いアイピースなので見かけの視野角がわからないのですが仮に45度と仮定すると、視野角は0.75度となります。

自動追尾なしだとすると、天の赤道儀上の星は1時間あたり15度進むので、0.75度だと3分で視野の端から端まで移動してしまうことになります。実際に測って見ると、真ん中に入れたターゲットが1分40秒程度で真ん中と端の中間くらいまできてしまいました。天の赤道からは少し外れた星を狙ったのと、多少の誤差はあるのですが、まあほぼ計算通りです。

さて、この状態で同じ星を自動追尾をオンにして実測すると、真ん中に入れたターゲットが20分程度で真ん中と端の中間くらいまできてしまいます。これだけでも自動追尾無しよりははるかに安心して見ることができます。

自由研究の範囲で決めた要求値は、「真ん中に入れたターゲットが、10分経っても真ん中と端の中間を超えない」というものですから、すでに今の状況で満たしています。まあこれは元々は重りで自動追尾するとしたときの要求値なので、かなりゆるいです。

今回モーターを入れたので、実際に極軸をきちんと合わせたらどれくらいの精度で自動追尾ができるのかは興味があります。

2017/8/21の晩、庭に出るとちょっとぼやけてますが星は十分見えるので、CMOSカメラを取り付けてSharpcapの極軸合わせで合わせこみました。赤道儀全体を移動する微動装置がついていないすが、足ずらしや、ピッチネジのマニュアル微調整で、東西方向は20秒角程度、南北方向は2分角程度までは合わせ込むことができました。この時代の赤道儀だと多分ありえないくらいのいい精度だと思います。

この状態でアルタイルを導入し、アイピースで観察しました。自動追尾なしだと、4分33秒で視野の端から端まで移動してしまいました。

さて、いよいよ自動追尾した場合です。結果はなんとアルタイルは1時間経ってもアイピースの真ん中から目で見てわかる範囲では全く動くことはありませんでした。

さすがにこれだとあまりに定量的に何も言えていないので、極軸合わせの時につけたCMOSカメラでどれくらい動くか評価してみました。カメラには焦点距離50mmのレンズがつけてあります。カメラのサイズは1/3インチなので、4.8x3.6mmになり、画角は水平方向で約5.5度を見ていることになります。解像度は1304x976ピクセルなので、1ピクセルあたり15秒になります。

まずは自動追尾なしの場合。5分20秒間の移動ですが、当たり前のようにかなりの速さで動いていきます。ピクセル数から計算すると、約313ピクセル動いているの、この時間内に1.3度程度動いていることになります。1時間あたりに直すと14.6度程度動くことになります。

Capture_0001_result


次に自動追尾ありの場合。動画で見てみます。ちょうど1時間分をタイムラプス映像にしました。


見ている限り、DC的な位置はほぼ固定で、かなりsin波に近い10分周期のピリオディックモーションだけが見えています。画像から解析して見ると、ピリオディックモーションの幅は(解像度があまり良くないので誤差も大きいですが)+/-2.5ピクセル程度になります。なのでこの赤道儀のピリオディックモーションは+/-38秒程度ということになります。以前測定したAdvanced VXが+/-15秒程度だったので、約倍と言ったところでしょうか。40年近く前の手動赤道儀だと思うと、十分な精度かと思います。

比較明合成して、ピリオディックモーションを除いたドリフトの最大幅を調べると赤緯方向(下の写真の縦方向)に4ピクセル、約60秒角になります。1時間あたりでわずか60秒角のズレなので、十分すぎるくらいの精度です。

StarStaX_Capture_0001-Capture_0118_lighten


このズレは極軸合わせの精度から来ているものと思われます。



目的の自動追尾は達成できたと言っていいでしょう。赤道儀としては、アイピースで見るぶんには十分すぎるほどの精度だと結論づけていい思います。

次は一軸ガイド撮影に挑戦でしょうか?
娘が興味を持てばですが。





先日名古屋に行った時に見つけたPolaris 80Lですが、結局娘の愛機になってしまいました。1980年頃のもので赤道儀は当然手動で、自動追尾できないので面倒です。娘が夏休みの自由研究のテーマで自動追尾しようと奮闘しています。奮闘の過程で赤道儀を破壊するということもありましたが、その後無事に復活し、自動追尾のために色々改造し始めています。

まずは三脚を木製のものから、胎内の星まつりで予備で買ったAdvanced VXのものに交換しました。木製の三脚は大きいこともあり、いささか持ち運びに不便です。

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次に、微動ハンドルをどうやって回せばいいかということ。昔の赤道儀なので目盛環がついています。0から23までの目盛りがついているので、24時間分です。すなわち、赤道儀の赤経軸が24時間で一回転するということです。それがわかれば簡単で、微動ハンドルを何度か回してみると6回転で目盛間で1時間だけ進むということがわかりました。微動ハンドルは144回転で1日、なので10分間かけて1回転すればいいことになります。

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最初はやったことは、どうやってこれを回そうかというので、簡単にハンドルに重りを吊り下げる方法をとりました。微動ハンドルの径を太くして、水を入れたペットボトルを糸で吊り下げてやってみたのですが、なかなか回転し出さずに、一旦回転が始まってしまうと一気に回転してしまいます。重くすると回転し出しますが、すぐに回転してしまい、軽くすると回転が始まりません。どうやら回転し出すときの静止摩擦係数と、回転し出してからの動摩擦係数に大きな違いがあるようです。とてもじゃないけど、10分かけてゆっくり回すような仕組みは作れそうにありません。

仕方ないので、ちょっと贅沢ですが、以前EYEBELLで中古で買ったポタ赤の「CD-1」のモーター部分(MT-1WTという名前でVixenから出ている既製品です。)を取り出し、使ってみることにしました。ドライバーもついていて、接続して測定するとちょうどモーター軸が10分で一回転します。CD-1は付属のステージが、これを144分の1のギヤ比で駆動することにより、1日で一回転になります。ここら辺は同じVixenで回転数が統一されているようで、このモーターがそのまま使えます

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取り付けですが、近所のコメリで直角に曲がっている適当なプレートを買ってきて、穴を開け赤道儀にうまくモーターを取り付けることができました。上の写真に写っている白い箱がモーターで、それを下についているL字のプレートで固定しています。

少なくとも適当に合わせた極軸でも数十分程度はハンドルをいじることなくターゲットの星が視野から逃げていかないので、随分と便利になりました。昔の人が主導赤道儀をモーター化したような過程を味わうことができ、結構感動ものでした

とにかくこれで自動追尾可能となり、娘も長く使ってくれそうです。


その3につづく

次は実際に極軸を真面目に合わせて、どれくらいの精度で追尾できるのかきちんとテストしてみようと思います。



 

2017年8月18日、昨年のお化け屋敷観望会に引き続き、近所のお寺を借りて肝試し観望会を開きました。

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今回はうちの下の子Sukeの企画なのですが、お化け屋敷の時は泣きながらやりたいと訴えて、今回の肝試しもどうしてもやりたいと大人が集まる企画会議に無理やり参加して押し通しての実現でした。相変わらずやりたいことがあると、どうにかしてやり通してしまう性格は、困ったものですが、ある意味見上げたものです。しかも恐ろしく強いこだわりがあるらしく、自分のイメージと違うアイデアは大人が何と言っても絶対に採用しません。

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18時半頃からお堂の中で怖い話が始まり、19時頃から実際にお墓の周りをぐるっと回ってくるきもだめしが始まりました。私はきもだめしの間は観望会の準備をしていたので、あまり状況を把握できていませんが、怖がっている子ほど明るいうちに回り始めたようです。きもだめしが終わった子から呼び止めて、観望会へと誘いました。今回はC8で主に木星と土星を見ました。多少の雲はありましたが、お盆前に同じお寺でやった観望会の時よりもはるかに天気が良かったのと、子供達が順番に終わってからやってくるので、比較的みんなゆっくりと見ることができたと思います。

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観望会で星座解説をしながら気づいたのですが、雨上がりのせいなのか結構な数の星が見えていて、透明度が良さそうでした。そこで、きもだめしに来ていた仲のいいHさん家族3人と、うちのNatsuとSukeの計6人で、牛岳に天の川を見に行こうと、21時頃に出発しました。22時前には牛岳に到着し、空を見上げると結構な範囲で星が見えていました。ところが天の川を見ようと展望台に上がって、さあ見ようとした頃には残念ながらどんどん雲が広がって来てしまいました。今日はもうダメかと思っていたのですが、20分もしないうちに、また雲間が見えて来て、徐々に全天に星が見えてきました。しかもこの日は天の川がかなり濃かったです。一緒に行ったHさん一家も大満足のようでした。

その時に、娘がEOS kiss X7と付属レンズで写したのが下の写真です。5枚の画像を合成しています。モノクロにもしてみました。画像処理はまだ娘には難しいので私がしました。かなり加工をしてあるので、星景写真というよりは、アート写真に近いものになっていますが、入門クラスのX7でさえこれだけ撮れてしまうので、娘もすごく楽しいみたいです。


IMG_6911_stitch_cut_NIK_tone2_shrink_web2       IMG_6911_stitch_cut_NIK_tone2_shrink_web_mono

2017/8/18 22:43 
富山県牛岳
EOS X7, 18mm, F4.5, ISO3200, 25秒固定撮影
5枚をICEで合成, Photoshop CC + Nik collectionで画像処理



23時過ぎにHさん一家は帰っていったのですが、我々はもう少し残っていました。下の南天が開けているところに歩いていくと、県天のYさんが来ていました。実はYさんは同じ日に県天に入った方で、牛岳に来るとほとんど必ず会うので、すごいパワフルな方です。この日はペリカン星雲を取っていました。

この日は子供もいたので、結局私は撮影などはせずに、0時過ぎには自宅に向かいました。家に帰って驚いたのは、今日はなんと自宅からでも天の川が余裕で見えます。もったいなかったので、少しだけ撮影しました。その時の写真です。天頂を少し超えた夏の大三角あたりです。光害があるのであまりきれいには撮れませんが、それでも自宅で天の川を撮ったのは初めてなので、画像処理までしてみました。

IMG_4222_nik_cut

撮影地: 富山県富山市下大久保, 2017年8月19日0時38分
EOS 60D(新改造, ISO3200, RAW), 露出30秒、固定撮影
SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSMを10mmで使用
Photoshop CC + Nik collectionで画像処理


夜も更けて来て、もうすばるとアンドロメダ銀河が上って来ていました。今年初見です。お気楽極楽で一枚撮りをしてみました。アンドロメダは薄雲越しです。NIKONの50mm f=1.4のオールドレンズで撮ったのですが、どうも変なオレンジ色の光が写り込んでしまうようです。ちゃんとした写真には厳しいですね。

IMG_4253_ps

撮影地: 富山県富山市下大久保, 2017年8月19日1時37分
EOS 60D(新改造, ISO3200, RAW), 露出30秒、固定撮影
NIKKOR-S 50mm F1.4
Photoshop CC + Nik collectionで画像処理



IMG_4259

撮影地: 富山県富山市下大久保, 2017年8月19日1時52分
EOS 60D(新改造, ISO3200, RAW), 露出30秒、固定撮影
NIKKOR-S 50mm F1.4
Photoshop CC + Nik collectionで画像処理


今年の夏の天気はボロボロでしたが、本当に久しぶりにまともな星空を見た気がします。これ以降も回復してくれるといいのですが。






 


今年のお盆は、毎年恒例となりつつある能登半島でのキャンプです。能登半島のキャンプは星を始める前から来ていて、今回でもう5回目くらいになります。最初のうちはキャンプ地は能登島の東端のにある松島キャンプ場でしたが、去年から見附島シーサイドキャンプ場というところに移っています。理由はいくつかあるのですが、見附島が綺麗なのがまず一番で、予約の必要ないところ、次の日泊まる満天星に近いなどがあります。

 
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今回の旅行の一番の問題は天気でした。全国的にはひどかったようですが、能登半島はそれでもまだましだったのかもしれません。見附島では雲も多かったですが、雲の隙間は結構あって、天頂付近の夏の大三角はちょくちょく見えていました。

テントサイトから見附島をとった写真です。この頃はまだ星が見えていて、水瓶座やペガススの前足くらいが見えています。

IMG_4647_NIKa

撮影地: 石川県能都町見附島, 2017年8月15日20時19分
EOS 60D(新改造, ISO1600, RAW), 露出20秒、固定撮影
SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSMを10mmで使用
Photoshop CC + Nik collectionで画像処理

この写真は夕方だんだん暗くなっていく見附島を連続で撮ったものの一枚です。約3時間分をタイムラプス映像にしてみました。時折晴れ間が見えますが、雲が多いのがわかると思います。


この写真を撮っている最中の18時半頃に、地元の人がテントサイトに回って来て、歩いて10分くらいのところで今晩20時から花火大会会があると教えてくれました。カメラはそのまま回しておいて、開始15分くらい前に花火会場を見に歩き出しました。歩く道はかなり暗いところもあって、キャンプ地では見ることのできなかった天頂付近の天の川が綺麗に見えていました。残念ながら南側の見附島方向は雲に隠れてしまっていたので、写真は諦めました。

花火大会は最初いたって普通だったのですが、驚いたのは突然花火が水平に打ち出され始めたことです。最初トラブルかと思ったのですが、パンフレットを見ると「水中花火」とか書いてあるので、多分この水平撃ちがそれなのでしょう。もちろん海に向かって打っているのでしょうが、まるで花火で攻撃しているみたいでちょっと怖かったです。

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花火が終わってから、遠くの方で聞こえる「わっしょい、わっしょい」とかいう掛け声が気になって、さらに先のお祭り会場まで行きました。来ている人は地元の人ばかりみたいで、さすが海辺だけあって船の形をした山車がすごく綺麗でした。

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キャンプ地では隣接するホテルのお風呂が使えるのですが、残念ながら昼12時から15時までと時間の制限があります。その代わりにホテルで教えてくれた、宝湯という温泉が夜22時までやっているとのことです。花火と同じ方向なので、お祭りの後にそのまま歩いて温泉までいって、一風呂浴びて来ました。音声ということなのですが、昔ながらの銭湯のようで、すごく味があります。ただしスーパー銭湯などと違い、石鹸、シャンプーリンスなどが置いていないので注意です。番台で買うことはできます。

キャンプ地に戻ると、かなり曇ってきてしまってい、早めに寝ることにしました。夜も何度か起きてたのですが、ずっと曇り空で星は全く見えることがなかったです。

次の日、朝10時頃にはキャンプ場を出て、次は子供の一番の楽しみの釣りです。能登町の市役所の前の漁港に車を止めて2時間ほど楽しみました。釣果は下のSukeが大きなキス1匹を含むベラ三匹と合わせて計4匹、上のNatsuがベラ1匹です。コテージでの晩のおかずになりました。

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今日の宿泊は、今回のメインの能都町柳田の満天星の「アストロコテージ」。

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ここで泊まるのは2年ぶりです。ここの特徴は、上から見ると星型になっている大型コテージに、なんと各コテージに望遠鏡が設置されています。しかも6棟あるコテージの3棟には、星の真ん中のとろこが2階まで行けるようになっていて、なんとそこに天体ドームがあるのです。

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玄関脇の階段を上がるところです。

今回泊まった棟は「デネブ」。設置されている望遠鏡はVixenのPORTAで、口径80mmのA80MFmmです。それがタカハシの赤道儀EM-1Sに載っているので、本格的な観測も可能です。また別棟の「ベガ」と「アルタイル」にはFC-76クラスがEM-200に載っているとのことです。こちらは8人まで泊まることができます。残りの3棟はドームはないのですが、タカハシのティーガルがおいてあるそうです。

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部屋の広さは家族4人には広すぎるくらいです。星の5つの出ているところに3つの寝室と、キッチン及び風呂になっているところ、階段と押入れとトイレになっているところがあります。各寝室は8畳ほどでしょうか。ベッドが2つある洋室が2つに、和室が一つ。和室では4人まで寝ることができると思うのですが、今回は使いませんでした。星の中央にはみんながあつまれるリビングダイニングがあり、対面式のキッチンも隣接しています。食事はないので、自分たちで作らなくてはなりません。炊飯器から、ホットプレート、トースターなどまで、一通りの物は揃っています。調理器具も食器も普通の一般家庭にあるくらいの種類と数があるので、何を作るのにもほとんど困ることはないでしょう。エアコンは各寝室とリビングに付いていますし、お風呂は壁がヒノキ張り、かなり快適です。

この日の昼間はかなり晴れていたので夜の観望会が期待できます。到着してすぐに子供二人と私はプラネタリウムに直行。妻は星はもういいと言って、食事の準備などにとりかかりました。プラネタリウムではWideBino28とこの間買ったSCOPETECHの星座望遠鏡、あと胎内で特価で買った7倍の双眼鏡を持って行きました。館内でも7倍の双眼鏡を貸してくれます。最近のプラネタリウムはきちんとくらい星まで映しているので、双眼鏡を使うと見える星がかなり増えます。私はプラネタリウムではWideBino28がお気に入りです。

外に出ると1時間の間になぜか空がすっかり曇ってしまっていました。観望会は厳しそうです。ここでは他にもペットボトルロケットを飛ばしてくれたり、色々子供が来ても飽きない工夫をしてくれています。

夜ご飯は地物とのスーパーで買った刺身が5種と、昼間に釣った魚でした。刺身ははちめという富山ではあまり聞かない魚も買ってみました。 刺身も美味しかったですが、やはり釣った魚がいちばん新鮮で、焼いてもこれがいちばん美味しかったです。

残念ながらこの日は結局曇り空で、20時半からの満天星主催の観望会は中止になってしまいました。21時頃外に出ると、星が数個だけ見えていました。コテージから満天星の方まで歩いていくと、ちょうど職員さんが帰るところで、少しお話しすることができました。基本的に二人の職員と受付の女性のけい3人で運営しているそうです。この時にコテージについている望遠鏡の情報も聞くことができました。

結局夜中に何度か起きたのですが、ずっと曇り空で今回の星は諦めました。

次の日の朝は10時のチェックアウトまでのんびりしていて、 もう一度満天星に寄って行きました。少し時間があったので、60cmのカセグレン式望遠鏡を見学させてもらいました。見学中に、ちょうど太陽が少し出てきたので、付属のFC-100で太陽の黒点を見せていただきました。もともと、娘のNatsuが小学3年生の時にここで昼間の金星を見せてもらい、自由研究で「なぜ望遠鏡で昼間に星が見えるのか」というテーマになりました。その時以来なので、もう5年もここに毎年通っていることになります。

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iPhone5で太陽を写してみました。恥ずかしながら、今回初めてiPhoneでデフォルトのカメラで露出を変えることができるのを知りました。露出を調整すると結構綺麗に写るものです。ただ、黒点はうまく写っていませんでした。次回チャンスがあれば挑戦して意味ます。



帰り道でも少し釣りをしました。釣果は妻が小さいキス一匹だけでしたが、その場にいたベテランっぽい人に30cmくらいの石鯛をいただきました。夕食は鯛の刺身にだし汁をかけた鯛飯でした。大満足でした。どなたかわかりませんが、どうもありがとうございました。

さえ、能登半島星めぐりと書きながら、普通は外すことのできない羽咋の「コスモアイル」については今回書くことができませんでした。ここは以前何回か行ったことがあるので、今回のコースには入りませんでした。星というよりは宇宙で、しかもUFO寄りとちょっと毛色が違うのですが、かなり面白い施設です。能登半島に行く際には星好きな方ならコースに入れて間違い無いと思います。昔撮った写真を一枚だけ載せておきます。

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昨日のお寺観望会に引き続き、連日の観望会です。今年もペルセウス座流星群の極大日になりました。去年は柳田の満天星で見たのですが、今年はどこで見ようかずっと悩んでいたのですが、天気予報ではどこも厳しどうですが、特に富山は完全に曇りっぽいです。南へ行く程多少いいみたいなので、子供達にもどこで見たいか聞いてみて、今年は飛騨コスモス天文台の観望会に参加することにしました。18時半過ぎに自宅を出て、実際に到着したのは19時半過ぎくらいだったでしょうか。辺りはすでに暗くなっていました。途中富山の完全な曇り空に加え、少し雨もぱらついていたのですが、神岡を過ぎたあたらりから多少雲の隙間が見え始め、木星など少し星てきました。

普通の観望会かと思っていたのですが、会場では予想に反してたくさんの人がいて、お祭りのような雰囲気でした。輪投げあり、抽選会あり、クイズ大会ありです。子供達もたくさん来ていましたし、若い大人だけのグループも来ているようでした。天気はというと、最初は雲が多かったのですが、途中一部の空がかなり晴れて、天の川も見え始めました。曇るとクイズ大会になって、晴れてまた空を見て、また曇ると次は抽選会と、天気に左右されましたが、それでも一時7、8割の空が完全に開けて、カシオペアから南に向かって大きく天の川がかかった時には皆さんさすがに感嘆の声を上げていました。

写真はクイズ大会の様子です。たくさんの子供が来ているのがわかります。

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肝心の流星ですが、うちの下の子は30個ほど見えたそうです。私も7、8個は余裕で見えました。雲に隠れていた時間も多かったので、明るく長いのが多く見えた印象です。途中写真も撮りましたが、カメラを用意してからはだんだん晴れ間が少なくなって来て、たいしたものは取れませんでした。唯一流れ星らしきものが写っていたのが、下の写真です。クリックして拡大して見ると、真ん中より少し下に二本の線が見えますが、前後の写真を見比べると下の線は人工衛星ですが、上の線は流星と思われます。北の空はあまり流星が出なかったようで、もう少し早い時間から、天頂方向を狙ったほうがよかったかもしれません。

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21時半頃で一旦観望会としてしては解散して、後片付けが始まりました。今回はたくさんの人が来ていて、この間一緒に原村に行ったS君と、その妹のYちゃん、他にも普段と違った方もたくさんいて、暴れまくっているうちの子二人の相手をしてくれました。途中天の川を見ながら、どなたかがスマホから流してくれた「君の名は。」の主題歌から始まったのか、片付けの最中もリクエスト曲に合わせて、みんなで大声で歌っていて、さながら昭和の歌声喫茶のような様相を呈していました。空がすっかり雲で覆われてしまった頃には、後片付けもほぼ終わり、結局22時半頃に完全終了となりました。

そのあと、前回の観望会の時にドームが動かなかったとのことだったので、少し見て見ました。ざっと見て、電気系統、ドームの開閉部分はそれほどおかしくなさそうです。窓が開き過ぎたり締まり過ぎたりするのを防ぐように、センサーでチェックしているのですが、センサーも問題なさそうでした。センサーがオンになるのを一旦強制解除して動かしてみると、窓が閉まる方向にはモーターも回りますが、窓が開く方向にはモーターが回りません。チェーンで窓を動かしているのですが、たとえチェーンにたるみがあってもモーターが回らないようです。どうもモータのトラブルと見込んだのですが、今回は脚立などもなくモーターまで手が届かないのと、道具もないため、次回の観望会までに一度道具を持って来て、一度モーターを外して動作チェックしてみようと思います。

結局23時半頃に天文台を出ました。天気予報を見ている限り、最初ほとんど期待はできなかったのですが、それにもかかわらず流星群と言えるくらいは満足に流れ星を見ることができました。相変わらずここでは私は晴れ男扱いのようで嬉しい限りです。代表のYさん始め、スタッフの皆様、今回もとても楽しい時間をありがとうございました。今回はあまり手伝うこともせずにほとんどお客さん気分で参加してしまいましたが、また懲りずに子供共々参加させてください。

帰り道、少しだけカブトとクワガタを捕まえに寄り道をしました。今回の成果はミヤマクワガタ雄特大を筆頭に、欲しかったカブトのメス2匹、クワガタのメス6匹の計9匹でした。ぱっと寄っただけにしては上出来です。



 

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